各シンドロームにおいて最もメジャーかつ有効な最適解を記してくれている。
特に中級者になり、強い組み合わせや定番の組み合わせを知りたい場合などは重宝する記事になるだろう。
各種サプリメントの情報も合わせて記載されているため、必要な資料を参照しやすい。
唯一残念な点は、DX3においてロマン型や独自の組み合わせ型といった「強くないけど楽しい」エフェクトの選び方に関する記述がない点である。
分かりやすさと引き換えなのは仕方ないが、画一的なキャラクターの量産ではTRPGは面白くない。
本作品の読者の方には、著者の方が著された「強い雛型」を体験した上で、独自のキャラクター性を追求していってほしい。