第39話 2/5

キーワード「プロ野球、ふたご、日本語検定、笑顔」


とにかく、プロ野球で野球がしたくてアメリカからやって来た。アメリカから望んで日本のプロ野球界で活躍したいと思うことに人々は良く思わなかった。日本語検定を受けて、日本語の響きやそのニュアンス等を身につけて日本人の魂を身につけようとした。相変わらず、日本語は難しいけれど、子ども達の笑顔は素敵だと思う。僕は双子の兄弟に野球を教えて欲しいと言われた。「お兄さんは、どうして日本に来たの。そんなに野球が上手いのに。」「金が全てではない。僕は日本の文化が好きだからね。」そうして二人にピッチングを教えた。数年後に彼らが最高のバッテリーになるとは知らずに。半年しか活動しなかった伝説のメジャーリーガーのJoshefin Albertはそのように語った。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る