第1話:10万文字執筆で注意する事
こんにちは、タチマチPです。
前回、35日で10万文字作品を書くことが、いかに大変なのかということを説明しました。
今回は、作品を作るにあたって注意しなければいけないことを説明します。
もしも、あなたがこれから下記に記載する事を行っているようなら、
すぐにでも止めるようにしてください。
35日執筆をする前に、やってはいけないことを振り返ろう!
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★10万文字作品を書くにあたって、注意すること
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1つ目は【★10万文字作品はすぐには出来ないことを自覚すること】です。
はい、まずこれは絶対に言いたいです。
10万文字作品は、すぐには出来ないです。
すぐには出来ないです。
すぐには出来ないです。
※大事なことなので(ry
よく、缶詰をして一気に書いてやるって言う人がいますけれど、あまりよろしくない方法だと思います。
なぜなら、プロでも1日に1万〜1万5千文字しか書けないというのに、カクヨムでプロじゃない人が短期間で書けるわけないじゃんっていうことです。
※プロでも1日1万文字は苦労されていると思われます
残り1週間あるから一気にかけば大丈夫とか――
土日にブーストをかけるから――
――という人を見かけますが、詰めたところで集中力が維持できなかったり、その日に良いアイデアが出ない可能性もあります。
もしその日がダメだった場合には、スケジュールが一気に崩れ去ることになります。
ということは、その時点でスケジュールは崩壊です。
コンテストに間に合わない可能性が出てきます。
『どこかでまとめてやる』
これは、本気で執筆する場合には、絶対にやってはいけない方法です。
なぜなら――
・その日に良いアイデアが出るとは限らない
・その日に目標とした文字数が書けるとは限らない
・その日に体調が崩れないという保障はない
・長時間の作業は集中力の低下につながり、クオリティに影響が出る
というような要因があるからです。
未来の自分に期待して、今を投げ出すというのはよろしい方法とは言えないです。
学生で言えば、一夜漬けをするようなものですね。
一夜漬けして出来る人もいますけど、出来ない人のほうが大半でしたよね?
そういうことです。
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2つ目は【★途中で飽きないこと】です。
はい、これも重要です。
皆様、作品作り……途中で飽きていないですか?
2,3万文字目辺りで詰まって止めちゃったりしていないですか?
それは、作者であるあなたが、作品に対して【飽き】を感じている証拠です。
執筆をする意欲の原動力ってなんだと思いますか?
……それは【書くことが面白い】ということです。
シナリオを書いている人というのは、少なからず物語を考えるのが好きな人ばかりです。
様々な空想を脳裏に巡らせて、こういう世界でこういうキャラクターがこういうことをしたら、きっと楽しいんだろうなぁ……って考えながら、それを言葉として書き起こし、世界を作るのが楽しいのです。
飽きる要因の中で、最も心理に眠る理由として――
【途中で面白いと感じなくなった】
という内容が、可能性として挙げられます。
まあ、理由は様々にあると思います。
・書いていくうちに、興味がなくなった
・他作品と比べて、劣等感を感じてしまった
・単純に疲れた
etc……
ここで1つ言いたいこととして、
『この世で1番最初に作品を生み出した作者が、作品を世界一愛していないならば、作品が輝くことは絶対に無いだろう』
――ということ。
作者は物語を書く張本人であると同時に、その物語のファンなのです。
書くことが面白く、そしてその物語を純粋に楽しんでいる――
だから、面白い作品にして、みんなに自分の感じている面白さを分けてあげたいと思うようになるのです。
書いている本人が、作品を見放してしまったら、そりゃあ途中で止まっても致し方ないです。
作者に見放された作品は、死ぬ以外の選択肢はありません。
だから重要なのが
・キチンと物語を練ること
・自分で愛しているか、執筆前に問うこと
という2点なのです。
私は今回執筆をした『光希と楓はフリーランスの模様です』は、誰がなんと言おうとも、最高に面白い作品だと思っています。
世間が全く振り向かなくても、角川の審査員がつまらないと言おうとも、自信を持って面白いと誇っています。
だから【スケジュール通り】に頑張って作れたと思っています。
作品をちゃんと愛し続けていたからです。
途中で止まっていると言うか……そもそも、5000文字とか超えない人は、ちゃんと自分の作品を愛しているか、一度振り返ってみてはどうでしょうか?
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いかがでしたでしょうか?
10万文字作品を書けないと言っている人。
ギクッ!ってなりませんでしたか?
もしもギクギクッってなるようなら、上記の内容はぜひ注意してみてください。
次の話から、実際に【35日執筆】を私の体験談を元に記載します。
長文のご閲覧、ありがとうございました。
タチマチP
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