安らぎの風 Ⅲ


シオン「じゃあ私は買ってきたもの置いてくるので、ベル姉様先に行ってますね?」

ベル「あぁ行ってらっしゃい。」

メイド長「置いたら皆でご飯ね~?」

そう行ってメイド長も行こうとする

ベル「メイド長、少し時間いいかな?すぐ終わるのだけども。」

メイド長「うん、大丈夫だけ…」

メイド長が言葉をいいおわる前に僕は小袋を差し出した

ベル「Happy Birthday、少し早いのだけれどもこの前2人で街を出た時にメイド長が可愛いと言っていたお店で見つけたものなんだ。」

メイド長「え、え?なにこれ、嘘…。」

ベル「開けて見てもいいよ。」

そう言うとメイド長は丁寧に小袋を開け中身を見た

中に入っていたのは水瓶座をモチーフにされた星座のアクセサリーのようなもの

ベル「僕もそれ、いいなぁと思っててメイド長に似合うと思ったから買ったんだけど気に入ったかな?」

迷惑だったかな、変に気持ち悪いかなと心配をしたいたのだが

メイド長「…ありがとう本当に、ありがとう!ベルさん好き!」

ベル「!?!?いや僕もメイド長好きですけどもいきなり過ぎてびっくりしました。」

メイド長「びっくりはこっちのセリフだよ…やる事が付き合ってる人みたいだよ惚れる。」

冗談言える程嬉しかったのかと

僕も渡してよかったとひと安心した

ベル「じゃいつでもメイド長迎えに行けるよう修行しておきます。」

僕も冗談でお返しをする

サプライズは無事成功したと言ってもいいだろう

シオン「2人共~お熱い所ですがご飯ですよ~こっちが冷めちゃいますよ?」

ドアから顔を覗かせてるシオンが僕の顔をみながらブイとピースしてきたので

僕も平常心でピースを返した


メイド長「は~い、今行きますよ~!」

と、言いながら僕の手を引きシオンの元へ

ドアを開ければメイドの皆も居た

今はこの温かい場所が僕の居場所である


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