第3話


知ってる、この臭い。

懐かしいな…人間が食い荒らされた臭いだよ。


あずもその異常な状況に直ぐに気づく

それも当然だ。辺り一面が此処にすんで居たであろうホームレスだった

人間の塊で埋め尽くされている。


あず「くまさん…さすがに趣味悪すぎだにゃ」あずが珍しくしかめっ面を見せる


ベル「それは同感。さすがに僕もこれは悪趣味すぎる…なぁっ!」

銃を構えた。構えたはずだった


ガシャン…カランカラン

抜いたばかりのハンドガンは無残に吹き飛ばされた


ベル「まじ、、その体質だいっ嫌いなんだよねぇ…あの“先生”も。うちのテディベアがこんな可愛くないのなんて久しぶりだよ。」


あず「さすがにやばいにゃ…少しなめてたにゃ」


ベル「こんなクソみたいな状況なの。どうせあの“先生”絡みだよ」


あず「隊長、ドンピシャすぎて怖いにゃ」

あずは冗談混じりで笑いながらそう答えた


ベル「じゃあ、あず。いっちょ熊狩りと行こうか。いや鬼狩りかな?」


刀を抜き覚悟を決めたと同時にベルから笑顔は無くなった。

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