頭の中の議事録

「良い作品を書き続けていれば、いつか編集者から連絡がくる」



そんな勘違いをいつまで続けるつもりだ?



「面白い作品は、いつか必ず認められる」



そんな夢をいつまで見続けるつもりだ?



はっきり言おう、そんな奇跡は起こらない。


何が売れて、どんなものが流行るかなんて、売り出す前にわかったら苦労しないんだ。


仮にアンタに才能があるとしよう。天才だとしよう。


けどな、それを評価するのは才能もなければ天才でもない普通の人だ。


編集者は、経験によって作品を判断する。会社の色にも左右される。


編集者の企画で、話題性もあるし面白い! と会社が判断した作品が大コケしているのを知っているだろう?


面白い作品、素晴らしい作品。


そんなものは存在しないんだ。


あるのは、面白かった作品、素晴らしかった作品だ。


結果からしか作品の善し悪しはわからない。


まして、良い作品が埋もれていくことすらある。


これが、真実だ。


じゃあ、どうしたらいいのかって?


決まってるだろう!

いまこれを書きながら考えているところさ!


もう少しでひらめきそうなんだ。


………………。


………………。


………………。



そうか! わかったぞ!









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