第27話;触るわ、撫でるわ

「ほ~、こいつぁ、上等な脚じゃね~か」

 ほとんど股の辺りまでめくりあげ、白い太ももがあらわになりまして……


「だから、言ったでしょ。お里さんは幽霊なんかじゃないって」

 六平が一生懸命説明する。


「いやいや、こいつぁ、目の錯覚かもしれね~」

 だが、このスケベ~ジジー、六平の言うことなんか聴く気はない。


 何しろ、根がスケベ~なジジーですから、お里の白い太ももを触るわ、でるわ。舐め回すわ。


 今なら間違いなくセクハラで訴えられるような有り様で……





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る