第7話


ベル「グフッ……いっでぇ…ガアッ」腹に刀が刺さったまま首を掴まれる。


くま「ワカル…オマエ、ハ。ホンキ、ダシテ。ナイ!」

そう言い放つとくまは物を投げ飛ばす様にベルを放り投げた


ベル「いっつ〜…正気なのに…仲間に本気、なんて…だせっかよクソッタレ…」

血が止まらない、刺さった刀を抜く力すら出ない。『今は』


このままやられてもいい。なんて思わないこんなバケモノ

叛闘や武装…まして普通の民家の人間に止めるなんて無理だ。


ベル「ああぁ〜、お前…みたいなバケモノ、止められんの“私”しかいないんだよねぇ…っ」

そう言いながらベルは立ち上がりくまを見ながら嗤う。嗤っていた。


ベル「うっ…ああああぁぁ!」ブシュッ雄叫びをあげながら刺さっていた刀を抜く

流血が止まらない。

時間の問題だ。次のくまの行動で全てが決まる


くま「ホンキ、ダサナイナラ、ザコ、ニ。ヨウハナイ!」

素早くくまはベルとの間合いを詰め後ろから拳を振り上げた


ベル「お前、それで見えてないと思ってんの?」ガシッ…ズダァーーン


ベルはくまの腕を掴み、そのまま地面へ叩きつけた


くま「グオオァァッ」地面にヒビが入る


ベル「テディベア…ツゥカマァエタ。」

くまを見降ろしながらベルは右眼の眼帯を外した。


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