キミの想い。

その手紙はとても長くて、10枚くらい入ってた。

(あまりにも長いので少しだけ……。)




『ルカへ


この手紙を読んでるってことは、

もう俺はこの世に居ないのかなぁ。

ルカには言ってなかったことがあるんだ。

信じてくれないかもしれないけど、

ちょっとした予知夢じゃないけど、を、

俺は見ることができるらしくてね、

この手紙を書くほんの少し前に

俺が死ぬかもしれないと思って、

ルカに手紙を残すことにしたんだ。

少し長くなるかもしれないから先に謝っておくね。


ーーーーーー


俺はルカのことが大好きだよ。

ずっとずっと愛してる。

けど、この気持ちを直接伝えることはもうできないみたいだからこの手紙にいっぱい詰めました。


最後に、もし俺が居なくなって寂しくなったら父さんや母さんに会いに来てやって。

ルカのことだから父さんや母さんのどちらかに俺を重ねて更に寂しくなるかも知れないけど、ルカはきっと俺が死んだら俺の元へ来たいと思うでしょ?

そんなの嫌だから、俺が居なくなっても俺を感じてもらえる父さんたちのところで寂しさを多少でも埋めて、新たな恋に進んでほしい。


お願いだから、後を追うなんてしないで。

ルカが生きててくれること遠くで祈ってます。


ソウスケ』

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