第6話「ボス戦と初の眷属」
ボス戦の前に俺のステータスを公開しておこう。
大和田 慧(男)
種族 黒竜帝
Lv Error
体力・・・Error
魔力・・・Error
攻撃力・・Error
防御力・・Error
スキル・・「月影の魔眼」「武帝術」「竜帝魔法」「隠蔽」「暴食」「無限収納」「創造魔法」「竜帝化」「無詠唱」「合成魔法」「消滅魔法」「爆裂魔法」「スキル無効化Lv10」「隠密」「体力自動回復」「魔力自動回復」「スキル統合」「時空魔法」「暗黒魔法」「眷属化」
称号・・・召喚されし者、勇者、復讐者、美の女神の加護、竜帝に至りし者、自重を知らぬ者、空間を操りし者、竜を統べし者、竜殺し
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「月影の魔眼」
鑑定と千里眼、魔力視認が統合されたスキル。神以上の存在である竜帝に必要かどうかは、甚だ疑問であるが。
「武帝術」
戦闘に関すること全てが敵なしになる。全ての武器の扱いが完璧になる。
「竜帝魔法」
竜帝にしか使えない魔法。大体何でも出来てしまう。
「暴食」
捕食が進化スキル。ステータス上昇値が上がった。
「時空魔法」
時間魔法と空間魔法が統合されたスキル。
「暗黒魔法」
黒竜帝にのみ使用が許される魔法。他の生物が使うと、この世から存在が消えてしまう。
全てを闇に封じる事が出来る。
「眷属化」
他の者を自身の眷属に出来る。眷属になると不老不死になり、ステータスが上昇する。
主に対して不利になるような事は言えなくなる。
「竜帝に至りし者」
人の身で竜帝に至った者に送られる称号。不老不死になる。
「自重を知らぬ者」
自重を知らない者に送られる称号。
「空間を操りし者」
空間を自由に操ることが出来る者に送られる称号。
「竜を統べし者」
竜を統べることが出来る者に送られる称号。
「竜殺し」
竜を殺した者に送られる称号。
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そう、ここまで来る途中になんか凄そうな竜と俺は出会っていた。
そいつを倒して肉を食べると、今までにない程の激痛が走り、また俺の意識は落ちた。
そして目が覚めると、俺は竜帝とか言う神を超える存在がになっていたのだ。
ついでに言うとステータスもバグっていた。
この世界では神<竜帝という図式が成り立っている。(よく分からない)
古代の書物から分かったことらしく、理由はまだ解明されていない。
曰く竜帝は神よりも強い。
曰く竜帝が神を創り出した。
という感じの諸説はあるが。
まあそれは置いといて
扉を斬って入った俺の前には、めちゃくちゃビビっている、真っ白で神々しい感じのドラゴンがいた。
「いや、ビビり過ぎだろ………あ、そうか。俺は竜帝だったな。」
しかし、俺の価値観はこの世界に来て変わった。敵か味方か、ただそれだけである。
敵ならば一切の容赦をせず滅し、味方ならば全力を持って守る。そんな極端な価値観だ。
ということで
「お前は俺の敵か?」
『滅相もございません、我らが王よ』
聞かれたドラゴンは全力で首を横に振る。
「なら、俺の眷属にならないか?丁度スキルを試すために、眷属になりそうなのを探してたんだよ。」
『有り難き申し出。この竜皇、貴方様の眷属にならせて頂きますぞ。』
普通の魔物は喋ることが出来ないが、高い知性を持つドラゴンは上位竜以上になることで念話を使えるようになる。
そのため、こうして意思疎通が可能なのだ。
あと、ドラゴンは魔物の部類には入っていない。
ちなみに、竜の上下関係はこうなっている。
下位竜<上位竜<竜王<竜皇<竜帝
個体の多さは真逆になり、竜王と竜皇は各属性に1体ずつ。竜帝は1体でどんな色になるのかは分かっておらず、今まで確認された事が無いらしい。
「眷属化!」
目の前のドラゴンが光に包まれる。感覚的に目の前のドラゴンとパスが繋がった気がした。
「これでお前は俺の眷属だ。これからよろしく頼むぞ。」
レクス(♂)
種族 白竜皇
Lv 83
体力・・・853715/853715
魔力・・・796842/796842
攻撃力・・627814
防御力・・628439
スキル・・「威圧」「竜魔法・白」「爪術Lv8」
称号・・・白の竜皇、慧の眷属
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「威圧」
相手を威圧して怯ませることが出来る。格上には効果が無い。
「爪術」
爪を使う攻撃が上手くなる。
「白の竜皇」
聖属性の竜皇になった者に送られる称号。
「慧の眷属」
慧の眷属になった者に送られる称号。
====================
『畏まりました、我が主よ。』
「必要な時は呼ぶから、お前はここで最下層のボスを続けてくれ。」
ちなみにこの時、俺のスキル欄に眷属召喚が追加された。効果は文字通りである。
俺はそう言って、返事を待たず転移の魔法陣の上に乗った。
この魔法陣は上に人が乗ると起動する。転移場所はランダムだが、団体で乗った時は同じ場所に転移するらしい。
俺に反応するか少し不安だったが、無事に起動したようだ。
この転移魔法陣は古代の技術と言われていて、今の技術では再現出来ないようだ。
目の前が真っ白になり、気がつくと俺は草原に立っていた。
「反応してくれて良かったぜ。さてと、ここはどこだ?場所が分からないと動こうにも動けないし…」
そう呟いていると、遠くから剣戟の音が聞こえた。
「あー、テンプレの予感がする。とにかく行ってみるか。」
俺は音のしたほうこうに向かって走り出した。
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