執念

 試合終了から三十分後の選手控室。

 悠斗は、トーナメントの一回戦を勝ち上がった喜びを仲間達と分かち合っていた。

 奈々実は、ジュースを、香苗は、昼間からビールを呷りながら、歓喜しており、悠斗は、真理沙の頭をわしゃわしゃと撫でていた。


「真理沙、やっぱお前は天才だ!」

「ど、どうも。あの、髪が」

「お前天才だぁ! この脳みそ最高!! よくぞこんなにいい出来になった!」

「髪……髪、髪。髪が」


 拒否反応を示す真理沙であるが今日は無礼講だ。

 日頃の感謝をメインに、いつもの嫌味へのお返しを少々込めて悠斗は激しく真理沙の頭を撫で続ける。

 そろそろ開放してやろうかと思った矢先、会場の歓声が聞こえた。

 控室まで聞こえてくるとは相当な物である。

 一体何の騒ぎだろうか?

 最初は、見当も付かなかった悠斗であったが、すぐにその答えに辿り着いた。


「やっべ! 今織田さんの試合だった!」


 順番的に丁度織田が試合をしているはずだ。

 自分の勝利の嬉しさですっかり忘れていた悠斗は、真理沙を解放すると控室を飛び出て会場へ急いだ。

 この歓声だと織田が勝利して、試合が終わってしまったのだろう。

 次の対戦相手の試合が見られないというのはかなり致命的だ。

 いくらネット配信を後で見られると言っても生で見るのとは訳が違う。

 迫力とかライブ感とかそんな小さな事ではない。

 選手だからこそ間近で見て気付く隙や弱点などが存在するのだ。

 間にあってくれ――

 そんな願いを抱いて悠斗が観戦席に辿り着いた時、バトルフィールドの最高高度で黒く巨大なフェアーズスーツが爆炎に包まれながら姿勢を崩していた。


『沖田選手ブラック・カーネージ被弾!! しかし損傷は軽微だ! すさまじい重装甲空戦型! しかし織田選手のファングトルパーが優勢か!?』


 漆黒の機体ブラック・カーネージは、細身のシルエットの青と白のフェアーズスーツ、ファングトルパーの射撃を受け続けていた。

 ブラック・カーネージもキャノン砲や光学ライフルで反撃はしているがその全弾を、織田の操るファングトルパーは躱している。

 まるで沖田の放った弾丸が織田を傷つける事を躊躇い、自ら避けているかのようであった。


「アメリカのプロでも手玉に取るか。やっぱすごい人だな」


 辛抱出来なくなったのか、ブラック・カーネージは光学ライフルを投げ捨て、肩に取り付けられた光学ブレードを振るい抜き、ファングトルパーに突進した。

 愚直な突進ではない。

 ファングトルパーを中心に円を描きながら時折キャノンでけん制しつつの接近戦。

 だがその猛攻をも織田の操るファングトルパーは扇で涼風を撫でるかのように受け流している。


「悠斗どう?」

「奈々実、真理沙」


 遅れて観客席に現れた奈々実の問いに、悠斗は苦笑した。


「織田さんの方が上手だな。相手の選手も相当な腕前だけど」


 苦笑せざる得ないのだ。

 織田の圧倒的な技量を前に賞賛よりも恐怖の方が前に来る。

 沖田選手の力量が劣っているのではない。彼女は全米大会を成績に残すに足るエースだ。

 しかしその上の領域を織田は、軽々と飛翔していくのである。


「一つ一つの攻防で差が開いてる」


 技量の差は、歴然。

 それでも沖田が織田に食い下がっているのはブラック・カーネージの性能故だ。

 火力、装甲、機動力。どれを取ってみてもブラック・カーネージはファングトルパーの二枚も三枚も上を行く。

 並の機体なら既に撃破されていてもおかしくないはずなのに、ブラック・カーネージは殆どダメージを受けていない。

 フェアーズスーツの性能も選手の実力の内である。技量で勝っている選手が機体性能差に押されて負けるというケースは珍しくない。

 盤石に見える試合内容とは対照的に、織田は、窮地を紙一重で退け続けているにすぎないのだ。

 そしてそれはほんの微かなきっかけで瓦解してしまう。

 そのきっかけを掴もうともがく沖田に、掴ませまいと足掻く織田。

 文字通り、どちらが勝ってもおかしくはない互角の好カード。

 アーマード・フェアーズの選手としても、一ファンとしてもこれほど見ごたえのある試合は滅多にない。

 既に悠斗の中に次の戦う相手の研究という名目は消え失せ、一人のアーマード・フェアーズファンとして試合に熱中していた。


「すっげぇ……」


 悠斗が感嘆の声を漏らすと、ブラック・カーネージの機動が変わった。キャノンを投げ捨て両手に光学ブレードを持つとファングトルパーに向かってまっすぐに突進したのである。

 先程までの繊細な動きとは打って変わった愚直な行動。

 織田が見逃すはずもなく、致命打となりかねない光学ライフルの連射がブラック・カーネージの頭部に集中する。

 直撃を受けるもブラック・カーネージの頭部装甲は、光学弾を水滴のようにはじき、刃を翻した。

 二振りの光がファングトルパーの胸部を撫でつけ、表面を溶断する。

 あと数センチ懐に止められていれば撃墜されていた。この事実が選手に与えるプレッシャーは大きい。

 普通なら怯むか、焦って距離を取ろうとするかだが織田は違った。

 射撃で装甲の摩耗したブラック・カーネージの左頬に右の爪先を捻じ込み、蹴り飛ばす反動を活かして距離を取る。

 怯んだブラック・カーネージを中心に円描きながら射撃を浴びせつつ、円の大きさを徐々に広げていく。

 時間にすれば数拍にも満たない攻防。

 そんな極小の時間でブラック・カーネージに傾きかけた流れを織田は押し戻してみせたのだ。


「あの状況で立て直すかよ……」


 自分ならこうもうまく捌く事は出来ないだろう。

 さすが世界大会出場者と感嘆するより他にない。

 対するブラック・カーネージは、度重なる射撃にさしもの重装甲も摩耗し、所々が溶解し始めている。

 織田は、射撃しながらも光学ブレードを構え、フェイントを交えた不規則な機動で距離を詰めていった。

 この一撃で決める。織田の意志が刃に乗せられた一閃がブラック・カーネージの頭部へと振り下された瞬間、ブラック・カーネージの黒い装甲が純白の光を放った。

 濁流のように押し寄せる光に織田のファングトルパーが呑み込まれる。

 苦し紛れの目晦ましのようだが、その程度で織田が攻め手を緩めるはずもない。

 閃光が晴れると同時にファングトルパーがスラスターの出力を上げると――


「なんだ!?」


 ファングトルパーの背中が爆炎に包み込まれた。

 悠斗が目を凝らすと、ファングトルパーの背部スラスターが破裂しているのが見えた。

 あの閃光は攻撃だったのか?

 それはありえない。

 もしそうならファングトルパーの全身が焼けついているはず。

 だが破損したのは背中のスラスターのみ。

 攻撃かアクシデントか、どちらにせよ沖田にとっては好機だった。

 光学ブレードの一撃がファングトルパーの頭部装甲を切り裂き、全身を爆炎エフェクトに包ませて墜落させる。


『まさかの大番狂わせ!! 全国大会常連の織田選手がトーナメント初戦で脱落!! 勝者はブラック・カーネージ、沖田選手!!』


 世界大会出場経験者の敗北。

 準決勝の相手が織田であると、悠斗は、信じて疑わなかった。

 どうやって織田を倒せばいいのかばかり考えていた。

 織田の敗退とダークホースの浮上。

 ここに来て悠斗は、自身の認識の甘さを突き付けられていた。

 何が起こるか分からないのがフリーマッチ。

 大破してバトルスペースに横たわるファングトルパーの姿がその不文律を教えてくれている。

 敗者の抱く念を悠斗は、嫌と言うほど思い知っている。

 ほんの一週間ほど前までの自分であるからだ。

 会場の拍手は、織田に向けられた手向けではなく、沖田選手への称賛だ。

 敗者への慰めなど存在しない。

 何かを与えられるのは、勝者のみ。

 沖田がバトルスペースを退場すると残された織田は、大破したスーツを部員の仲間数人で担ぎ出していた。


『さて、続きまして第三試合。皆さんのお待ちかね。全国大会優勝常連、さらに世界大会ベスト十六。雪月薫選手の入場!! イケメン選手の登場を女性ファンも心待ちにしていたのでは?』


 実況者のアナウンスで、一体のフェアーズスーツがバトルスペースに入場する。

 黒を基調とし、両腕の手首に長大な刃を取り付けた細身の意匠はまるでカマキリのようだ。

 黒い機体が右腕を掲げた瞬間、人の声が幾重にも集まり、形成された爆音が会場を揺らした。

 近接戦特化型フェアーズスーツ『雪月花』は県大会と全国大会だけではない。今年度世界大会の優勝候補の一人である。


「負けてしまったよ」


 雪月花の登場を見ていた悠斗だが、背後から掛けられた声に振り返ると、そこには苦笑する織田の姿があった。

 どんな言葉を掛ければいいのだろうか。

 その戸惑いに思考を奪われた瞬間、実況者が高らかに声を上げた。


『試合終了!! 正に秒殺、これが世界の力だ!!』


 ほんの数瞬、織田に意識を奪われただけなのに、バトルスペースには胸の装甲を切り裂かれた敗者だけが残され、雪月操る雪月花は既にバトルスペースの外である。


「一瞬かよ……」


 圧倒的な実力差があったのだろう。

 しかしそうだとしても早過ぎる。

 電光石火の所業で呆気に取られた悠斗を織田は見やると、すまなそうに声を掛けた。


「すまない。僕のせいで見られなかったね。だがやはり強いな、あの人は」


 織田が何度か雪月選手と対戦しているのを悠斗も知っていた。

 戦績は雪月が七勝。織田が二勝。

 国内大会においてはライバルと言っていい関係である。

 だからこそ悠斗には、世界に通用する実力を持つ織田の敗北が信じられないのだ。

 悠斗の見立てで、はパイロットの練度は沖田選手よりも織田の方が上手である。

 事実試合中も一つ一つの攻防で沖田選手の上を行っていた。

 だがあの閃光を浴びた瞬間、あの一撃で織田の動きが急激に鈍りを見せた。


「あの、織田さんの相手の沖田選手、そんなに?」


 聞き難いし、聞いていい話題かも分からなかったが次の対戦相手に関する情報は悠斗にとっては死活問題だ。

 無遠慮である事を自覚しつつも尋ねると織田は、苦笑から一転、険しい表情を浮かべた。


「ああ、強かった。ただ勝てない相手だとは思えないけど……」

「どうしたんですか?」

「あの光を浴びた瞬間、スラスターが破裂したんだ。気になって機体の内部機器を調べてみたら所々がショートしていたよ。内部に大量のフェア粒子が侵入していたようなんだ」

「内部にフェア粒子が?」


 装甲の表面に影響を与えず、内部機器のみを破壊する。

 少なくとも悠斗は今まで聞いた事のないタイプの武装だ。

 どのようにしてフェア粒子を扱えばそのような現象を起こせるのか。

 詳細な原理は、悠斗の推察が届くところではない。

 届くすればそれはこの場には一人しかいないだろう。


「真理沙、どう思う?」

「さぁ……分かりません」

「さすがの結城さんでもわからないか。でもごめんね。せっかく作るのを手伝ってくれたのにふがいないよ」

「いえ。仕方ないですよ」


 真理沙の回答は、どこか歯切れが悪い。

 自分の造ったスーツが破壊されたことを気にしているのか。それとも天才故に理屈の分からない現象に苛立ちを覚えているのか。

 どちらにせよ今まで見せた事のない反応だった。


「真理――」


 その呼び声を掻き消すように、織田の声が悠斗の鼓膜を揺らした。


「神凪君も気を付けろ」

「織田さん?」

「スーツ越しに伝わってきたものがある」

「なにが?」

「執念だよ」

「執念?」

「ああ。勝利という物への圧倒的なまでのね。君や僕が持っているそれらよりも、その執着は、凄まじい」

「執念……」


 負ければ死ぬ。勝てば生きる。

 元来、武術とはそういう世界だ。

 法治国家においては、実際に命を懸けた勝負はせずとも、武術家の心は、常にそうある。

 沖田という選手は、ある一面で悠斗に似ているのかもしれない。

 悠斗自身、勝負の場において廃部や仲間が頭の片隅に追いやられる事がある。

 勝てば楽しいから勝ちたい。負ければ悔しいから勝ちたい。

 それだけではない。

 勝たなければならないという重圧が悠斗のどこかに存在している。

 それは理屈ではない。

 神凪悠斗という存在の根底が訴え、命じてくるのだ。

 勝利を喰らわせろと。

 勝利を欲せよと。

 ありとあらゆる障害を噛み砕き、血肉を焦がそうとも、汚泥を浴びようとも、ひたすらに愚直に探究せよと。


「そういうの分かりますよ。俺も」

「相手の意志に飲まれるなよ」

「はい。織田さんの仇は、俺が討ちます」

「折角なら優勝して、全国で待っていてくれ」

「織田さん……」

「県大会は、夏にもある。君たちは、全国で待っていてくれ。必ず夏の大会を優勝して全国に参加する」


 憧れの人がこうして自分との対戦を心待ちにしてくれている。

 その想いに答えない道理がどこにある。

 沖田選手の勝因となった謎の光。その正体が気がかりではある。

 それでも織田にこう言われてしまっては、頷く以外になかった。


「はい。待っています」


 その答えに満足そうな笑みを残して織田は仲間達と会場を後にした。

 それから悠斗は控室に引き返し、帰り支度を始めた。


「奈々実、ちゃんと忘れもんないか確認しろよ。お前が一番危ねぇからな」

「帰るの?」

「ああ」

「この後の試合もあるんでしょ?」


 そう、この後、まだ第四試合が残っている。

 それは見ないのかという、奈々実の呈した疑問に、悠斗は淡泊な口調で言った。


「見る意味ねぇって。どっちが勝っても明日勝つのは、雪月さんだろうから」


 第四試合の勝利選手は、明日雪月選手と戦う。

 勝負事は、何があるか分からないというが、それは拮抗した実力者同士の話だ。

 歴然な力の差と言うのは、如何ともしがたい。

 それは決勝で雪月と戦う事になるだろう悠斗も同じだ。

 例え織田に優勝を誓ったところで、悠斗と雪月とでは圧倒的な実力差がある。

 このギャップを埋める可能性があるとすれば、ジークと雪月の愛機、雪月花との性能の差だ。

 しかし悠斗にとって当面の問題となるのは、明日の戦う事となるブラック・カーネージの存在である。


「それに対策すべきは次のブラック・カーネージだ。あれは未知数すぎる」

「あ、ごめん。メッセだ」


 人が真面目な話をしているというのに、奈々実はスマートフォンを弄り出した。

 天真爛漫さは、奈々実の長所だが、度が過ぎれば長所も短所となりえる。

 メッセに、夢中で自分の荷物の片付けすらも、放り出した奈々実に殺気をぶつけつつ、悠斗が彼女の荷物を片付けていると真理沙が声を掛けてきた。


「あの悠斗君」

「どうした真理沙?」


 呼ばれたので尋ねてみるも、真理沙は黙ってしまった。

 こっちはこっちで妙にしおらしい。あの毒舌家としての姿が完全に影を潜めている。

 ここまで来ると逆に不気味と言わざるを得ない。

 行動や心理が読めない状況にこそ人は恐怖するのだ。

 しかしどうにも言いにくそうな姿から催促するのも気が引けた悠斗は、真理沙の方から喋り出すのをひたすら待つ事に決め、彼女が口を開いたのは、それから数分後の事であった。


「あの、両親が悠斗君とちゃんと話をしたいって言って。作業中はバタバタしてたから。いつでも良いんですけど、夕食を一緒にどうですか? その、私も悠斗君に話したい事とかあるので」


 夕食の誘いは素直にうれしい提案だ。だが悠斗に生まれる違和感があった。

 悠斗君と、という発言が妙に引っかかる。

 部員全員ではなく悠斗君と限定していた。

 つまり真理沙の両親が悠斗と話したいと言っていて、真理沙も悠斗に話したい事がある。

 解釈は人それぞれだろうが、悠斗にとってこの言葉は結婚前の両親へのご挨拶的な意味にしか思えなかった。

 客観的な思考が出来ていれば、そうでない可能性の方が高い事は分かる。

 だが高校生の脳みそが一度そう言った方面に回り出したら、後は、シナプスが煙を上げるまで止まらない。


「悠斗君?」


 回転を止めてくれたのは、真理沙の呼び掛けであった。

 彼女の表情を見ればなぜ呼んだのかが分かる。悠斗の答えを待っているのだ。

 悠斗は自分に言い聞かせていた。

 断る理由はない。

 だから「はい」と言えばよいのだと。


「あーいいけど……」


 ここまで言ったところで、突然悠斗の背中に意図しない重量が圧し掛かる。

 何事かと首だけ振り返ると、奈々実が悠斗の背に抱き付いていた。


「ねぇねぇ悠斗、真理沙。真理沙ママが試合勝ったって言ったら喜んでくれたよー」

「ちょっと待って。何で真理沙ママが出てくる?」

「友達だし」


 あっさり言ってのける奈々実だったが先々日悠斗は、真理沙の母親と顔すら合わせていない。

 お菓子やお茶は、結城邸の召使いの人たちが出してくれたからである。

 あっと言う間に友達を作るのは、明るい性根の奈々実らしいと言えばらしいが、悠斗としてはこの事実を指摘せずにはいられなかった。


「いつの間に仲良くなった! ていうかさっきのメールが……」

「そだよ。試合どー? って聞かれて、勝ったよーって報告したんだよ。そしたらみんなにごちそう用意してくれるって」

「お前なぁ……厚かましいにもほどがあるぞ」

「え、夕食がどうとか、その話じゃないの?」


 怪しんでますよ、わたし。とでも言いたそうな顔で睨んでくる奈々実から、悠斗は、視線を逸らした。


「いや、まぁなんつーか。そうだな。まとめて済むし、今日でいいよな、真理沙」


 悠斗の問い掛けに、真理沙は、目を背けて沈黙で答えた。

 何か痛みを堪えている、そうとも取れる真理沙の様子に、悠斗は、再度呼び掛ける事にした。


「真理沙?」


 すると真理沙は、悲哀と笑みが曖昧になったような表情を見せた。


「はい……そうですね。それではみなさんでどうぞ」

「よーし、香苗先生も誘っちゃお。せんせーごちそー!!」


 陽気な奈々実とは、反対に沈んだ態度の真理沙。

 真理沙なりに勇気を出しての提案だったのだろう。

 それを羞恥心から無下にしてしまった自分自身に、悠斗は、酷く腹を立てていた。

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