ぴぃぃ(卵可愛い。乱暴軽薄そうだけど面倒見いい男が世界を救うまで)

卵を出すとその卵の中身を見るまで見るのを止められないみたいな理論を見たことがあるんですが、そんな感じでなんなんだろうなあとタイトルの卵の中が気になりつつ、裏で進行していく深刻なお話に引き込まれて、いつの間にか最後まで読み終えていました。

ラウルがラスボスを救い、卵を守れたのは、彼の元来の面倒見の良さと女性好きゆえなのかもしれないな。と卵とラスボスのキャラクター像を見て感じたりなどしました。恋愛的なアレではないんだけど……上手に言えないな。色んなキャラクターが出て来てそれぞれの物語を感じつつも、彼じゃないと救えない物語だったのかなと思います。

気になる卵の中身は……実際出されると、事前に出て来た卵の仲間とかラウルのキャラクター的にそう収まるだろうな。って思うけど意外に感じました。なんかずっと動物的な姿で想像してたので。

卵の隠し場所が一番予想外かつ笑えたかもしれないです。卵の隠し方といい、過去といい、ラウルは色んな要素のあるキャラクターで一口に言いにくい男ですね。単純なお父さんとか女たらしとも言い難い。