第8話
眼帯を捨て、現れたのは…蒼い瞳。
ニッとベルは嗤う。そして次の瞬間……ガブッブチブチ…
肉が引き裂ける音が路地に響く。
ベルはくまの肩に噛みつき肉を喰らったのだ
くま「グアアァァアアッ、キ、キサマアァァッ!」
くまは殴りかかるが、ひらりと避け壁の方へと動いた
千切られた肩はゆっくりだが再生をし始めていた
くま「ウウゥ…オマエ、タダデスム、ト、オモウナ。オレノサイボウハn『知ってるよ?』」
ベル「お前が戦鬼なんて、見た時から分かった。くまさんから臭う私が“大嫌いな人”の臭いもした。だから確信したの。」
くま「ンンッ?…キサマ…」異変に気づくくま
いつの間にかベルの傷が塞がっている
くま「ナ、ナゼダ。オマエ、タダノ人間ノハズ。」
ベル「ただの“人間”だったら、私も幸せだったよ…先生。どうせ高みの見物してるんでしょ?知ってるよ。こういう運命に期待してたのも予想してたのも…だからね?私は“大好きで大嫌い”な先生の為に、見せてあげる。あの時みたいな素敵な光景を…」
私は貴方の期待に応える。
ずっとこれから先も、僕の事忘れられない様、離れられない様。逃げられない様。
そしていつか絶対に…“貴方『先生』を殺す”
ベルは鬼の面を付け
ベル「…待ててくまさん、、今タスケテアゲルカラ。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます