キミとの約束。

手紙を読み終えた私は

その内容にビックリして


読み始めたときに流れた涙も

止まってしまっていた。



義母「ルカちゃんのこと、

あの子はよく見てたんだね。」


そう、優しく微笑むお義母さんを見たら

止まった涙も溢れて止まらなくて



「お義母さん……っ……ごめんなさい…

辛いのは、私じゃなくて、

お義父さんとお義母さんなのに……っ」



自分がしようとしていたことの重大さに

ようやく気づいた。



義父「何があっても、

ソウスケの後を追うなんて言わないで。

ルカちゃんのことも、

我々は自分の子のように思ってるんだから。


ソウスケだって、それをわかってるから、

我々の元に来てやってほしいなんて

言ったんじゃないかな。」



お義父さんにそう言われた後、

3時間以上も泣き続けた。

お義父さんもお義母さんも

自分たちの方が辛いはずなのに

慰めてくれた。






だからソウスケとの約束。


お義父さんとお義母さんの元に、

これからもずっと来るよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る