応援コメント

宵街に浮かび上がるましろの景色」への応援コメント

  • 健康と予防と薬。
    これらの言葉は、日常生活の中で多く目にする機会のある言葉だなぁと思うし、関心の集まることでもあるな、と思いました。

    テーマから外れてしまったらごめんなさい。
    小さい頃の記憶なのだけど、薬剤師だった父は、年配で足が不自由な方からお薬を届けて欲しいと伝えられ、そのようにしていた時期があります。
    私、そのお薬を届ける時、一緒に居たことがあって「薬があると安心できる」って、その方から言われて頭を撫でられたことがあって、なんか、うまく言えなくてごめんなさい。

    作者からの返信

    空さん、こんばんは! コメントありがとうございます。先日の秋田を回想しながら書きました。残念ながらナマハゲにはお会いできませんでしたが💦 雪景色がすごかったです。インスタのほうにはあげました。

    近年、医療財政のひっ迫や、医療否定論(この薬は飲むべきではない…みたいな)が追い打ちをかけるように、過剰医療や無駄な医療に対する風当たりは強く、薬剤師も積極的に高齢者の減薬に貢献せよ、との空気を感じています。

    たくさん薬が処方されている状態を「ポリファーマシー」と呼びますが、こうしたポリファーマシーを解消して、薬物治療を是正することこそが薬剤師の職能、なんて一部では盛り上がっています。

    それは決して悪いことではないと思いますけど、こうした現実を僕はやや引いてみていました。ポリファーマシーに関しては書籍や講演会、ワークショップなどを開催して、薬を減らすことが目的ではありませんと、幾度となく伝えてきましたが、理解を得られているのはまだまだごく一部のような気がしています。

    僕は現在、病院に勤務している薬剤師ですが、以前は保険薬局に務めていました。薬をお届けに上がることも多く、実際にお伺いすると、薬(眠剤)を大事に袋に入れて、枕元に置いていたおばあちゃん。「お守りなんですこれ」なんておっしゃっていました。

    薬に対する思いは人それぞれです。それを誰かの一方的な価値観(医学的な正しさ)で否定してはいけない気もしています。「薬があると安心できる」といって空さんの頭を撫でてくれたおばあちゃん。その方にとってはとても大事な薬だったのだと思います。医学的な妥当性はどうあれ、様々な価値観を尊重したい。僕はそんな薬剤師でありたいと思います。

    長くなりました。ちょっと真面目な話でごめんなさい💦