第24話 姪との会話
先日、柿ピーを食べていると姪が生え出した少ない歯をチラチラ見せながら近寄ってきた。
「ちょーらぃ」
舌足らずな言葉でも言いたいことは分かるが、ニコニコ笑う顔から覗く歯の数を見るととても渡すことはできない。
「まだ早いでしょ!これ何だか分かってるの!?これはピーナッツ。これは柿の種」
世に出てきて1歳4ヶ月といえど丁寧に指で示して説明してみた。
「あ~ね~」
「………。本当に分かってるの?」
人差し指を立ててニコニコと返答してきた。
「ワン モア」
そんなこと教えた覚えのない身としては偶然って怖いと思うことにした出来事であった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます