ダブルクロス３ｒｄ シンドローム考察・寸評

『IA環境』・独断と偏見の割かし良く使うユニークアイテム早見表

　各シンドローム別の専用ユニークアイテムについてはそれぞれの寸評に簡単にコメントを書いているため、省略する。基本的に通常ステージで使用出来るものだけを紹介する。

「決闘者の剣」　白兵武器

　コストパフォーマンスに優れた強力な白兵武器。

　IA環境はデータ量が非常に多いため、相対的に別の選択肢も増えているが、相変わらず使いやすい武器に違いはない。

「STRIDER」　白兵武器

　装備してるだけで戦闘移動が5m増える。

　IA環境でも、移動距離問題を抱える白兵屋の選択肢になるだろう。

「神木の丸太」　白兵武器

　大幅なナーフを受け、攻撃力が激減した。

　運用できないレベルではないが、前環境ほどの猛威を奮うことはもうないだろう。

「混沌なる者の槍」　白兵武器

　コストパフォーマンスに優れた強力な白兵武器。

　2種以上のシンドロームのエフェクトを組み合わせて殴ればダイスが3個増える。

　これは並のダイス増加エフェクト1個分と同程度かそれ以上の効果量である。　

　クロスブリード以上の白兵屋なら、採用を検討してもいいだろう。

　これもデータ量が増えた関係で相対価値が変化しているが、決して弱い武器ではない。

「スネークブレイド」　白兵武器

　射程変更機能が付いている白兵武器。

　任意でダイスを1つ減らして、射程を15mまで伸ばせる。

　移動距離や攻撃射程で悩む事が多い白兵屋には嬉しい武器。

　価格も概ね相応である。

　対抗馬の「ワイヤーウィップ」がナーフを受けたため、相対的に価値が高まった。

「バトルガーディアン」　白兵武器

　エフェクトを使用した攻撃とガードの値をそれぞれ増加させる特殊な武器。

　適当なガード値増加エフェクトを1つ握るだけでも素のガード値が8になる。

　攻撃力も増加効果込みで11もあるため、普通に強い。

「リングオブライフ」　白兵武器

　マイナー消費で侵蝕率を増加させて3d10のHP回復。回数制限なし。

　HPで耐えるタイプのガード屋なら選択肢に入るかもしれない。

「シザーリッパー」　白兵武器

　特殊な装甲無視効果を内蔵した白兵武器。

　価格は割高だが、どのシンドロームでも白兵装甲無視攻撃を行える点が嬉しい。

　ただ、装甲無視の条件が若干特殊であるため、採用する際は注意が必要である。

「ファランクス」　白兵武器

　マイナー使用で攻撃力を上げる盾。

　そこそこのガード値で値段も手頃。

　なお、この攻撃力増加効果は、この武器で攻撃しなくても適用される為、使い勝手が良い。

「ブリンカー」　射撃武器

　対象が必ず単体化するデメリットがある射撃武器。

　しかし、相手のドッジダイスを4個も減らせるため、命中に不安があるビルドでは選択肢の一つになる。

　しかも、えらく安い。

「試作レーザーライフル」　射撃武器

　驚異の射程1000mでしかも同一エンゲージ攻撃可能。

　装甲も固定値で無視する。

　ブラックドッグ以外が持つと性能低下。

「ストライクチップ」　射撃武器

　マイナー使用でエフェクト使用攻撃時の判定ダイスを増やす射撃武器。

　射程が短めだが、癖のない素直な性能をしており、使いやすい。

　命中問題を抱える射撃屋の選択肢の一つ。

「レッドテンペスト」　射撃武器

　攻撃力22の上に射程300mという冗談みたいなステータスを持つ武器。

　決して安いわけではないが、それでも攻撃力22は価格以上の破壊力である。

　HPロス、至近不可、両手持ちとデメリットもあるが、軽すぎる代償である。

「RMAアーマー」　防具

　IA環境では大幅な調整が加えられた防具。

　行動値増加効果はセットアップ使用の上、1シーン1回となった。

　装甲も大幅に下げられたが、それでも行動値が欲しいビルドでは相変わらず選択肢の一つである。

「カースドクロース」　防具

　RC達成値と、RCを用いた攻撃を強化する防具。

　二つのエフェクトの抱合せと考えれば、概ね妥当な価格である。

「ダークテスタメント」　防具

　暴走時に大幅強化される防具。

　なんと暴走中にドッジ可能になる。

　しかも判定ダイスが全部4個増えてダメージまで増加する。

　限定的な暴走対策とも言える効果であり、ドッジを視野に入れているビルドなら選択肢に入る。

「スカットラー」　ヴィークル

　行動値が低下しない珍しいヴィークル。

　搭載火器を使用する際は、採用候補の一つになる。

「ロードビースト」　ヴィークル

　攻撃のダメージが3D10も追加されるヴィークル。

　デメリットとして、攻撃時に1d10のHPロスが発生するが、些細なリスクである。

　攻撃力も高いため、運転攻撃ビルドで猛威を振るう。

　ただ、非常に高価であるため、そこだけが泣きどころである。

「デモンズシード」　一般

　前環境から引き続き強力な、エフェクト最大Lv増加アイテム。

　IA環境でも引き続き活躍するだろう。

「レトロバイザー」　一般

　行動値を下げる代わりに射撃達成値を増加させるアイテム。

　命中問題にあえぐ射撃屋にはありがたい一品。

「Rストリーミング」　一般

　マイナー使用でシーン中、メジャーの判定ダイスを2個増やしてくれるアイテム。

　一度使うだけでシーン中効果が持続する上、値段も安い。

「ウィンドスカーフ」　一般

　持ってるだけで行動値を3も増加させてくれる嬉しいアイテム。

　しかも安い。

　汎用行動値確保手段として、あらゆる環境で重宝されることになるだろう。

「強振のピアス」　一般

　持っているだけでダメージが1d10増加するアイテム。

　しかし、技能Lvを固定値として計算しなくなるというデメリットがある。

　ダイスとC値で殴るビルドなら然程気にならないため、火力がほしい時の採用候補になるだろう。

「ウェポンデリバリー」　一般

　1シナリオ1回の上に調達判定が必要だが、仲間の攻撃力支援が可能になるアイテム。

　メジャーを食う都合上、採用できるビルドは限られる。

　逆に言えば、メジャーが空いているビルドを組んだときは、採用を検討しても良いだろう。

「リーサルシャイン」　一般

　武器作成エフェクトや素手データ変更エフェクトの攻撃力を増加させる。

　IA環境ではこれらのエフェクトが大幅強化された為、効果量が若干物足りなくなった。

「サイドリール」　一般

　エフェクトを組み合わせた射撃武器攻撃の命中とダメージを強化する。

　雑に強いアイテムであり、特に命中に不安があるビルドで役に立つ。

「ストレンジフェイズ」　一般

　RC攻撃の判定ダイスを3個増やす。

　単純に効果量が高い。

「アシミレートウェポン」　一般

　非常に珍しいレネゲイドビーイング専用アイテム。

　常備化武器をオリジンのLvに応じて強化出来る。

「怨念の呪石」　一般

　セットアップに自発的に暴走し、その暴走中だけ攻撃力を強化する。

　単純に効果量が高く、暴走利用ビルドでなくても普通に強い。

　ただ、あくまで「怨念の呪石」の効果で暴走した場合しか攻撃力が増加しない。

　使用する際は注意しよう。

「ステイシスウォッチ」　一般　　

　セットアップで使用すると、1シナリオ1回だけ自分と誰か一人の行動値を下げられるアイテム。

　1シナリオ1回だが、ボスの行動値を下げるのはパーティ全体に恩恵があるため、自分の行動値が低くても問題ないビルドの場合は、握ってみるのも悪くない。

　ただ、効果の都合上、精神が低い場合は博打になってしまう。

「インフィニティコロナ」　その他

　上述の「リーサルシャイン」を取得していなければとれない。

　1シナリオ1回だけ一つの武器攻撃力を事実上2倍にする。

　決して安価とは言えない為、専用ビルドでなければ採用しない。

　とはいえ、シンドロームを選ばず取れる点は評価できる。

「インフィニティノヴァ」　その他

　上述の「サイドリール」を取得していなければとれない。

　1シナリオ1回だけ自分の射撃攻撃判定値のC値を下限6で-1する。

　正直、若干割高である。

　とはいえ、これもシンドロームを選ばず取れる点が嬉しい。

「インフィニティエクリプス」　その他

　上述の「ストレンジフェイズ」を取得していなければとれない。

　1シナリオ1回だけ自分のRC攻撃をリアクション不能にする。

　高価格ではあるが、どのシンドロームでも取れるリアクション不能は単純に強い。

「ケアパッケージ」　一般

　1シナリオ1回の上に調達判定が必要だが、仲間のエフェクト回数を回復できるアイテム。

　メジャーを食う都合上、採用できるビルドは限られる。

　逆に言えば、メジャーが空いているビルドを組んだときは、採用を検討しても良いだろう。

　高価な上、調達判定の目標値も高いが、安定して運用できれば、相応の見返りがあるアイテムである。

「魔狼の心臓」　一般

　大幅に最大HPを増加させることが出来るアイテム。

　高価ではあるが、シンドロームを選ばず取得できるところが強みである。

「レッドナイトメア」　使い捨て

　セットアップに使用する薬物。使うと侵蝕率が10もあがる。

　しかし、効果は絶大であり、行動値、判定ダイス、白兵攻撃力を増加させる。

　持続はそのラウンドのみだが、特に行動値の増加が嬉しい。

　決して安価ではないが、素早く接敵したい白兵屋なら採用を検討しても良いだろう。