実在の陰陽師師をモデルにして作品中に霊的な事を脚色しながら描かれてると伺い、読んでみました。霊的なモノに憑かれていく様子、憑かれている人から漂う気配の描写にリアリティがあり、本物に近いと思います。オドロオドロしくも主人公はアッケラカンとして重くならず、楽しく読ませて頂きました。