キュマイラ×ウロボロス「封鎖型白兵アタッカー」

●クロスブリード白兵攻撃型

▼コンセプト

 たまに思う事がある。

 確かに、筆者の私書箱やらコメント欄やらは基本的にどんな書き込みもウェルカムである。だが、ことこのビルド依頼に関しては……なんか、一部の諸氏等は……ここを姥捨山か何かと勘違いしてないか……? どうして私書箱に無理難題が流れるんだ……?

 いや、まさか……まさかな、そんなことないよな。

 わかってる、わかってるよ筆者。

 みんな筆者の事が好きで色々書いてくれてるだけだもんな!!

 わかるわかる! 筆者理解る!! 理解ってるよ!!

 ちょっと筆者の困った顔が見たいだけだもんな!

 ははは、全く、諸氏等は素直じゃないなぁ!!

 クソが!! 

 お望みどおりにしてやるよ、この野郎が!!!!!

 今後もやり続けるから遠慮なくガシガシ来いよな!!!

 まぁ執筆ネタくれるのは素直にありがたいからよ!!!

 そんなわけで、今回は封鎖を利用した白兵アタッカーである。

 正直、死文化しているルールの一つだと思うので筆者はよくわかってない。

 GMでもPLでもほとんど使ったことがない。

 今後も多分使わないだろう。

 でも、今回は使えっていわれたんだから渋々使う事にする。

 なお、今回のビルドはセットアップでのアイテムとエフェクトの同時使用を認めてくれる卓でなければ成立しない為、使用する場合は必ずGMに事前確認をとろう。

 一応、メジャーやマイナーのアイテム使用とちがってセットアップでのアイテム使用は細かい裁定がないため、解釈の一つとしては不可能ではない筈である。

 とはいえ、細かい裁定がない以上、細かい裁定をGMがしても構わないということでもあるため、かなりグレーである。

 GMがダメといったらダメなので、その時は潔く「エンゲージ封鎖できません!」と叫んで諦めよう。



▼環境

 レギュレーションは初期作成・フルスクラッチを想定。

 使用するルールブックは「バッドシティ」までに発売されたサプリ全部である。

 完全にダブルクロス中毒者ジャーム向け環境である。

 


▼シンドローム

「キュマイラ×ウロボロス」

 封鎖は会議室で起きてるんじゃない!

 現場で起きてるんだ!



▼能力値・推奨ワークス ・技能

能力値:「肉体4・感覚2・精神2・社会1」 経験点追加なし

ワークス:「刑事」 ルルブ1記載 

技能:「初期取得技能+白兵Lv3+意志Lv4+調達Lv3」 20点経験点追加


 今回は公安専用エンブレムの「封鎖網」を使用するため、選べるワークスは「刑事」か「鑑識」の二種類のみである。そうなると戦闘移動値の関係で必然的に選べるワークスは感覚にボーナスがある「刑事」のみになるため、今回は「刑事」が推奨である。捜査の基本は足だ。封鎖刑事デカと呼んでくれ。

 また、封鎖による妨害はリアクション扱いであると裁定されているため、暴走は絶対に避けなければならない。その為、対策として意志技能Lvは上限一杯の4まで振り抜いておく。ついでに武器調達のために調達Lvも4まで上げ、命中確保のために白兵Lvも上げておく。これで現場でも安心して封鎖が出来る。

 とはいえ、確実ではないため、これでも暴走してしまったら大人しく「なんじゃあこりゃあ!」と叫んでロイスを切ろう。ロイス刑事デカ殉職。



▼エフェクト

「クイックダッシュ」 Lv1 

 封鎖するためにはエンゲージの必要があるため、これで速やかに現場に急行する。


「フルパワーアタック」 Lv3 80%制限

 エフェクト使用順は自由であるため、無論現場に到着してから使用する。

 どうして現場に血が流れるんだ!


「復讐の刃」 Lv2

 俺が血を求めているからだ。


「原初の赤:アタックプログラム」 Lv5

 ブラックドッグの定番固定値上昇エフェクト。

 一応最大まで振っているがかなり不安が残る。

 不安な場合は武器やDロイスで適当に調整する。



▼アイテム

 まずは「封鎖網」を常備化し、ついでに「大槌」を選択。

 命中値を安定させたい場合は「伸縮性警棒」などでもいい。

 むしろ、そっちの方がいいかもしれない。

 刑事っぽいし。

 安い武器にする場合は暴走対策に「思い出の一品」もちゃんと握っておこう。

 なんか、家族の写真とかそういう刑事っぽいやつ。

 


▼Dロイス

 好きにしていい。

 武器確保枠にするのも手である。

 命中がキツいのでその辺をフォローできるDロイスでもいい。



▼運用

 まずは「クイックダッシュ」で現場に急行し、速やかに容疑者ジャーム達を「フルパワーアタック」で恫喝しつつ「封鎖網」でエンゲージを封鎖する。この時点で「封鎖網」のダイス低下でジャームとの肉体対決もまぁそれなりに出来る筈である。

 その後は無論、行き場を失った容疑者ジャーム達が殺到してくることになるだろうが、一人ずつ「復讐の刃」で鎮圧すれば侵蝕率以外は問題ない。

 手番は「アタックプログラム」で殴るだけである。

 


▼カスタム

 「クイックダッシュ」と「封鎖網」さえあれば必要最低限封鎖は可能であるため、あとは好みで付け替えてもいい。

 「封鎖網」とエフェクトの同時使用が許されない環境なら「雷撃の檻」を採用するという手もあるが、120%エフェクトの上にコストが4d10であるため、かなり殉職率が高くなってしまう。「雷撃の檻」を採用する場合は遺書とメモリーを準備するといいだろう。Dロイスも「帰還者」などを選択するといい。



▼成長

 とりあえず暴走対策を完成させたいので、意志Lvを適当なところまであげる。ボスのドッジC値が高い環境なら白兵Lvも適宜上げる必要があるだろう。

 一人でも多く封鎖に引きずり込みたい場合は「マグネットムーブ」などを取るのも良い。あとは無難に「妖精の手」などを握るという手もある。シーン全体攻撃対策に「時の棺」などを取るのも良いだろう。封鎖の関係でエネミーがバラけ辛い点を利用して適当な範囲攻撃を握るのも手である。

 メモリーを取って耐久力を高めるのも良い。調達Lvをあげて防具を取得するのも悪くないだろう。

 火力に関してはどうせ行動値0かつ「フルパワーアタック」+「復讐の刃」で殴り切るので基本的には考えなくても良いが、「パワースイング」などはコンパクトで使いやすいため、さらに血を求めるなら取得するのも手である。

 

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