仲間と長方形のケーキ
「・・土産。」
本日はイエローの
大きな長方形のケーキを持ってきてくれました。
「すっげー!」
「
紅茶やコーヒー、皿などを準備し、
包丁を持った
「・・。」
ピタリ、と動きを止める。
「どうしました?」
「早く切れよー。」
そう言って
「これ・・どうやって切る?」
は?
全員、
彼が何を言っているのか、
一瞬
だが、
深い溜息をつきながら言った。
「・・普通に切っていけ。
面白さを求めんでいい。」
「この状態から、
ここからどうやってその形にするのか、
チャレンジしたら面白そうだろ?」
「そうですか?」
私個人の意見としては、
どんな切り方でもいいのだが。
「お!面白そう!」
「やってみようぜ!」
仲間達は、
ケーキよりもチャレンジする事に
と、いう訳で。
今から
ほぼ全員
『長方形のケーキを、
人数分の三角形に切り分ける方法について。』
「やっぱり、
こう切っていけばいいんじゃね?」
そう言って
ケーキの角から三角に順番に切る
「この人数分でそれをすると、
最後の部分が三角になりませんよ。」
ケーキの長さを
最後になる部分を指で差しながら反論する。
「あ、確かにな。」
「じゃあ、こうか?」
今度は
「それで人数分にしても、
やはり最後が三角形にならんぞ。」
「
「いっその事、
横にスライスしてみようか~?」
「・・ただのクリームとスポンジ。」
ニコニコしながら言う
静かに
そのまま私と
熱い
・・仲間達は
こうなると、
何か
終わらないのだ。
・・このまま放っておいたら、
確実にケーキは
「ケーキ食べたいんですが。」
唯一
私はそう
「・・もう少し
止めるのは無理だと判断した彼は、
溜息をつきながら静かに
結局、
その後も
中々終わる様子が無く。
とうとう
無言で
最後の部分が他よりも、
少し大きくなってしまったが。
気が
「1番面白かった。」
と、MVPの商品として
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