猫は2匹と2人


くま「…ない、なあああああいいいい!」

ドタバタとくまが騒いでいる

やださん「んもぉ〜何騒いでるの?くまちゃん」

くま「駅前のスイーツ店で買った数量限定のプリンがないんだよぉぉお!」


呆れた様にやださんがくまを見ている

やださん「寝ぼけて食べちゃったんじゃないのぉ?」

くま「ああぁ、、そうか…ってんなわけあるか!きっとあの泥棒猫達の仕業だな!とっ捕まえてやる!」


怒りの足音と共にくまは裏庭へ向かう


やださん「ほんと、短気な男はモテないわよ〜」

紅茶を飲みながらやださんは髪の毛をくるくると指でいじり始めた


くま「ゴラアアアァァァアア!泥棒猫供!また俺のプリn……」


ガラガラ 教室のドアが開く


やださん「あら、くまちゃん帰ってくるのが早いわね?隊長にでも倍返しにされた?」


くま「いや。別に…」頬をぽりぽりと指でかくくま


不思議に思いやださんが裏庭を覗きに行く


やださん「あらあら…んふふ、これじゃまるで猫が4匹ね。」


日向ぼっこでもしてそのままなのだろうか

あず「んにゃ…プリン……にゃぁ」 ベル「ぶそうこうこ…つぶ……す…」

仲良く信長と光秀は丸く寝ており

あずとベルは大の字でのびのびとお昼寝をしていた


やださん「くまちゃんも優しいのね〜」


くま「うるさい!」


くまさんは今日も優しい


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る