私と寝不足
「ふぁ~。」
テレビを観ながら、
私は
目を
その
それを
側で同じくテレビを観ていた
「どうした?寝不足か?」
「なんか、よく眠れなかったんです。」
この
「また、寝るまで動画というのを
観ていたんだろう。」
「そのせいでしょうか?」
「寝る前の
よくないと聞いた。」
彼の言葉に
今日は寝る前の動画は止めておく事にする。
次の日。
「・・。」
テレビを観ながら、
うつらうつら舟を
「おい、起きろ。」
「・・・・はい?」
私の顔を見た彼が
「
「はい。・・昨日は動画観てません。」
でも、夜中に突然、目が覚めて・・。
側で聞いていた
「夜中、目が覚める・・。」
「その時に、何か見たか?」
「気配は?」
その質問に、
眠気でぼんやりする頭を何とか動かし、
思い出しながら答える。
「姿は、見えなかったです。
なんか・・気配はあったような・・。」
「気配はあったか。」
ふむ。
と、
「そうだ!・・ちょっと待ってろよ!」
そう言って彼はリビングから飛び出して行く。
「あったぞ!」
少しして、リビングに何かを手にした
「ほれ!これやるよ。」
そう言って私に、
手にした物を投げ渡してくる。
「ブッ!!」
私はそれを見事に顔面キャッチし、
彼を
投げ渡された物を
・・・・。
「
このリアル
「『にじあじ』ですか?」
私が
「ハズレ!」
と笑う。
「え?
でも、これ
このシュールさは、他に見た事が無い。
「違うって!よく見ろよここ!」
と、彼は
「・・6時、ですね。」
「そうだ!
『6時だよ!ロウニンアジ君』だ!」
仲間増えたんですね。
「俺の
ハマったんですね。
「とにかく、これ寝室に置いとけ。
絶対大丈夫だから!」
(このリアルな
受け取っておく事にする。
その夜。
「・・・・?」
何かの気配と物音を感じて、
私は目を覚ました。
ぼんやりと起き上がり、
その方向を見て。
「・・え?」
一気に、目が覚めた。
何か黒い影のような物と、
何かが戦っている。
黒い影は
息も
「くっ!
・・もう少しだったのに!」
戦っていた何かは
「この
何かが素早く飛び上がると、
手にしていた
強く
その瞬間、勝負は
「・・ぐっ!」
ぐわあぁぁぁ!!
そのまま月光に
「・・せめて、安らかに眠れ。」
こちらを振り返る。
「!!
・・
起こしてしまいましたか。」
勝利を収めた何かが、
トコトコ器用に歩いて、
私の目の前に姿を現した。
「どこか、
そう、心配そうな声音で
その顔は。
「・・あ、じ?」
だった。
頭が完全に
「どうなさいましたか?!
もしや、
そう言って刀を取り出そうとした
「
「そ、そうなのですか?」
そうです。
すると、
「よかった・・。
嬉しそうな声をしているので、
多分、喜んでいるのだと思う。
なにせ、
表情が
それに、
近づかれると
「
安心して眠られよ!」
なぜ
そう疑問に思ったが、
眠気に負けてあっさりと眠りにつく。
眠りに落ちる寸前
(あ、ロウニンアジだからか。)
と、どうでもいい事が頭を
それ以来。
夜中に
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