【ハロウィン特別企画】Crime or Treat

「この騒ぎに紛れてブツをかっさらおうってのは、まあわかるよ」高機能耐衝撃ブーツがきちんと履けているか確認しながら相良龍一は言った。「なんせ今日は街どころか市全体がお祭り騒ぎだからな」

 そうだろうそうだろう、と顔に傷跡のメイク(たぶんフランケンシュタインの怪物のつもりだろう)を描きながら望月崇が勿体ぶって頷く。「その分オマワリの数も増えているから、油断は禁物だけどな」

「その対策は私に任せてね」とんがり帽子と身体に密着したボディスーツで魔女の扮装と言い張っている瀬川夏姫がタブレット端末を操作しながら言う。「カメラの位置はタグ付けしておいたから、これを元に動いて。顔認証のゴマカシはできるけど、長くは持たないから保険ぐらいに考えてね」

「……それにしたってこのコスチューム、凝りすぎだろ。いったい何日前から準備してたんだよ?」

 やれやれうちの坊っちゃんは遊び心を知らねえなあ、と崇がわざとらしく首を振る。「どうして俺より遥かに若いお前の方が今日を楽しみにしてねえんだ? 俺なんか一週間ぐらい前からわくわくしてなかなか寝つけなかったぞ?」

「子供かよ!」

 諦めた方がいいぜ、と運転席からホッケーマスクをかぶったテシクが振り向く。「こいつら一度決めたら大地が割れたって考えを曲げないからな」

「あんただってノリノリじゃないか!」

「お前ももうちっと『祭りを楽しむ』ってことを覚えた方がいいぞ。椿姫とかいう女を見習えよ。あいつは死にながら歌ったぞ」

「そこはせめて『歌いながら死んだ』って言えよ」

「時間だ。そろそろ出発するぞ」手鏡を手にしていた(ようやく満足したらしい)崇がいきなり素に戻って言う。

「そうね。龍一、今のうちマスクに慣れておきなさいよ」

「そうだな、特注とは言え使うのは今日が初めてだからな」

 どうしてこいつらいつもいがみ合っているのに、こういう時だけは結託するんだろう、と龍一は慨嘆する。「やれやれ……わかったよ」

 傍らのそれを被ろうとすると鼻の頭に皺を寄せた夏姫に邪魔された。

「何だよ?」

「どうせならお決まりのアレも言ってよ」

「そういうもんなのか?」

「そういうもんだよ」期待に満ちた眼差しで見つめてくる崇と夏姫に、龍一は腹の底から溜め息を吐いた。

「わかった、わかったよ。言えばいいんだろ。お菓子をくれなきゃ……」龍一はカボチャのマスクを被りながら言った。少し頭を振り、ずれないかどうか確認する。「……身ぐるみ剥ぐぞ」


「……さすがに人、増えてきたねえ」

「ねー」

 夕闇の迫る商店街、大通りを極彩色の衣装で練り歩く人々を見て、新田真琴は級友のひら佳澄かすみと顔を見合わせた。

「ていうかこの街、こんなに人いたんだ……」

「僕たちもその一人だけどね」

「それにしてもまこっち、夏用の浴衣を使うとかアイデア賞じゃん」

「コスプレに使えそうな服、これくらいしかなかったんだけどね」頭に白の三角巾と白く染め直した浴衣で幽霊に扮した真琴は苦笑いする。「それに、さすがにこの格好だとちょっと寒いよ」

「そりゃそうだわ」

「……ところで佳澄の格好、それ何? ドラム缶のコスプレ?」

 失礼な、と佳澄は眼鏡の奥の目をぐるりと回して胸を張った。「見てわかんない? パンジャンドラムに決まってるだろ!」

「見てもわかんないよ」真琴は冷静に突っ込んだ。

「そろそろ行こっか。まこっちのお母さん、門限に厳しいんでしょ?」

「そ、そうだね、絶対に9時までには帰るっていう約束でオッケーもらったんだし」

 2人の少女は歩き出した。人はますます増え、かなり大きな通りなのに、既に人波をかき分けるようにして歩かないと進めなくなっている。

「わ」タコとイカと半魚人に扮した3人組に突き飛ばされ、よろけて転びそうになった真琴は不意に誰かに肩を支えられた。

「大丈夫かい」

「す、すいません」立ち直って礼を言おうとした真琴は、聞き覚えのある声に眉をひそめた。「その声、もしかして……龍一さん?」

「……君かあ」相手は相手で驚いたらしい。はたして、真琴の遥か頭上でカボチャのマスクをずらし半分だけ素顔を見せたのは、見覚えのある青年の顔だった。

「龍一さんがここにいるってことは……夏姫さんも?」

「あー……いや、それは……」

「あら、真琴ちゃん! こんな偶然ってあるのねえ」

 龍一の背後から顔を覗かせたのは、魔女に扮した夏姫だった。

「お2人とも……また『仕事』ですか?」

「何とも言えないな」龍一は露骨に目をそらし、夏姫は片目をつぶってみせた。

「んふ、それはまさに言わぬが花って奴ね。じゃ、お友達によろしく」

「まこっち、今の人たち誰? あんなカッコいいお兄さんや綺麗なお姉さんと知り合いだったんだ!」

「う、うん……お父さんの仕事の知り合いでね」嘘ではないが本当とも言えない説明で真琴はお茶を濁した。まさか家に強盗が入ったところをヘリで一本釣りされたんだ、とはさすがに言えない。

 あまりの人混みに龍一の傍らに苦労して並んだ夏姫が、やや硬い声で呟く。「真琴ちゃんまでこの中にいるんじゃ、いつにも増して真剣に取り組まないとね」

 そうだな、と龍一は頷く。「……爆弾テロなんて、起こさせてたまるかよ」


「今回かっぱらうブツはな、爆弾だ」崇が出し抜けに放り込んだのはその言葉だった。どうせこちらの度肝を抜くつもりだったのだろう、とはわかっていたが、聞き流せるような内容でもなかった。「『ミマナ・ガーディアンズ』の残党が在日外国人相手の無差別テロを計画中らしい」

 龍一は思わず立ち上がりそうになった。「あいつら……あれだけ痛めつけてやったのに、まだ懲りてなかったのか」

「懲りたら死ぬ連中なんだろうよ」

 ミマナ・ガーディアンズ――通称MGはその名の通り、未真名市を拠点とするアマチュアの自警団だ。市周辺の治安悪化も手伝って一時は数百人規模まで膨れ上がり、警察に次ぐ民間の治安維持組織として注目を浴びていたが、その実態は在日外国人商店への襲撃などを秘密裏に行う排斥団体であり、女性メンバーへの暴行を含む重犯罪が発覚して急速に衰えた。もちろん龍一と崇もその排除に一役買っており、MG排除の動きには未真名市警察の何らかの思惑――有り体に言えば勢力争いを感じないでもない。

「痛めつけられた上に警察から指定暴力団体とみなされて、合法路線では先行きがないことをようやく悟ったんでしょうね」夏姫が冷静に言う。「ま、そこから無差別テロに一飛びで達するかは別として」

「もしかして警察の方から、百合子さんに依頼を持ち込んだんじゃないのか?」

「かもな。あるいはご当主の方から何らかの取引を持ちかけたか。そこまではわからない」何にせよ、と崇は表情を改める。「まずマンパワーが必要になるな」

 テシクが考え込みながら言う。「それもそれなりに使える奴らがな――MGの思想的シンパは多い。完全に封じ込めるには、かなり綿密な連携が必要だろう」

「嬢ちゃん、例の〈オラクル〉くんだかちゃんだかの協力は頼めそうか?」

「いけそうね」タブレットに向き合いながら夏姫。「この都市そのものがの身体みたいなものだもの。二つ返事で乗ってくれたわ」

 悪くない出だしだ、と崇は頷く。「となると次は実行力だな。〈ヴィヴィアン・ガールズ〉に頼むか」

「……都市戦闘なら最適手だしな」複雑な顔をしつつも龍一は頷く。

「〈オラクル〉がMGの想定される拠点を割り出し始めた……この広さだと、自動車爆弾の整備場かしら?」

「自動車爆弾か」火器や爆弾に詳しいテシクが端正な顔を歪める。「空軍の爆弾並みに強力で誘導ミサイルよりも遥かに安くて精密、しかも極めて。広範囲に被害をもたらす貧者の兵器だ。それを使うってことは、MGも一線を越える覚悟があることになるな」

「俺たちもそれなりの準備をした方がいいんじゃないのか?」

 お前に心配されるまでもねえよ、と崇は肩をすくめる。「ちゃんとお前の新兵器も用意してあるから心配すんな」

「俺の何だって?」

 これだよ、と崇は足元の耐衝撃ケースを開けた。籠手ガントレットを思わせる金属製のグローブとバックパックを半透明のチューブでつないだ潜水器具のような機器だ。一見すると、何の用途に使うのか想像もつかない。

「これを俺に使えって?」

「他に誰が使うってんだ。そっちの肩をすくめてる娘っ子か? すかした顔で運転してるテシクか?」

「適材適所ね」魔女の扮装の夏姫が肩をすくめた。テシクは俺を話の種にするのはやめてもらおうか、と言わんばかりの仏頂面で運転を続けている。


 ――押し合いへし合いしながらのろのろと前進を続ける仮装行列の背後に、明らかに足取りが他の群衆とは違う人影が近づきつつあった。かさばる衣装の下には、旧ソ連製の対人地雷を数ブロック分編み込んだ自爆用ベスト。さらに無数の釘と鉄球を埋め込み、広範囲への殺傷力を増してある。

 どこかにいるはずの仲間の目を意識しながら、自爆用ベストの安全装置を解除しようとした時――

はそこまでだよ」耳元で響いた少女の声にぎょっとした瞬間、後頭部に凄まじい衝撃が走った。一瞬で意識が遠のく。

「すいません、この人具合が悪そうなんです。通してください」2人の少女が大の男を苦労して両脇から抱えている姿に周囲は驚き、大人しく道を開けた。苦労しながら、彼女たちは路地裏へ男を運び込む。大きく舌を垂らした南国の魔女のマスクを外した少女が大きく息を吐いた。「間一髪だったね、スミ」

「間一髪じゃなかったらあたしたちは今頃木っ端微塵だよ、サニ」ロシアの一つ目妖怪に扮した少女も肩で息をしながら同意する。

「……リュドミラたちの方は上手くやってるかな?」

「上手くやってるだろ。隊長を信じろよ」

「そうだね。私たちもこうして生きてんだし」


 極彩色の人々が練り歩く表通りと対照的に、ゴーストタウンのように静まり返ったオフィス街の地下駐車場から一台のワゴン車が滑り出てきた。方向を転じ、商店街へ走り出そうとした時――遥か上空から黒い影が落下してきた。

「はいそこまで」

 黒い影、カボチャのマスクに全身を黒いマントで覆った龍一は、耐衝撃ブーツでワゴン車のルーフに着地した勢いそのままで垂直に拳を振り下ろした。

 籠手に似たグローブから発射された衝撃波が車体を直撃した。車体が一瞬浮き上がり、ガラスというガラスが全部外側に向かって爆ぜ割れた。バーストしたタイヤが路面を叩き、ワゴン車は路肩のゴミ箱を蹴散らし電信柱にぶつかって停まった。車内の男たちは全員気絶している。

「……よくできてるな、これ」

【暴徒鎮圧用の衝撃ショックカノンを改造した。お前にはぴったりのおもちゃだろ?】ヘッドセットから崇の得意げな声。

「それにしても、衝撃でよく爆弾が炸裂しなかったな」

【炸裂しなかったんだから大丈夫だろ。その調子でどんどん試せ】

「あんた結果論の鬼かよ」龍一はマスクの内側で溜め息を吐く。


 スコープの中で血飛沫が散った。

アジーン

 双眼鏡を手にした少女の傍らで、声もなくライフルを構えた眼帯の少女が次弾を装填する。

ドヴァー

 装填。

トリー。全滅だよ、リュドミラ」

「観測手お疲れさん、ルツカ」

「どういたしまして。あいつら、分隊支援火器ミニミまで持ち込んでたよ。あれで通りを掃射するつもりだったんだな」

「一月前から少しずつ物資を運び入れてたらしいね。用心深い連中だな……それも今ので無駄になったけど」

「それにしてもすごいね、〈オラクル〉って。こうもばっちりMGのアジトを割り出せるなんて」

「すごいし、おっかないね。それがあたしたちに向けられることを考えると」ライフルを分解しながら眼帯の少女は呟く。「だから高塔百合子は信用できないんだよ。そんな化け物まで味方につけるなんて」


「……成否どころか定時連絡も寄越さないとはどういうことなんだ!? 誰か応答できる奴はいないのか!?」

 未真名湾岸地区全自動化学プラント群の一画、トレーラーの運転席で無線を手にして喚いていた男は、一しきり喚いた後沈黙した。やがてハンドルを握り直し、アクセルを踏み込もうとした瞬間――

 こつこつとフロントウィンドウがノックされた。ぎょっとして顔を上げた男は、逆さになってこちらを見下ろすカボチャのマスクをした大男と目が合い、押し殺した悲鳴を上げた。

【お菓子をくれなきゃ……】懐に手を入れた彼の顔面を、ガラスを突き破った巨大な拳がまともに打ち砕いた。「殴るぞ」

【龍一も結構ノリノリじゃない?】

「るせ」昏倒した男の顔面を鷲づかみにして車外へ放り出し、龍一はするりと代わりに運転席へ収まった。「ヴィヴィアン・ガールズの方もうまくいったみたいだし、後はこの粗大ゴミをどうするかだな……」

【……龍一、まずいわ。もう爆弾が作動してる!】

 龍一は天を仰いだ。「予定の時間になると無条件でタイマーが作動するタイプか。あいつら、味方すら信用してなかったんだな」

【龍一、すぐそこから逃げて! 今、ジャミングが効くかどうか試すから……】

「無駄だよ。外部から妨害されないためのタイマー式だろ。それより、港までの最短ルートを出してくれ」

【……まさか】

「水中での処理を試した方が確実だろ? このサイズなら、一区画が吹っ飛ぶしな」龍一はアクセルを踏み込んだ。トラックが振動し、ゆっくりと速度を増す。

 無数のサイレン音が龍一の耳に入ってきたのはその時だった。倉庫街の彼方から、無数のパトカーが殺到してくる。

 どうにでもなれ、と龍一は半ば捨て鉢にトレーラーを突進させた。鼻面で引っかけられた不運なパトカーが玩具のように横転するが、間髪入れず他の車両が殺到してくる。「できればその警官魂、1時間ぐらい前に発揮してほしかったよ……!」


 龍一に運転席から放り出されてアスファルトの上を貼って逃げようとしていた男の足の上を、角を曲がってきたRV車が無慈悲にも通過した。生木をへし折るような音が響く。

 声も出せずにのたうち回る男を振り返り、運転席から崇が陽気な声をかける。「痛そうだな。早いところ病院へ行かないと死ぬぞ」

「た、頼む……救急車を呼んでくれ……」

「その前に教えろよ。ほっときゃ手を下すまでもなくくたばるお前らに資金だのアジトだのを提供したのは誰だ? このプラント群〈西海ジーンテクニカ〉の参加企業だろ? 愛国ビジネスの行き着く先が多国籍企業の下請け暴力屋か?」

「し、知らない……そいつも誰かの代理人なんだ、誰に雇われたかなんて……俺たちはガイジンどもを吹っ飛ばすついでに、もう一個余計に仕掛けてくれって言われただけだ……」

、ねえ」崇の目が剣呑な光を帯びた。「いやありがとう。俺が聞きたいことはそれだけだよ。俺たちのスポンサーからの伝言だ――お前らなんか地獄に落ちろとよ」

 崇は車を後退させて男の上を通過した。悲鳴がやんだ。


 とうとう拳銃からの発砲が始まった。数発の弾丸がサイドウィンドウを貫通し、そのうちの何発かは龍一の耳元や腕をかすめた。恐怖に縮み上がっているのに、頭の芯は冷えている。おかしいな、と思う。俺にはやらなければならないことがあるはずなのに、こんなことをしている。どうでもよくなったのかな? それとも高塔百合子への義理立てだろうか。それも違うな、と思う。たぶんこれは馬鹿げた見栄、自分にこの程度のことができなくてどうするという、馬鹿げた見栄だ。

 パトカーを蹴散らし、トレーラーが最後の咆哮を上げた。黒い水面が目の前に迫る。覚悟はしていたものの、龍一は思わず目を閉じた。


「……報告は以上です」

「浅薄な外国人排斥運動の結末が自分たちの願望とは真逆の結果をもたらすことを、彼らが知ったらどんな顔をするだろうな? まあ、これを機に排斥が激化しても、私としては痛くも痒くもないのだが……どちらに転んでもいいよう、手は打っておいた。高塔家当主とのコラボレーションのようになってしまったのは何とも複雑な気分だがな」男は少し黙った。「まあいい。次の案件に取りかかろう」

「はい。〈犯罪者たちの王〉の御心のままに」


 龍一が毛布にくるまって震えながら熱すぎる甘酒で舌を焼いていると、傍らに夏姫が座った。「お疲れ様。過酷な水泳大会だったわね」

「まったくだよ。俺の人生にこれ以上のドラマとアクションはいらない」

 龍一が困惑したことに、夏姫はしばらく黙った。どうしたんだ、と思っていると、やがて彼女はぽつりと言った。

「やっぱり似てるわね」

「何が?」

「あなたたちが。龍一と百合子さんが」

「俺と? 百合子さんが? どのへんが?」

「……わからなくていいのよ。でも、一つだけ覚えておいてね。あなたの人生は確かにあなた一人のものだけど、あなた一人のものじゃないってこと」

 意味がわからず首を捻っていた龍一の口に、夏姫は物も言わず飴玉を一個押し込んだ。

「一つぐらいはハロウィンらしいものが欲しいでしょ」目を白黒させている龍一の前で彼女は立ち上がる。「大変な一日だったわね。まあ、いつもって気がしなくもないけど。……おやすみなさい」

「お疲れさん。ご当主がもう今日は上がっていいってよ」夏姫と入れ違いに室内へ入ってきた崇が胡乱な顔になる。「……どうした。何でまだそいつを後生大事に被ってんだ? そんなに気に入ったか?」

「ほっといてくれ」龍一がカボチャのマスクを被ったままそう返事したのは、赤くなった顔を見られたくなかったからだ。

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