第3話



少女は、色々なことを質問した。


着ている服はなんだとか、好きな食べものはなんだとか、とにかく、なんでも質問をした。


彼は、その質問に丁寧に答えていった。



そこには、はしゃぐ少女と優しげな顔をした彼の、ほのぼのした雰囲気があった。








話してしばらくした頃、



「それでね……あっ!お母さんだ!



おーい、お母さーん!」



少女の母親が来た様だった。




彼も、少女の母親に挨拶をしようと、母親の方に歩いていこうと











「キャーーーーーーーーーーッッッ!!!」









ーーーー突如、少女の母親が、甲高い悲鳴をあげた。

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