キミの元へと。

少し強めの風が吹くビルの屋上で


ソウスケと過ごしてきた街を見下ろしながら


涙が枯れるまで泣き続けた。



私「ソウ……スケッ……!

なんで、いなくなっちゃったのっ…ひぐっ!」




もう会えない


誰も守ってくれない


これ以上自分で自分を守れない……











私『ごめんね、ソウスケ。

少し早いけど、今から会いに行くから。』




目を瞑って

一歩、また一歩と五歩程歩いて


次の一歩で落ちれる



その瞬間









プルルルルルッ




私の運命が変わる音が鳴り響いた。

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