普段だらしない俺が女神さまに助けられつつ勇者を目指す話。1話目

「ふぁ〜、よく寝た〜!」

俺・遠谷影虎はいつものように目が覚めた。


「あ〜、宿題終わらしてねぇや。とっととやんねぇと。」

寝ぼけ眼でそんな独り言を言ってみる。


やっと眠気が取れたので、ベッドから降りよう。


ん?


「なんで床がこんなにも緑なんですカネ…」


明らかに色が変化している。


どこからか風が吹いてきた。

とても心地が良い。




あれ、


俺ん家って風が吹くような開放的な家だったっけ…??


おかしい。

色々とおかしい。

何がどうおかしいかなんて分からんが、とにかくこれは異常事態だ。辺りはどうなってるんだ。これでいつもの家だったなんてことがあるはず!! って…


「え…??」


そこは、

広大な原っぱでした。




俺、どうした?? 何があった??


いや、そもそも俺ん家はどこいった!?

てか、ここどこ!? 私、誰!?

なんでこの俺がこんなことに!?



「うへへぇ…。」


そんな変な笑い声が俺の口から無意識にあふれ出たのは、それから間もなくほとんど全てを理解した時だった。


―――――――――――――――――


はい、異世界生活の始まりです。


一応、主人公のステータス

名前…遠谷とおや 影虎かげとら

年齢…18

性別…男(今んとこ)

身長…172cm

体重…68kg

職業…高校生(今んとこ)

部活…陸上部(だった)


その他諸々、分からせる設定がありますので、それはその時に。



では、学舎へ行かねば。


思いつきでもこれ位は書けると知ったこの頃。

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思いつきの短篇たち。 黒驢 @966_KURORO

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