第80話 冬のコンティリーブ
※今回はオムニバス形式の3本立てです。
収穫祭が終わると、コンティリーブに冬が訪れた。
空獣の住む北の山脈から押し寄せる風は冷たく、冷え切った大地は緑の草原から枯草へと変わる。
気の早いパイロットは休暇のために南へと旅立ち、コンティリーブの冬の始まりは、秋に比べると少しだけ寂しくなりつつあった。
【その1
今年の収穫祭の一番の話題は、当然の事ながらロイドの告白だった。
途中でフルートの拉致というトラブルに見舞われたが、それでも笑いのネタとしては面白かったので、当の本人以外の村中の話題になっていた。
そして噂は広まり、当然の事ながら告白対象だったフランシスカが噂を聞きつけた。
「どういう事だ!!」
フランシスカの怒声がドッグに響く。
正面から怒鳴られたアークが指先で片耳を塞ぎ顔を顰めた。
アークの横に居るフルートは、収穫祭の時にこんな面白い出来事があったと知って、秘かに自分も聞きたかったと思っていた。
「突然ケツに何かを入れられたような声で叫ぶなよ。鼓膜が破れるだろ」
「黙れ!! こ……この……」
フランシスカが怒りのあまり、言葉が続かず拳を震わる。
「別に良いじゃねえか。パコパコ嵌めてるところを見られた訳でもねえし……それとも、見られた方が興奮するタイプか?」
「馬鹿な事を言うな!!」
「それに首謀者は俺じゃねえ」
「お前も解説をしていたと聞いたぞ!」
「あの場の流れでな。それにベッキーだって特別ゲストで参加してたから共犯だぜ。むしろ、アイツの方が面白がっていたぞ」
「ぐっ……アイツめ……」
アークに言い返されて、フランシスカが舌打ちをする。
「だけどよぉ。お前、ロイドの事をフったんだって? 付き合っちまえば良かったのに、何で断るかねぇ……」
「私もその意見には賛成ね」
アークが肩を竦めていると、離れた場所で会話を聞いていたルイーダが会話に加わった。
ちなみに、彼女の部下の6人娘は、興味深々で聞き耳を立てていた。
「ルイ姉さんまで……」
「経緯は私も実況を聞いてたから知ってるけど、ちゃんとフランの事も考えているし、そこそこ良い男だと思うわよ。まあ、うちの旦那には負けるけどね」
「中年ババアが惚気てんじゃ……グオッ!!」
最後まで言わせず、ルイーダが裏拳をアークの顔面に叩きこむ。
「……バカ」
不意の一撃を喰らって床にぶっ倒れたアークを、フルートが見下ろして一言呟いた。
「このアホはともかく、アンタもそろそろ結婚を考えないと、本当に行かず後家になるよ。そうなると人生が辛いわよ~~」
「あははっ。そんな、結婚しないだけで、人生が辛くな……」
ルイーダの脅しにフランシスカが笑うが、その途中で相手が本気な事に気付いた。
「え……マジで?」
ルイーダが真顔で頷くと、フランシスカは笑うのを止めて、ゴクリと喉を鳴らした。
「女は30を過ぎると、結婚していないだけで後ろ指を刺されるわ。それに、年老いたら将来はアレよ」
ルイーダの視線が横にズレる。
この場に居る全員が彼女の視線を追うと、その先には、椅子に座って煙草を呑気に吹かしているマイキーの姿があった。
「……最低だ」
フランシスカが自分の父親を見て、露骨に嫌な表情を浮かべる。
「正直言って、ああなったらお終いよ」
ルイーダの話にアークとフルートがウンウンと頷く。
「それに、あの日から毎日病院へ見舞いに行ってるみたいっじゃない。という事は、まんざらでもないんでしょ」
「なっ……何故、知ってる!?」
フランシスカが驚いてルイーダを凝視する。
「アンタは大柄な美人なんだから、何もしなくても目立つのよ」
アークとフルートが彼女の巨乳を見て再度も頷いた。
「それに、旦那が言うにはレイブンに乗っていると、管制塔の連中が色々と教えてくれるらしいわ」
「クソ、出かけてくる!!」
「どこへ行くの?」
「管制塔だ!!」
フランシスカがルイーダに怒鳴り返してからドッグを出て行った。
その彼女の様子に、ドックに居た全員が出口に向かって合掌する。
外に飛び出したフランシスカはバイクに跨ると、爆音を響かせて管制塔へと向かった。
その30分間後、管制塔から救援を求めるラビットの無線がコンティリーブ全域に発信された。
【その2 赤い髪の少年とナージャ】
サンドイッチの販売を終えたレッドは、宿屋の裏庭で石に腰掛けて空をぼーーっと眺めていた。
アホみたいに口をポカーンと開けていたと思ったら、突然深く溜息を吐いて頭を掻きむしると、再び空を見上げていた。
今のレッドは初恋相手のフルートを思い悩む、思春期真っ只中の少年だった。
レッドは収穫祭の時にフルートを見失って、その後で彼女が拉致されたと知り、助けられなかった事を悔んでいた。
そして、フルートと会話をしている時も、彼女が自分を全く見ていない事に気付いて、酷く落ち込んでもいた。
ちなみに、レッドの母親が宿屋の中から恋に悩む息子の様子を見てニヤニヤ笑っているのだが、彼は全く気付いておらず、レッドが大人に成った時に笑いのネタにされるのは間違いなかった。
レッドが何度目かの溜息を吐いていると、裏口の扉が開いて、疲れた様子のナージャが現れた。
「あ、ナージャさん、おかえりなさい。今日の狩りはもう終わり?」
「ん? レッドか。今日は午前中に大物を狩ったから、午後は休みになった」
ナージャが井戸から水を汲みながら、ぶっきらぼうに答える。
ダイロットの家族とルイーダの教え子達は、コンティリーブに来てからずっとレッドの両親の宿屋に宿泊していた。
空獣狩りのパイロットに憧れているレッドは、無口なダイロットよりも、言葉は乱暴だけど実は優しいナージャから、空獣狩りの話を聞くのが好きだった。
そして、レッドとナージャは親しくしている内に、姉と弟の様に仲良くなっていた。
「こんなところでボケーっとしていて、今日はサボリか?」
顔を洗ってさっぱりした様子のナージャが、レッドに話し掛ける。
「配達は終わったよ。最近は飛行場の職員と数人に売ったらお終いだから、帰りが早いんだ」
「確かに、ギルドで屯してるおっさんの数は減ったな」
空獣狩りギルドでサンドイッチを販売しているレッドだが、冬に入ってからは、コンティリーブから離れるパイロットが増えてきて、購入者の大半はギルド職員と飛行場関係者が殆どだった。
「それで、何を悩んでいる? 私に話してみろよ」
そう言って、ナージャがレッドの横に腰掛ける。
レッドは彼女に相談すれば、うやむやな気分が晴れるかもしれないと考えて、悩みを打ち明ける事にした。
「と言うことなんですが……」
「うーーん……恋の悩みか……私の苦手なジャンルだな」
レッドの話を聞いたナージャが、腕を組んで顔を顰める。
「ナージャさんって、恋愛とか、あんまり関わらないっぽいからね」
「ば、馬鹿を言うな。私だって恋愛の1つや2つ、経験はある!」
慌てて言い返すナージャだったが、実は嘘。
彼女は父親のダイロットが好きで、他の男には全く関心がなかった。俗にいうファザコンという奴である。
「そうなんですか?」
「お。おう!! 何でも教えてやるぞ」
話を真に受けたレッドが輝く瞳で見つめると、今更嘘と言えないナージャがさらなる自爆を続ける。
「じゃあ、質問だけど。やっぱり、女性のパイロットって強い男性に憧れるんですか?」
「ん? んんーーそうだな。それはあるかも」
彼女の考える男性はもちろんダイロット。恋愛とは少し違っている。
「やっぱり、そうなんだ……」
「まあ、あれだ。もし振り向いて欲しかったら、強い男って奴を見せれば良いんじゃないか?」
「強い男を見せる?」
「自分がどれだけ凄い男かってのをアピールできる奴が、女にモテる男なんだと思う」
「なるほど、凄い男かぁ……それで、ナージャさんが考える凄い男ってどんな人ですか?」
「私のか!?」
「うん」
自分のタイプを尋ねられてナージャが慌てる。そして、出した答えが……。
「た、例えば、大食いとか?」
「お、大食い!?」
レッドが予想外の返答に驚くが、彼女はそれに気付かず話を続ける。
「大食いって事は、それだけ働いているって事だからな!」
「な、なるほど……?」
頷いているが、何かが違うと思うレッド。
「あとは、我慢強い男ってのも良いな」
「我慢強い男ですか?」
「ああ、雪の降る日にパンツ1枚で外に出て「今日は暖かいな」ぐらい言えるヤツが居たら、マジで凄えと思う」
もし、この場に他の誰かが居たら、それは凄いの意味が違うとツッコんでいたけど、残念な事に誰も居なかった。
「確かに、それは凄いと思うけど……」
「だろ?」
「う……うん」
ナージャの押しに、レッドが頷く。
「だけど、一番凄い男になりたいなら、やっぱりエースになる事だな」
「エースかぁ……免許もない僕じゃ何年も先の話だなぁ……」
落ち込むレッドに、ナージャが肩を竦める。
「だけど、お前は丁度良いじゃないか」
「どういう事?」
「だって、フルートはエルフだぞ。エルフの成長は人間の倍遅いんだから、お前がパイロットになってエースになる頃には、フルートの体も大人になってる筈だ。付き合うなら丁度良いと思うが、そう思うのは私だけか?」
「なるほど!!」
ナージャの話を聞いて、レッドの希望に光明が差した。
彼は座っていた石からひょいと降りると、彼女に頭を下げた。
「ナージャさん、ありがとう。今は無理でも、何となく希望が見えてきた」
「お、おう? 良かったな!」
礼を言われたナージャがたじろいでいると、レッドは彼女に手を振って裏庭から立ち去った。
「まあ、ガンバレや」
ナージャはそう呟くと、元気になったレッドを思い、楽しそうに笑った。
翌日。寒空の下を薄着で過ごしていたレッドが風邪を引き、その原因となったナージャは、レッドの母親とルイーダの説教を正座で受ける事になった。
【その3 ギーブからのプレゼント】
マイキーのドッグで、アークとフルートがフランシスカを交えて、ワイルドスワンの改造計画について話していた。
「機銃はお前がルイ姉さんから買ったのを、春までに交換する」
「もうちょっと早く出来ないのか?」
アークの抗議にフランシスカが首を横に振った。
「人手が足りん。諦めろ」
「はぁ……担当する戦闘機よりも、彼氏の戦闘機を優先か。冬になったばかりなのに、お前だけ先に春が来て良かったな、クソビッチ」
「ば、馬鹿野郎!! アイツとはそう言う仲じゃない!」
「いい加減、認めてやれよ。一応命の恩人なんだろ」
「それと付き合うかは、話が別だ!!」
2人の会話を横で聞いていたフルートは、ポーカーフェイスを維持していたが、心の中ではロイドを応援していた。
そして、彼女はひっそりと、ルークヘブンのロジーナに手紙を送って、フランシスカに春が来た事を伝えていた。
「いい加減、この話は終わりだ。それよりも、もう1つの問題……降下時に機体がブレるという件だが、話を聞いた時から原因は分かっている。問題はペラとエンジンだ」
「ペラとエンジン? エンジンは最新を積んで、ペラはタイガーエロシャークから作った奴だぜ?」
「タイガーエアシャーク。何でも下ネタに持って行く性格は、何時か訴えられる」
フルートがアークの間違いを指摘すると、フランシスカが苦虫を嚙み潰したような顔をした。
「残念だがセクハラで訴えても罰金刑だけだ。それでもって、コイツは罰金なら余裕で払える程、稼いでいる。いくら訴えても、下ネタが治らないのは確定だ」
「今度、トパーズさんにセクハラは銃殺刑にするよう交渉してみる」
「やめとけ。それをやったら、コンティリーブからパイロットが消えるぞ」
フランシスカの指摘に、アークが他人事の様に頷いていた。
「さて、冗談はこのぐらいにしよう。先ほどの話だが、お前の言う通り、ペラとエンジンの性能が良いおかげで速く飛べるが、装甲自体は普通のままだ。ワイルドスワンがブレる原因は、パーツの耐久度が部品ごとにちぐはぐで、バランスが悪いからだ」
「落下している時は速度メータぶっち切って、時速800Km/h以上は出てるからな……」
「亜音速で飛び回っていたら、普通はペラかエンジンの方が先に逝かれるのだが、コイツもお前と同じで常識外れなんだろう」
フランシスカはそう言うと、ワイルドスワンを見上げて溜息を吐く。
「それで、解決策はあるのか? 俺は速ければ速いほど良いんだけど、後ろで照準がブレるってうるさいんだ」
アークがフルートを親指で指さすと、彼女は横目でジロリと睨み返した。
「急降下攻撃ばかりするアークにも問題がある」
「高度からの一撃離脱は卑怯の基本だぜ」
「歪んだ性格が飛行に現れてるとも言う」
「そう褒められると、照れるからヤメロよ」
アークとフルートが冗談を言い合っていると、マイキーのドックに来客が来た。
「お? 居た居た」
「3人共、久しぶり」
アーク達が振り返ると、そこにはルークヘブンに居た頃、アークとフルートが護衛をした、ビックとスモールの双子ドワーフが立っていた。
「ビックにスモールじゃねえか。相変わらずひ……いや、何でもねえ」
「何だよ、1度口に出したら最後まで言え」
アークが言い淀むと、ビック眉を顰める。
「じゃあ言うわ。相変わらずヒデエツラだな」
「言わせなきゃよかった」
アークの冗談に、双子が呆れていた。
「それで何しに来たんだ。まさか、こんな辺鄙のど田舎まで、風俗観光に来たって訳じゃねえだろ」
「もちろん、ここへ来る前にネオアルフで1発済ませて来たから安心しろ」
「スヴァウトアルフのドワーフも中々良かったぞ」
「相変わらずのデブ専か?」
「「デブじゃねえ、ぽっちゃりだ!!」」
アークに向かて双子のドワーフが、声を荒らげ言い返す。
「なあ、フルート。昔からドワーフとエルフの仲が悪いって言うじゃん」
「確かに昔からそう言われている」
「だけどさ、最近思うんだけど、それってただ単純に、異性の見た目の好みが真逆なだけじゃねえのか?」
「……それは分からないけど、アークとビックさん達は、性の乱れが酷すぎて、種族関係なしに女性は全員引く」
フルートの指摘にフランシスカが頷き、アークが首を傾げ、ビック達はアークと一緒にするなと騒いでいた。
「それで、ここに来たのは、お前に届け物だ」
「俺にか?」
スモールの話にアークが首を傾げる。
「お前、前にウルド商会へワイバーンの素材で何かできたら、ヴァナ村のギーブっておっさんに素材を渡せって依頼していたらしいな」
「……そうだったっけ?」
「確かにしていた」
記憶のないアークの代わりに、話を覚えていたフルートが答える。
「フルートちゃんも酷い相棒を持って大変だな」
「穢れない様に気を付けている」
「確かに、この性格に慣れたら女としてお終いだ」
ビックが労うと、フルートの返答にスモールが頷いた。
「それでだ。ワイバーンの鱗から新しい合金が出来たらしい。何でも今までよりも強度があって軽く、しかも柔軟性もあるから、戦闘機の素材に丁度良いらしくてな」
「ほう?」
その話にフランシスカが興味をそそられた。
「ウルド商会は律儀にお前の依頼から、その合金を仕入れてヴァナ村まで持って行ったんだ。まあ、実際に運んだのは俺達だけどな」
「それで、ギーブからワイルドスワンの翼を作ったって連絡を受けたから、わざわざ運んできた」
ビックは言うとフランシスカに何かの設計図を渡し、スモールがアークに請求書を渡した。
請求書を受け取ったアークが封を開いて書かれた金額を目にした途端、「はぁ!?」と大きな声を上げた。
「チョット待て。何で翼だけで、3000万ギニーもするんだ!? 最新の戦闘機が余裕で買えるぞ!!」
「何だこりゃ!?」
アークが驚いていると、設計図を開いたフランシスカが、驚いて大声を出した。
「こ……これって、もしかして可変翼なのか?」
「可変翼?」
フルートの質問に、フランシスカが設計図から目を離さずに頷く。
「速度によって翼の角度が変わるんだ」
「そうなるとどうなるの?」
「高速飛行時や加速時に翼幅を小さくて抵抗が少なくなるから、振動が発生しにくくなる。逆に低速時や離陸する時は、翼を広げて揚力を高めるんだ。これで先ほどの問題も解決するかも知れん」
フランシスカが説明していると、「ウルセエな」と思いつつも、こっそり話を聞いていたマイキーが、奥から現れて会話に加わってきた。
「さすがギーブだな。可変翼は昔、軍用機で採用する案もあったんだが、コストとメンテナンスの難しさで不採用になった構造だ。一般機に使うなんて発想は余程の馬鹿か、金持ちじゃねえと思い浮かばねえ」
「親父……」
マイキーがフランシスカから設計図を奪い取り、図面を見ながら感心したように頷く。
ちなみに、マイキーの話を聞いた全員が、「余程の馬鹿」の方に1票入れていた。
「なるほど、速度計と高度計をリンクさせて、自動的に翼を開閉させているのか。うむ、手間は掛かるが出来ない事もないな。しかも、可変翼なのに今までよりも軽量化されてやがる。相変わらず化け物としか言いようがない才能だ……それで、その翼はもう運んできたのか?」
「もちろんだ。翼の部品と、その設計図。それと、他の外壁にも使えって合金を余分に持ってきたぜ」
ビックの返答にマイキーが満足げに頷く。
「分かった。アーク、支払ってやれ」
「簡単に言ってくれるぜ」
アークがマイキーをジロリと睨み返す。
「問題ない。それだけの価値がこの翼に宿っている。もしかしたら、ワイルドスワンは音速を超えて空を飛ぶぞ」
「はぁ……仕方がねえな。フルート、割り勘でいいな」
「うん!!」
呆れるアークとは逆に、フルートが嬉しそうに頷き返す。
彼女は、今までよりも速く飛ぶかもしれないワイルドスワンを夢見て、目が輝いていた。
こうして、雪の降る冬の間にワイルドスワンは改造されて、新たな戦闘機へと生まれ変わった。
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