―2―

 猫屋敷の墓を参ってから、渡嘉敷さんは用事があるということで別れ、僕は一人で公園のベンチに腰かけていた。別段大した理由はない。何となく、考え事をしたかったからだ。

 猫屋敷の死の真相に気が付いたと言っていた渡嘉敷さんであったが、結局それは教えてもらえなかった。彼女曰く「自分で気が付くことが大事」なのだとか。その意見には概ね賛成であるし、ことこの件に関して言うならば、まさにその通りなのだろう。

 公園は、つい先刻までは小学生らしい子供たちで賑わっていたが、夕方の六時も間近になるとみるみるその影はなくなっていった。この時期ならばまだ薄っすらと明るいが、門限などもあるのだろう。

 さて。

 僕は考える。

 猫屋敷綾という一人の少女のことを。

 渡嘉敷さんは言った。猫屋敷は、僕が思っている以上に普通の女の子なのだと。しかし、それは、どうにも……すんなり飲み込めるような言葉ではない。

 普通の女の子は自らを変人など言わないだろうし、何より何の問題もないのに自殺することなんてないはずだ。それとも僕が気付かなかっただけで、何か兆候があったというのだろうか。

 僕の中には、彼女との思い出が沢山ある。もっと正確に言うなら、一言一句、全て覚えている。それほどまでに彼女との対話は面白かったし、印象的でもあったのである。

 しかしながらその記憶のどこを辿っても、猫屋敷が自殺した、その原因には思い至らない。

 で、あるならば、そもそもあれは自殺でなかったとか?

 いいや、それはないだろう。その可能性は、猫屋敷が死んだ二年前から、既に何度も検証したことだ。それに幽霊になった彼女にも直接尋ねたけれど、間違いなく自殺だと言い放った。猫屋敷は確かに負けず嫌いな性分ではあるけれど、こと勝負に関して言えば限りなくフェアな人間である。そんな彼女が――つまり問題の出題者が、猫屋敷綾という少女の死は自殺だと言うのだから、間違いないはずだ。

 それなら僕の知らないところに重要なヒントが隠されているのではないだろうか。

 二年前、僕はそう思い、野々宮さんやクルミさんに尋ねたのだが、二人は何も知らないと答えた。猫屋敷が最もよく交流していた僕たち三人が知らないのであれば、それはもうお手上げだ。今ここにある情報を元に推理を進めるしかないだろう。


「相変わらず、難しい顔をしているね」


 僕の隣に影がすうっと伸び、そう言った。


「お陰様でね。何分、出題者が負けず嫌いでヒントをくれないものだから」

「さて、一体誰がイジワルな出題者なのだろう」


 猫屋敷綾は、そうとぼけてみせた。

 彼女はまた悪戯めかしたように口角を上げ、


「しかしだね、楠木君。前から何度も言っている通り、もうヒントは出尽くしているんだよ。ここから先、謎を解き明かすのは探偵役である君の仕事だ」

「そうは言ってもね……」


 二年間考えた。それでも、真相には皆目見当がつかなかった。それどころか、仮説の一つだって立ちやしない。


「結局、僕は君の事を分かってあげられていなかっただけなのかな」

「珍しく弱気だね」

「それもそうだろう。もう二年も考え続けているんだ」


 渡嘉敷さんや、あるいは他の人間の手前では自分は優れていないなどと謙遜してはいるが、しかし少なくとも平均以上、どちらかと言えば優秀な部類に属しているという自負はあるつもりだ。それは客観的事実を並べて考えても明らかだろう。けれど、そんな僕が二年間も考えて、それでも真相に辿り付けなかったのだから、少しは気が滅入ることもある。


「落ち込んでいる君を見るのは、なかなかどうして愉快なものだね」

「悪趣味だね」

「そうなんだよ。だから好きな男性のタイプも少々変わっていてね」

「へぇ。どんな人が好みなんですか?」

「そうだね」


 猫屋敷は少し考える素振りを見せた後、


「頼りがいのある人が良いね。身長が高くて、筋肉もあった方が良い。芸術に関心を示して、何より私より推理力のない人が良いかな」


 君はどうだい、と投げかけられたので、僕も同じように少しだけ考えるふりをして答えた。


「僕は優しい人が良いな。髪は長くて、スタイルも良い方が好きだ。それと自意識過剰なのも遠慮したいね。芸術に造詣が深くなければ尚良しと言った感じかな」


 猫屋敷が満足したように小さく笑みを浮かべる。


「変わらないね、君は」

「そう言う猫屋敷こそ」

「私は幽霊だよ? 変わるわけがないじゃないか」


 それもそうか。


「しかし生前は幽霊は便利だろうと思っていたが、存外そんなことはないものだね」

「まさか、便利そうだったから自殺した、なんて言わないよね?」

「流石の私でも、それはないよ。ただね、幽霊の身体じゃあ、こうして落ち込んでいる君を抱きしめることも、そっと手を握ることもできやしないじゃないか」

「僕は、別に……。君と話ができれば、それで十分だよ」


 ふと、僕の中に一つの疑問が浮かぶ。

 それは猫屋敷の幽霊と出会った時から薄々感じていたものだ。

 もし僕が彼女の死の真相を暴いたとして、そうすると猫屋敷の幽霊はどうなってしまうのだろう。おそらく彼女はその謎が解かれないことに未練を感じて、こうしてこの世に留まっている。そうであるなら、僕が謎を解き明かせば、彼女は消えてしまうのではないだろうか。


「さて、それはどうかな。やってみないことには分からないよ」

「僕は、君とは別れたくはないな」

「仮に私が成仏したとして、君の心にはいつまでも残るんじゃないかい?」

「それは、」


 そうかもしれないけれど、と続けようとしたところで、僕の携帯電話が鳴った。見ると野々宮さんからの着信である。一体何の用事だろうと思いながら、仕方なく僕は電話に出た。


「もしもし、野々宮さん?」

『楠木君、悪かったのう、ちょっと失敗してしもうたわ』

「失敗? ……というか、何です、その変な話し方は」

『いやいや、気にするでない。五十六日と七時間ぶりじゃのう。今でも塩を八十九グラム食べる健康法を続けているのかのう?』


 前々から彼女も変人だとは思っていたが、しかしどうしたのだろう。いよいよ頭がおかしくなってしまったのだろうか。全く意味が分からないことをさっきから口走っている。

 と、そこで野々宮さんの声が遠くなる。代わりに、別の聞き覚えのある声が答えた。


『先程ぶりですね、楠木さん』


 声を聞いた瞬間、僕の脳裏にその人物の姿が浮かぶ。

 長い黒髪を結び、白く細い手足、どんな逆境でも幸福だと言って笑う少女――


「姫川さん、ですか」


 フラッシュバックする記憶――凶刃、血飛沫。まるで身体の中で爆弾が弾けたような衝撃。

 野々宮さんの変人ぶりなんて、一瞬で宇宙の彼方にでも吹き飛んでいきそうなほどの――悪寒。

 僕を刺した瞬間の彼女の笑顔や笑い声が、まるで数秒前の出来事であったかのように、頭の中に浮かんでくる。その記憶は実に鮮明で、血溜まりの形から、その時彼女がどんな服を着て、それがどんな風に汚れたのかでさえ、僕は正確に思い出すことができた。自分の中では振り切ったつもりであったが、どうやらあの時あったことは、心的外傷として刻銘されているらしい。


『嫌ですね、私はもう姫川ではないんですよ。今の私は、加賀美有栖です』


 と、電話の向こうの彼女は笑う。

 この時点で野々宮さんの身に何かが起きたことと、それに姫川さんが絡んでいるということには確信できた。


「そうでしたね。失礼しました、加賀美さん」

『いえ、構いませんよ。間違いは誰にでもあることです』

「そうですね。たった一度の間違いすら許されないのでは、人生はあまりに窮屈すぎますから」

『ええ。ですがね、楠木さん、そもそもその間違いというのは、一体誰が定義するものなのでしょう』

「……」

『法ですか? 神様ですか? 私はそうは思いません』

「では、何だと?」

『人間の心ですよ。所謂“善意”というものです』

「つまりその人の行いが善か悪かということは、その人がどう感じているかによる、ということでしょうか」

『その通りです。流石は楠木さん、話が早いですね』

「では、今貴女がしていることは、善と悪、どちらなのでしょう」

『当然、善です。私は悪いことはしません』


 人を誘拐しておいて、どの口が言うんだ。


『今、人を誘拐しておいてどの口が言っているんだ、と思いましたか?』

「……」

『沈黙は肯定の証拠とも言いますよ。それと辞書や法律書によると、私がした行為はではなくですね』

「では、御自分のしていることが拉致、つまり犯罪行為だと理解している、というのを踏まえて言わせてもらいますが、その行為は善ではありません。被害者の――野々宮美里さんの人権を著しく侵す最低の行為です」

『そうでもありませんよ。だってこれは、解放の儀式のようなものなのですからね』


 解放? 儀式?


『ええ、そうです。私が思うに、楠木さん、貴方はもっと自由になるべきだ。自由というのは、つまり思考の世界により深く入るべきだということです』


 現実世界のことなんて忘れてね、と付け足される。


「それと今回の拉致が、一体どう関係しているんですか?」

『この方……ええと、名前は何でしたっけ……ああ、そうだ、野々宮さんだ。彼女のような人がいるから、貴方はこの下らない現実世界に囚われているのでしょう? だから余計な足枷を排除してあげようってことです』


 大方そんなところだろうとは思ってはいたが……しかし、実際に聞いてみると思ってもみないほど吐き気を催す言葉だった。まるで人間のすることとは思えない。

 しかし僕はそんな会話をしながらも、電話に耳を澄ませた。

 野々宮さんが誘拐された。で、あるならその監禁場所の手がかりが、この電話口での会話の背景音声にあるかもしれない。例えば水の流れる音や、車のエンジン音だ。そこから少しでも位置を推測できれば……。


『嫌ですねぇ、楠木さん、折角女の子と会話をしているのだからそちらに集中してもらわないと』

「……」

『今、必死に私の居場所の手がかりを探しているのでしょうけれど、無駄なことですよ。私はそんな下手な真似はしない。貴方なら分かっているでしょう?』

「……」


 確かに彼女の言う通り、電話の向こうからは加賀美有栖の声以外は何も聞こえてこない。


『ほら、また無言になる。沈黙は肯定ですよ……まあ、でも、さっきは無駄とは言いましたけれど、ではないでしょうね。貴方ほどの推理力があるならね』

「それはどうも。お褒めにあずかり光栄です」

『ええ、ですから私と一つ、ゲームをしましょう』

「ゲーム?」

『ええ、単純なゲームです。推理ゲーム、とでも言いましょうか』

「……」


 説明された推理ゲームのルールは簡単なものだった。

 制限時間内に、この街のどこかに監禁された野々宮さんを見つけ出せば、僕の勝ち。そしてもしも見つけ出すことができず、制限時間が過ぎてしまえば――


『とっても残念ですけど、野々宮さんの命は失われてしまうでしょうね。こんなに若くて可愛いらしいのに、可哀想……』

「そう思うのならこんなことをせずに、今すぐ彼女を解放してもらえないでしょうか」

『いいえ、それはできません。だって、このままこの人が生きていては、楠木さん、貴方はこの世界に囚われたままでしょう? だからこれは、貴方を解放するための闘いなんです。言わば聖戦ジハードといったところでしょうか。あるいは通過儀礼イニシエーションとも言えるかもしれませんね』


 そう言って、その少女は笑った。声だけで分かるくらい、実に楽しそうに。

 まったく――。

 僕の精神の解放だって? そんなこと、一体誰が頼んだというのだ。

 そう激昂しそうになるのを、何とか抑え込む。ここで冷静さを欠いてしまっては、できることもできなくなる。間に合うことも、間に合わなくなってしまうだろう。


『ああ、そうそう、ええと、こちらの方の名前は何でしたっけ……ああ、そうだ、渡嘉敷雅さんだ。楠木さん、貴方は今日、彼女と行動を共にしていましたね』

「……それが何か」

『いえいえ、大した用事はないんですけどね、ほら、最近何かと物騒でしょう? ですから無事に家に戻られたのか、確認をした方が良いかと思いまして』


 ゾクリ、と背筋に悪寒が走る。

 まさか、と。

 僕の中の勘が危険を知らせるアラームを全力で鳴らしていた。


「彼女に、一体何をしたんですか」

『まだ何も。ただ眠っているだけですよ。まあ、ハンデというやつです。私のような未熟者にしてみれば、楠木さん、貴方のような名探偵を相手取るのは少々骨が折れますから』

「では、僕に二人の人間を同時に探せ、と?」

『ええ。勿論、彼女の居場所は先程の野々宮さんのそれとは別にしてあります』


 二人同時の捜索――それも、制限時間付きで。

 間に合わなければその二人は加賀美さんの手にかけられてしまう。

 命を賭けた推理ゲーム。

 それが電話の向こうにいる狂った少女が提案したことだった。

 僕は大きく息を吸って、吐き出した。


「幾つか質問があります」

『どうぞ』

「まず第一に、渡嘉敷さんを誘拐したという証拠はありますか?」

『当然、準備しています』


 僕の携帯がメールの受信を知らせる着信音を鳴らした。僕は通話状態のまま、メールフォルダを開く。メールの差出人は渡嘉敷さん。開くと、そこには両手を後ろに縛られ、目と口をガムテープで塞がれた少女が写された画像があった。身体をぐったりと地面に投げ出し、彼女の美しい黒髪がまるで海面を漂う海藻か何かのように床に広がっている。顔はほぼ隠されてはいるけれど、その体格や服装から判断するに、渡嘉敷さん本人で間違いないだろう。


『どうです? 納得して頂けましたか?』

「ええ、ありがとうございます。では、第二の質問をします。貴女と渡嘉敷さんは面識がないはずです。一体どこから彼女の情報を?」

『まあ、楠木さんの知り合いだったら誰でも良かったんですけどね、野々宮さんの携帯を調べたら渡嘉敷さんと頻繁にやり取りしていることが分かって、そのメールの文面の中に楠木さんの名前が何度か出てきましたから、それで彼女を』


 野々宮さんを人質にしたら簡単に釣れたので楽でした、とまるで自分の手柄を誇るかのように、彼女が声を弾ませる。


「では、第三の質問です。このゲーム、仮に僕が勝ったとして、本当に二人が解放されるという保証はありますか?」

『具体的な証拠、つまり誓約書のようなものはありませんけれど、貴方が望むのであればどんなものにでも誓いましょう。神でも悪魔でも結構です。私、幽霊は信じていませんけど、神様や悪魔は信じているんですよ?』


 それに、と言葉が続けられる。


『これは聖戦ジハード通過儀礼イニシエーションのようなものだと言ったでしょう? それらは不正があっては成立しませんからね』


 取りあえず、これで一つは安心できた。つまり僕がゲームに勝ちさえすれば良いのだ。細かいことはどうでもいい。今、加賀美さんがやっていることが善か悪かなんて関係ない。要は僕がゲームに勝てば、野々宮さんと渡嘉敷さんを救い出すことができる。


「では、最後の質問です。加賀美さん、貴女はどうしてそこまで僕に固執するんですか?」

『それはゲームに何の関係があるんでしょう?』

「いいえ、特に関係はありません。僕の個人的な興味です」

『そうですねぇ……そうすべきと思ったからですね。例えば楠木さん、道端で困っているお年寄りや子供がいたら手を差し伸べますよね? 怪我をしている人がいれば救急車を呼んだり、事件があれば警察に通報したりします。つまり、ですね、楠木さん、私が貴方を助けるのは、それが当たり前だからです』


 けれどその結果、野々宮さんや渡嘉敷さんが傷ついている。


『別にいいじゃないですか。何事にも犠牲はつきものですよ。それに、こんな人たちなんてどうでもいいでしょう?』

「二人とも僕の大切な友人です。どうでもよくなんてありませんよ」

『でしたら、その“友人”という存在自体、どうでもいいものなんですよ。楠木さんが捕らわれているから、むしろ悪だと言っても構わないでしょう』

「友人は悪、ですか」

『友人は選ぶべきだ、と言っているんですよ』


 例えばそうですねえ……と、少し考えた後、彼女は続ける。


『猫屋敷綾さん、とかはいかがでしょう?』


 僕は思わず息を呑む。

 猫屋敷を知っている……?

 一体、なぜ。いや、そもそも同じ中学に通っていたのだから、顔見知りでも全然不思議ではないのだけれど。それにしても、猫屋敷綾と加賀美有栖、この二人の接点というのは、まるでイメージすることができない。


「どうして彼女のことを知っているんですか?」

『さあ、どうしてでしょう。名探偵なら当ててみてくださいな』

「……顔見知りだったんでしょうか」


 電話の向こうで加賀美さんが笑う。


『そう思って頂けたのなら、ドッキリは成功ですね』


 ドッキリ……?


『ええ、そうですそうです。動揺しました? もし動揺したのなら、私の作戦通りですね。ネタ晴らしをしてしまうと、私は猫屋敷綾という人間なんてこれっぽっちも知ってはいませんよ』

「では、なぜ……」

『渡嘉敷さんやの野々宮さんの携帯電話の記録に一通り目を通して、頻繁に名前が登場していましたからね。特に渡嘉敷さんは多くの情報を残していましたよ。彼女、日記を書くのが日課になっていたようですから』


 その話が本当なら、もしかしたら彼女は日本に来てから、あるいはそれよりずっと前から猫屋敷の死について考えを巡らせていたのかもしれない。その結果、猫屋敷の死の真相に辿り着いた、ということも考えられる。


『それはさておき、楠木さん、もう時間稼ぎは結構でしょう?』

「……」

『どれだけ粘って会話を引き延ばしても、私がこの場所のヒントを漏らすことはありません……さて、もうじき暗くなりますね。ゲームを開始するにはピッタリです』

「確かに、こんな最低なゲームには夜が似合いますね」

『いえいえ、夜というのは朝の前――つまり、楠木さんの解放のプロローグなんですよ。ねえ、ピッタリでしょう?』


 僕は腕時計を確認する。時刻は午後六時。いくら夏とはいえ、もうそろそろ夜の帳が降りてくるだろう。


『制限時間は二時間。その間に二人を解放できれば貴方の勝ち。できなければ貴方の負けで、残念ながら解放できなかった方の命は失われてしまうでしょう。では……ゲームスタート!』


 電話はそこまででプッツリと切れてしまった。

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