第3話「ベッド」
午前9時
休みの日はいつもこれくらいの時間に起きる。
今日は7月31日、夏休みがはじまって1週間以上が過ぎた。
この時期は朝でも暑いが今日は少し涼しい。
そっか、服を着てないからか。
ベッドの下には昨日ねる時に着ていたパジャマがあった。
もしかして寝てるときに暑くて脱いだのか?
しかしいくら無意識だからってパンツまで脱ぐのはどうなのか。
そんな疑問は隣を見たとたんにすべて吹っ飛んだ。
俺の隣で全裸の女の子が寝ている
朝起きたらかわいい女の子が隣で寝てた、なんてことはよくあることだ。
「おはよう、結ねえ」
「ん・・・、あ、おはよー」
俺が軽く体を揺らすと、あくびをしながらあいさつをした。
彼女の名前は小花結、高校3年生。隣の家に住んでいる。
顔は大人っぽいが、お姉さんよりもお姉ちゃんのほうがあう。
そしてなんといってもおっぱいがでかい。
いつもは服を着ているからわからないがでかい。
本当にでかい。ってなに考えてるんだ俺。
両親は仕事の都合で海外にいるらしい。
ちなみに俺の家も両親が仕事で海外にいる。
だから今は俺は妹と2人、結ねえは1人暮らしだ。
だからこの状況はまずい。
親のいない家で年ごろの子が2人裸でベッドの上にいるところを見られたらまずい。
「うへへ、ともくん暑そうだから服脱がせてあげたんだ。」
「そうだったんだー、ありがとー。」
ガチャ
「お兄ちゃーん、そろそろ起きたほうがいい・・・あ。」
あ・・・、これ誤解されるやつだ。
「ご、ごめんね、お兄ちゃん、邪魔しちゃったみたいだね。続きしていいよ。」
そう言いながら早苗は去って行った。
落ち着け俺、ラブコメ主人公なら必ず通る道だ、きっとこれからたくさんの出会いがあるはずだ!
「さ、続きしよ!」
「しねーよ!」
その後、数日かけて誤解を解く事ができたがそれはまた別のお話
妹の友達が可愛すぎです。助けてください。 帰宅研究部部長 @kitaken
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。妹の友達が可愛すぎです。助けてください。の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます