第2話:アイデア出し→書き始めの流れ

<★はじめに>

 小説執筆の肝となる『アイデア出し』に関しましては、今回の35日執筆の期間内にて管理はしておりません。


 作品の世界観設定については、正直考える時間はピンきりです。

 アイデアを練ってから35日執筆に挑みましょう。


 ただ、やはりアイデアの出し方についてもわからないという方もいらっしゃるかと思いますので、下記に私のアイデア練りのスケジュールについて簡単ではありますがまとめましたので、ご覧いただければと思います。


——————————————————————————————————

<★アイデア出し→書き始めまでの期間・必要な情報>


 私の場合、作品のアイデア考案期間は【1週間】ほどでした。

 それ以前にも、ぼんやりとアイデアは考えてはいましたけど、しっかりと仕様をまとめた期間は1週間です。


 電車で移動中とか、寝る1時間前とか、スキマ時間を利用して『キャラ名』『世界観』『テーマ』『ストーリー』についてを考えては、パソコンでメモを残していました。

 時間で言うと、1週間で累計10時間程度かと思います。


 この時間を見て、長いとか短いとか感じる人は様々でしょうけれど、大抵こんなもんです。

 長い人はもっと長いし、短い人は短いです。


 あと、アイデアをまとめる際のポイントとして――


『アイデアは100%固める必要はない』


 ということです。


 ん? なぜ100%の必要がないかって……?

 それは、ゲーム企画の仕事をした中での経験論ですが、


『作った企画が最後まで最初に考えたアイデアで作られることはない』


 ということです。


 正直な話、執筆していくうちに、やっぱりこういう展開にしたいとか、ここでキャラを増やしたいとか、途中で出てくるわけですよ。

 割と高確率で……。


 もちろん、最初の段階でそういうのが無いくらいにカッチリ決められるなら、それに越したことはないですけれど、実際に書いていくことで『こう変えたい』とか見えてくるものがありますから、そう考えると、カッチリ決めたところで無駄になる箇所というのは確実に出てきます。


 その為、本当に最低限に


******************************************************************************************

・キャラ名はどうするか

 ……名前、口調、性格、経歴


・コンセプト、ストーリーの流れはどうするか

 ……主人公達は、何に向かっているのか。それは大衆が共感できるのか


・世界観はどうするか

 ……キャラクターたちの住む世界、周りの取り巻き

******************************************************************************************


 の上記3点を決めてさえしまえば、ひとまずは大丈夫になるわけです。

 多分、最初に決めても後で変えたくなるシーンはに出てくるので、執筆を仕様で縛りすぎないという点では、敢えて見切り発車することが大事です。


 というか、企画段階で変なところで詰まって、書く前から断念というのを回避してください。

 長編作品が書けないという段階の中の人には、


そもそも案が思いつかない

→案が思いつかないから書けない


 という人がいると思います。

 そういう人はまず、


 →【時間を掛けすぎず、最低限の仕様を考える】


 というのを第一に考えてください。

 実際のところ、後は書いていくうちに細かな仕様は勝手に決めていくことが出来ると思いますので、そこまで気にしないで良いと思います。


 アイデアの準備できたら35日執筆の始まりです。

——————————————————————————————————

 さて、まずはアイデア出しのシーンから情報をまとめていきました。

 最低限を決めつつ、書き始めていくことを大事であるとまとめています。


 次回は、執筆のスケジュールについて内容説明をしていきます。

 長文の閲覧、ありがとうございました。


 タチマチP

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る