ゆらめき
命の灯火在らば、人生は揺く影
窮苦も揺く一時と、挫けど眼は命焚く
ふりがな
いのちのともしびあらば、じんせいはあゆくかげ
きゅうくもあゆくひとときと、くじけどまなこはいのちたく
解説
命のともしびという物があるのなら、人生はその火に照らされた影のようなものである。火は揺らめく、つまり人生は揺れていくもの。
苦しいときも揺らめきの一時に過ぎない。それに負けじと命を燃やせば、事は好転していくかもしれない。たとえ挫けて歩けずとも、気持ちだけは負けたくない。
杉原灰秋詩抄 杉山修司 @cugutake
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