第6話:35日執筆_1日の過ごし方(タチマチPの場合)
タチマチPです。
閲覧者様より、
『タチマチPは実際に前述までのスケジュール管理で、どのように動かれていましたか?』
という内容にて質問をいただきました。
具体例があったほうが、より本件をご覧頂いている方に納得感が生まれるかと思いますので、下記に実例を記載しようと思います。
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【見本1】4月16日(日)
日曜日のフライングパターン
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<過ごし方>
・16:00〜17:00:アイデア練り
・19:00〜24:00:執筆
(1)4月17日(月)から連載を開始したいから、日曜日にフライングで執筆を開始しよう。
↓
(2)まずは、コンセプトで決めたフリーランスについて、多分知らない人が多いだろうから、それを説明するところから始めよう。
↓
(3)特色としては、満員電車に乗る必要がなかったり、出勤は割と自由だったり、サラリーマンがあまり知らないような別世界の働き方というのを描写することによって、差別化を図る内容を書いていこう。
【参照…第1話:序章、第2話:フリーランスの朝はやや遅い】
↓
(4)そうだ、なら主人公は満員電車に弱いという設定を追加で付けよう。仕事という面では万能という設定にしていたから、こういう弱点があったら面白いかもしれない
↓
(5)なら、そういう描写をむしろ書かないと、主人公である光希が電車に弱いと気づかないだろうなあ……
↓
(6)よし、ではその描写もアイデアでまとめておこう。
【※参照:第3話:満員電車大嫌い病】
↓
ここまで考えて、執筆を開始。
作業時間は5時間ほどで、文字数は【8000文字】を最初に作成。
※ストックを作りたかったので、日曜日ですが執筆
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【見本2】2日目:4月17日(月)
平日の過ごし方、パターン
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・9:00〜10:00:起床後の草案検討①
※タチマチPは出勤がゆっくりだから、時間は遅めだよ
(1)よし、今日からカクヨムに投稿するから、気合い入れて頑張ろう
↓
(2)昨日は主人公の光希が満員電車に弱いシーンを見せることで、弱点であり、愛着であるシーンを執筆できたぞ。
↓
(3)今日は、主人公である光希がゲーム会社と関わっているシーンを書いてみよう。ゲーム会社という環境に興味がある人は多いはずだ。
↓
(4)ゲーム会社の利点や、魅力的なことを思い浮かべてまとめよう。
【参照:第4話:大手ゲーム会社に到着】
↓
(5)よし、話の流れができてきた。ここまでを執筆しよう。
↓
ここまで考えて、500文字執筆。(計:8500文字)
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・10:30〜11:00:電車移動中、朝に考えた草案の骨組み作成
(1)朝に執筆した文章の続きを考えよう
↓
(2)スマホで書きにくいけど、骨組みくらいなら作れるだろう
↓
(3)文章を作成
200文字くらいのメモ
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・13:00〜13:30:会社の休憩中の草案検討②
(1)朝に考えたことの続きをもう少しまとめてみよう
↓
(2)ゲームの仕事で一番魅力的なことは何だろうか……やっぱり、新規のゲーム企画をすることだろうな。しかも、まだ世に出ていないような秘密のプロジェクト。
↓
(3)ゲーム会社は、他の会社よりもフレンドリーな人が多いことを描写しよう。真面目な仕事をしつつも、楽しく出来ているシーンというのは、社会人が見たらギャップを感じて面白いのではないだろうか?
↓
(4)ゲームはソシャゲは避けよう。この作品のターゲット層である20〜30代の人は、コンシューマーゲームやアーケードゲーム世代だから、そういうプラットフォームで開発するシーンを見せよう。
↓
(5)よし、今まとめたことをスマホでメモするぞ!
200文字くらいのメモ
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・22:00〜24:00:帰宅後、草案の骨組み作成
(1)よし、昨日と今日で考えた案をまとめてみよう。
↓
(2)主人公がフリーランスらしく、ゆっくりと出勤するけど、電車に弱いことをアピール。その後にゲーム会社へと行って、フレンドリーな人達に囲まれているというシーンを書こう。
↓
(3)文章作成――。2500文字作成(計:11000文字)
↓
(4)よし、一旦物語を投稿しよう。毎日投稿すると宣言して、自分自身が逃げられないようにするためだ!
↓
(5)カクヨムに投稿【第1話:序章(約2000文字)】
↓
(6)2000文字投稿したぞ。
↓
(7)さて、明日はどんな物語にするか考えよう
↓
………
……
…
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さて、上記に2パターンの執筆をした時の記憶を書きました。
ここで言いたいことは何なのかというと――
『どういう風にアイデアを考えて、執筆をしているか』
ですね。
アイデアの出し方だったり、文章の作成進行だったり。
一応は仕事でもシナリオを書いている身ではありますので、実務の例が皆様のお役に立てば幸いです。
それでは、また。
タチマチP
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