バロール×オルクス「汎用運転サポートアタッカー」
●クロスブリード運転補助攻撃型
▼コンセプト
約一年の沈黙を破って、アイツらが帰ってきた!
暴力と背徳の街、N市……だが街の日常を乱す輩は俺達が決して許さない!
車に轢かれても、飛行機から落ちても……ビクともしねぇ!
愛する
俺達、特攻野郎UGN!
ジャーム共、お前たちに……明日の朝日は拝ませない!!
木曜洋画劇場「ダブルクロス3rd 怒りのN市」、乞う御期待ください。
▼環境
レギュレーションは初期作成・フルスクラッチを想定。
使用するルールブックは「ネームレスシティ」までに発売されたサプリ全部である。
完全に
▼シンドローム
「バロール×オルクス」
実はこのビルドの依頼は一年以上前に来ているのだが、ネクロノミコンによって未来を予知した筆者は「一年後にヴィークルのスポットルールがクトゥルフ神話系のサプリに何故か通常ステージでも採用できる形で実装されるに違いない」と確信し、本日まで雌伏の時を過ごしていたのである。ぶっちゃけると忙しかったり気乗りしなかったりしただけである。
ともかくそんなわけで、今回は「ネームレスシティ」で追加されたヴィークルに関するスポットルール運用を前提にしたヴィークル利用ビルドである。
▼能力値・推奨ワークス ・技能
能力値:「肉体1・感覚2・精神3・社会3」 経験点追加なし
ワークス:「ドライバー」 ルルブ1記載
技能:「初期取得技能」 経験点追加なし
今回はヴィークルに乗って全部何とかするので最初から運転技能をLv4も持っている「ドライバー」を選択する。肉体能力値の穴埋めもしてくれるので好都合である。
どの運転技能を指定するかは使うヴィークルに合わせて好きに選んでほしい。
本当はドッジ代行もやる都合で意志にもいくらかLvを振りたいのだが、経験点が足りない。
▼エフェクト
「破壊の戦車」 Lv5
同乗者の攻撃力をLv×2点あげられる便利なエフェクト。
スポットルールを採用するとヴィークルに乗ったまま戦闘に入れるので遠慮なく採用する。
「ナイトライダー」 Lv5
攻防を兼ねるメインウェポン。これで命中もドッジも何とかする。
スポットルールを採用すると運転者は運転技能でドッジできるのでこれだけでいい。多分、スポットルールがなかったら筆者はこのエフェクトに触れずに人生を終えた事だろう。
「リフレックス(オルクス)」 Lv2
ドッジ関係のビルドでは親の顔より見たお馴染みのエフェクト。
命中はエネミーも回避値が高いわけではないので何とかなるが、ドッジはそうもいかないので取る。
「妖精の手」 Lv3
オルクス交じりのビルドでは親の顔より見たお馴染みの万能エフェクト。
命中や回避が低迷したときにさっと差し込んで何とかする。
今回は攻防で使用するので、ミドルの情報収集では出し渋る。
まぁ俺はドライバーであって……情報屋じゃないからな……フッ。
「時の棺」 Lv1 100%制限
お前のやりたいことが理屈に逆らってるってことじゃない。
ただ、ものすごく馬鹿げてるってだけだ。
▼アイテム
何でもいいから適当にヴィークルを常備化なり購入なりする。
ヴィジュアルを気にしないなら「自転車」でもいい。
懐に余裕があるなら、暴走対策に「思い出の一品」も握っておこう。
ドライバーなので運転席にロケットとかキーホルダーをぶら下げてもいい。
▼Dロイス
基本的に好きにしていい。
強いヴィークルを引っ張るために使ってもいいし、「実験体」あたりを採用して低すぎる肉体能力値を補ってもいい。
▼運用
まずはGMを拝み倒して「ネームレスシティ」にあるヴィークルに関するスポットルールを採用して貰うところからはじめる。つまりこのビルドの「戦い」はもうセッション前から始まっているのである。気を引き締めよう。
無事、緒戦に勝利してスポットルールが採用されたら、まずはあらかじめ戦闘前に仲間全員をヴィークルに押し込んで同乗状態にし、そのままヴィークルごとエネミーの居所に突っ込んでいく。事前に適当な車載可能武器をみんなで購入してヴィークルをカスタマイズしてもいい。
戦闘になったらセットアップで「破壊の戦車」による全体バフを付与し、敵から殴られたらスポットルールを利用して運転で代理ドッジを行い、「ナイトライダー」+「リフレックス」で味方全体を守る。どうにもドッジできそうになさそうなら「時の棺」や「妖精の手」を投げつける。
手番になったら「ナイトライダー」で運転攻撃を行う。当然自分にも「破壊の戦車」のバフがのっているため、そこそこの火力は出せる。当たりそうにないなら「妖精の手」で何とかする。
戦闘中はPC全員で高速移動するヴィークルを乗り回し、ヴィークルの窓や屋根からエネミーに暴行を加えつつ、最終的には轢き殺す形になるため、絵面はどう見てもイカれた暴走族か何かか、メタルスラッグのバカみたいなボスか何かのようになってしまうが、些細な問題である。
トループ「なんか静かですね~。街の中にはUGNも居ないし、北米とはえらい違いだ」
ボス「ああ、N市の戦力は軒並み余所に回してんのかもな」
トループ「まっそんなのもう関係ないですけどね!」
ボス「上機嫌だな」
トループ「そりゃそうですよ! みんな覚醒するし、春日も頑張ってたし、俺も頑張らないと!」
ボス「ああ」
ボス(そうだ。俺たちが今まで積み上げてきたもんは全部無駄じゃなかった。これからも俺たちが立ち止まらないかぎり道は続く)
キイィィィィ……(PC達の乗ったヴィークルが来る音)
エネミー全員「!」
ばん!ばん、ばん!ばん、(PC達がエフェクトを撃つ音)
トループ「ぐわっ!」
ボス「ぐっ……!」(トループをカバーリングして炸裂徹甲弾が当たる)
トループ「ボス!? 何やってんだよ! ボス!!」
ボス「うおぉおおお!!!」バン!バン!バン!(PCに向かって「加速する刻」からエフェクトを撃つ)
PC「うおっ! あっ!」(ボスの撃ったエフェクトをドッジする)
ブウゥゥゥン……(PC達が代理ドッジで全員ダメージを喰らわずにイニシアチブ処理に入る)
ボス「はぁはぁはぁ……なんだよ、全然当たんねぇじゃねぇか。ふっ……」
▼カスタム
100%以下でも代理ドッジでぶいぶい言わせたい場合は、適当にエフェクトLvを調整して「リフレックス」のLvを上げよう。暴走対策として意志技能Lvを上げるのも悪くない。また、ヴィークルが常備化できている場合は調達技能Lvをあげて「ヴィークルスパイク」などに手を伸ばすという手もあるが、まぁ初期作成では少々厳しいかもしれない。強いヴィークルを持っている場合は攻撃を確実に当てたいので、「コンセントレイト」を採用するのも良い。
また、同乗者の人数が少ない場合は「破壊の戦車」ではなく、「力の法則」を採用するのも手である。
▼成長
まずは運転技能を上げられるだけ上げたいので、Lv11くらいまで上げ切ってしまう。運転技能はこのビルドでは攻防を担う重要技能であるため、上げられる限り上げていく。暴走対策に意志技能Lvを上げるのも良いだろう。勿論、攻撃用に「コンセントレイト」も採用したい。「完全なる世界」を噛ませるのも悪くないだろう。
あとは「力の法則」や「紡ぎの魔眼」などの無難どころを適当にとっていくだけでも仕事はできるだろう。ヴィークル関係のアイテムやエフェクトを充実させるのも手である。ドッジ補助として「ジャミング」、「グラビティバインド」、「支配の領域」、「絶対支配」などを使うこともできる。
また、このビルドでは当然ヴィークルは強ければ強い程良いため、懐に合わせて適宜乗り換えたりカスタムしたりしていこう。ロボット物アニメか何かかな?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます