このすば世界・考察編04:ウィズ編

このすば世界・キャラ考察編01:ウィズと愉快な仲間たち


私が大好きなウィズさんです。

永遠の20歳のアイドルです。

しかし中の人は永遠の17歳。


このすば世界で最強戦力だと思ってます。

相性などはあると思いますし、かなり贔屓の目も入っていますが。

それでも以下の記述をご覧いただければ、ある程度は納得して頂けると思ってます。


元・アークウィザード。

二つ名は氷の魔女。


ベルディアと遭遇後に、バニルとの取引によりリッチーとなる。


リッチーに関する考察は後程に述べるとして、一先ずは我が妄想の中での生前のウィズに関して記します。


我が二次創作では孤児設定。初級魔法は生きる為に身につけたんですね。

未だ幼い時に、魔王軍のテロ活動で両親を亡くします。

孤児院のお世話になるも、魔王軍に対する恨み辛みでアークウィザードになって冒険者となる。

ハンスの台詞で、「昔はオレ達を狩りまくっていた」という説明がありますが、人間に擬態してテロ活動をする特殊部隊を目の敵にしていたと思います。特にそのトップとして君臨していた魔王軍幹部であるハンスは警戒していた。エネミーサーチというスキルはその為に取得したか開発したんでしょう。


そして、魔王軍の全てを憎んでいたわけでもなかった。だから、幹部が潜むと聞きつけてダンジョンに潜り。バニルとの初めて遭遇を果たした時は。問答無用に攻撃するのではなく、ある程度は事情や話を聞いた上で闘った。


ベルディアに挑んだのも、あくまでハンスを打ち倒す為に幹部がいると聞きつけた結果、闘うことになったのでしょう。あと一歩のところで取り逃がし、死の呪いを受けましたが。


ウィズと一緒に死の宣告を受けたであろうパーティーメンバー。

スピンオフでは少なくとも4名いるようです。

ブラッド、ロザリー、カレン、ユキノリ。

おや、どうやら勇者候補がいるようですね。少なくとも1名。もしかしたら2名かもしれませんね。

しかし、水の女神からチート能力だか装備品だかを貰い、冒険者となった転生者がメンバーにいるにも関わらず、このパーティーではウィズがリーダーと明言されてます。

余程に努力して魔術を極め、技を磨いたのでしょう。チート能力を凌駕するくらいに。当時の人類最高の到達点。魔女の二つ名も伊達じゃない。

ボードゲームがある世界なのに、げーむを知らなかった…幼い頃から他人と一緒に遊ぶ暇を惜しんで、魔術の道を極めるために修練を重ねていたんでしょう。


此処で誰かに師事を受けていたか如何かが問題になりますが…おそらく、独学だったと思います。リッチーとなった後のウィズが弟子をとった描写が無いんですよね。魔王との契約が終わった後は、独り寂しく朽ちるつもりだったのでしょう。


そんなんだから、バニルはどうにも放って置けなかった。500年は生きた悪魔にしか興味がないと豪語する、あのバニルさんがですよ?

恐らくウィズ自身が何かしらの破滅願望を抱えていることを見抜いてたと思います。永く生きることは辛く寂しいことであると、誰よりもバニルは理解していた。

だから、web版の最終章で、再びウィズがアクアに浄化されそうになった時に、自らの身を勧んで差し出した際には、初めは身を呈して庇ったものの、最終的にはウィズの意思を尊重して、歯軋りしながらも身を引いた。


しかし、自分と同じような破滅願望を抱えるにしても、まだ数十年しか生きていないのに、何でそんなに潔いのだと。困惑している部分もあった。もう少し人生を愉しめよと。そう思うのも無理からぬ話です。


ウィズの種族は、ただの人間でしょう。この世界は、耳の丸いエルフもいますけど…髪の色は茶色だし。それに、バニルが唯の人間だと明言しています。地獄の公爵、七大悪魔の第1席が唯一、初めて実力を認めた人間です。


しかし、どうすればウィズを愉しませることができるのか、あまり解らなかった。ダンジョン構築の契約を交わしたけれども…知り合いのリッチーを紹介する、という事で納得してしまった。バニルとウィズの間で交わされた契約の、正しい内容も気になりますが…ダンジョン構築のお手伝いをする、ということだけで、知り合いの紹介もお手伝いの内に入るのでしょう。


全てを見通すはずの、自分の読みが外れてしまい…自分の気持ちにも困惑しつつ、彼は途方に暮れていたと思います。

そして、web版ではウィズと一緒に無双してましたが…本当に楽しそうでしたね。あの展開が書籍版で、また来るという前提で、只今の前日譚を書き連ねております。

この世界のレベルは魂の記憶だそうです。

例え、不死王の手によるレベルドレインが無くても…記憶喪失ポーションを上手く使えば、同じ様なことが再現できると思います。


さて。

ウィズはリッチーに成った後にパーティーメンバーの誰かと再開するような描写が為されていますが。

私の二次創作中では、カレンとユキノリだけが、ウィズのお店で再会した。そういう事になってます。

ウィズに想いを寄せていたブラッドは大物賞金首との激闘の末にお亡くなりになってます。

ロザリーは少し別の形で死んでます。

2人とも現在も存命しているかのような描写も綴られておりますが…私の妄想の中では、間違いなく死んでおります。

まぁ、冒険者なんてそんなもんです。

このすば世界は意外と残酷です。


出生率を下げるサキュバスが疎まれて。

産めよ増やせよが推奨とされる時代です。

再会した冒険者仲間のご夫婦も、

2人の間で1人だけ産んで終わりにしたとは思いません。少なくとも2人。

先に書いた前日譚の冒頭ではとりあえず3人としましたが、もっと子作りしていたかもしれません。

きっと、冒険者を引退した後で何らかの現代知識を用いて商売を始めて家族を養っていたと思います。

何故か味噌とか醤油もあるみたいだし。

米と麹があれば、日本酒があったのも頷ける。

麹菌は大昔は猛毒を生産する病原菌でしたが、進化の過程で毒性を完全に失いました。

その辺のスクリーニングはこのすば呪術があれば大丈夫でしょう。

日本酒の発酵も複雑な過程がありますが…これも、このすば呪術で解決です。

なんて素晴らしいのでしょう。


さて。此処まで軽く、私の中のウィズについて述べたので、次に彼女の用いるスキルについて紹介します。


a. 魔力探知

紅魔族の項目でも述べた、ウィザード職の才能ですね。

魔道具を仕入れる際の判断基準としても用いているようです。


b. 生命力探知

アンデッド固有のスキルですね。アクアのことはキラキラ輝いて見えるんじゃないでしょうか。


c. 初級魔法

書籍版のアルカンレティアでフリーズを使ってました。


d. 上級魔法

インフェルノやライトオブセイバー(LoS)、ボトムレススワンプがこのカテゴリか。ウィズのLoSは魔王城の結界が破れます。最低5枚はあった結界をです。紅魔族でも不可能だそうです。

アクアでも2、3枚になってやっと隙間を開けることのできる結界です。

計算上は、ウィズのLoSなら、杖無しの威力半減状態でもデストロイヤーの結界も破れます。


e. 爆裂魔法

杖を装備しためぐみんが放つ、威力上昇などのバフを付けたシロモノを、ウィズは杖も指輪も装備しない素手の状態で純粋に威力だけで上回りました。


f. オリジナル?魔法

カースドクリスタルプリズンとかですね。

紅魔族はフリーズバインドを良く使ってます。

トラップサーチやエネミーサーチもオリジナルかなぁ…初級中級上級の、全ての魔法を覚えたゆんゆんが、全く使う素振りを見せないんですよ。それができれば、紅魔族コンビが9巻でカズマの潜伏スキルや敵感知スキルに頼る必要が無いんです。


g. ドレインタッチ

吸うだけでなく、逆流もできるようです。


h. テレポート

ランダムと定点の両方ができるようです。


i. 状態異常無効

サキュバスのチャームが効きませんでした。

単に魔法防御が高いだけかもしれませんが。


j. 物理攻撃無効

コレだけでかなりヤバイですね。一介の冒険者がダメージを与えるにはミスリル装備が必須のようです。


k. その他の固有スキル

カースドネクロマンシー。

これを使わなくても瘴気による周囲のアンデッドの覚醒はできる様です。

他にも霊視やアンデッドとの対話。

死霊を成仏させる魔法陣も描けるようです。

回復魔法が使える魔道具も開発できたりと…まるでプリーストの様なスキルも身につけている様ですが…なんでこんなスキルを身につけたのでしょう?

まぁ、ある程度の予想はしていますが。その仮説は前日譚で明らかにしようと思います。


他にも、触るだけで状態異常にする攻撃。

書籍版では名言されていないですが、web版では不死王の手というスキル名がありました。レベルドレインはできるのでしょうか?


私の中ではリッチーは、半死半生半霊体です。


web版では、身体を霧や蝙蝠に変えることのできるヴァンパイアを、ウィズは明らかに下位と見なしています。おそらく、このすばリッチーは他作品で見られるように霊体化が可能で、壁抜けとかもできるんじゃないかと思ってます。


ゴーストやレイスも物理無効でドレインタッチが使えるっぽいです。生者との意思の疎通もできる…空気を操り、音を伝える手段があるようです。幼子のゴーストは力が弱いのか、風を起こすイタズラくらいしかできませんが。お酒が飲めるのはなんでかよくわかりません。


しかし、リッチーがこれら霊体系アンデッドと明確に異なる点は、肉体も有することで物理的に干渉できる強力な手段が存在する、パッと見ただけでは生者との見分けが全くできない。これらの事実が他の霊体系アンデッドと明確に位を画すのでしょう。


生者と死者と霊体の、全ての特徴を有する究極のアンデッド。それがリッチーなんです。


l. 対悪魔用の呪い

呪術も使える様ですね。


m. 魔道具開発

ポンコツメイドゴーレム。

デメリット無しの回復魔法の再現道具。

テレパシー能力の付与帽子。

他にも色々と作っていそうです。

魔道具製作にせっせと励んでいるのは、子供が作れない欲求を代わりに満たしたいからだと思っています。


ざっと、ウィズのスキルを記述しました。


最後に、ウィズがどうやって単騎でデストロイヤーを撃破するのか、その方法について紹介します。

まぁ、結果論ではあるんですが。


1. アクセルより遠く離れた北西の方角で、デストロイヤーを待ち構えて、ライトオブセイバーで結界を切り裂く。


2. テレポートでアクセルに帰還する


3. マナタイト結晶なりドレインタッチで魔力を回復しつつ、爆裂魔法で片側の脚4本を吹き飛ばす。


4. デストロイヤーはバランスを崩して移動できなくなるが、脚は残るので熱暴走などは起きない。万が一に自爆モードになったとしても、マナタイト結晶でアニメ通りにテレポートでコロナタイトを処分して。熱暴走し始めてもマナタイト結晶でテレポートで帰還して、さらにドレインタッチなどで回復しつつ、爆裂魔法で処分する。


ただ、単騎でデストロイヤー撃破するのを目撃されると、リッチーなのがバレたり、バレなくても最低限は魔王討伐に行けよと周りから言われることになります。


タイマンでバニルと死闘を繰り広げた時もそうですが…自分独りで勝手に決めて、己の生命や魂を犠牲にしてでも、独りだけで突っ走る。それだけの実力を持っているからこそ、許される行為ですが…とっても危なっかしい性格です。そういうのもあって、バニルさんとしては放って置けないんでしょう。


ウィズとしては成る可く避けたかったのでしょうが…しかし、個人的にはこの作戦を実行しようとしていたんだと考えてます。


その根拠。デストロイヤー警報でギルドに冒険者が集まった時。

ウィズが遅刻したんですね。


個人的な妄想では…警報が鳴った瞬間に、デストロイヤーのある方角に急いで向かって待ち構えていました。

しかし。アクセルの街の様子を生命力探知で伺うと、どうも様子がおかしい。逃げる人々の数がとても少ないのだ。そして、ギルドの方角にはキラキラ輝く女神の光が。

何か他の策があるのではないかと、慌ててテレポートで帰還して。その為に遅れてギルドに到着したのではないかと思ってます。


そう。つまり。私の妄想では、ウィズも爆裂テレポートコンボが使えます。

ウォルバクと同等です。女神クラスなんです。


流石に爆裂魔法1発とテレポート2回分の魔力のストックは無かった様なので、カズマからドレインしましたが…

ウォルバクなら、それも可能だったかもしれませんが。それは彼女が神様で、魔王軍や悪魔の信者から魔力の供給を受けているからです。


私の妄想のウィズは女神クラス。実はこれも、前日譚の中では重要な要素です。



次回の、このすば考察はバニルかウォルバク、あるいはアクア。この辺りを記述しようと思います。

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