第2話 不穏の影

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 都市国家トロスとフブルが戦争に至った経緯は、存外単純なものであった。土地に困窮したフブルが、難癖をつけたことが切欠である。馬鹿馬鹿しいが、それを無視していては国として舐められる。いや、すでに兵力が少なく、侮られていたからこその文句であったのかもしれない。

 いずれにせよ戦争は勃発し、しかし、意外と優位に立っているのはトロスの方であった。サクスが属するタスカス傭兵団は、かつての街長であるパッヅォ・タスカスから名付けられた。何かしらの古い契約か、盟約か、とにかく因縁があるらしい。


 というような部下の古強者による話を、新参者であるサクスは聞き流すように耳に入れていた。


「つまり、パッヅォ氏の屋敷を襲った謎の魔獣を、どこからともなく現れ退治したのがですね……。ちょっと、小隊長。聞いてますか?」

「え? ああ、申し訳ない。すこし考え事をな」


 呆れたようにため息をつく傭兵に、サクスは苦笑いを浮かべた。どのような理由があってトロスに肩入れしようとも、彼には関係がないことなのだ。彼だけではない。傭兵として戦いに臨むものは大抵――大隊長クラスでなければ――どのような戦いでも結局は自らが死なないように相手を殺すことが求められている。

 それが傭兵に必要な、ただ一つのことなのだ。


「しっかりしてくださいよ……。もうすぐ、フブルとの最終決戦なんですからぁ」


 そう、タスカス傭兵団が手を貸したトロスの戦も大詰めを迎えようとしていた。この戦いこそ、世に名高いトロス戦役である。

 

 傭兵団のうち、大部分はトロスの街に戻っていた。彼ら第三小隊と第四小隊を合わせた第二中隊だけが、フブルとの国境近くに留まらされていた。中隊を率いるのは、例のガモガスである。察するに、以前の仕返しかとも考えたが、この命令自体は大隊長であるユーライジによるものであり、怨讐の類ではないらしい。

 サクスたちは交代で見張りをしている。いついかなる時にも敵に備えるといった名目だが、実際は焚き火を囲み酒をくらっているだけである。


 酒量を控えているため、いざという時にでも伝令くらいには使えるだろう。


「しかし、つまらない役っすよね。たんなる脅しじゃないっすか。武功が挙げられるわけでもないから、金が増えることもなし。ただ敵に打ち取られやすいときちゃぁ、泣きそうっすよ」

「まあ、そう腐るな。これが終われば街に帰れる。街に帰れば女もいるぞ」


 ぼやく部下をなだめるように呟いた。だが、その言葉への返事は、背後からやってきた。


「ふっ。さすがのサクス小隊も、地味な任務は苦手か」


 2人はすかさず振り返る。サクスはすでに双鎌を構え、戦闘態勢に入っていた。茂みの奥から人影が現れ、焚き火の明かりに照らされる。それは、適度に筋骨隆々とした優男、その矛盾を内包する、大隊長ユーライジその人であった。


「だ、だいた、大隊長?!」


素っ頓狂な声を上げ、若い傭兵は目を白黒させる。隣のサクスも驚いていたが、あまりに激しく傭兵が声を上げるため、驚くタイミングを逃してしまった。


「……ユーライジ殿。どうして、こんな場所に」

「いやなに。作戦の遂行具合を確かめにな。ついでに、各小隊を回っているのだ」


 男は事も無げにそう呟いた。

 しかし当然、こんな前線の辺鄙な土地へふらりと現れて良い人物ではない。タスカス傭兵団の黎明期より所属し、今では引退したタスカス氏に代わって取り仕切る、団長である。だが、優男は自らが団長と呼称されるにふさわしくないと、新たに大隊長という名称を設け、それを名乗っている。

 ユーライジは、にこやかに微笑みながらサクスたちを眺めていた。2人の様子をたっぷり楽しむと、若い傭兵に声をかけた。


「ふむ、君。悪いがサクス殿と2人にしてくれないかね」


 傭兵は、弾かれたように立ち去っていく。一連の出来事は、美しきユーライジによって、まるで演劇を拝見しているような、あるいは貴族の家に招かれたような錯覚を、サクスに与えた。確かに、優男の服装はどこか貴族然としている。手甲や胴当てがあるから、まだ戦士であることはわかるが、彼もまた美しい顔立ちをしていた。

 しかし、サクスの美が甘美なる色の美しさと言うならば、ユーライジは雄々しく猛々しい戦士の美しさである。


 ユーライジは、腰元の片手剣をベルトより外すと、左手に持ち替えた。そして、サクスへと頭を下げた。


「すまなかったな」

「……なんのことですか。急に頭を下げられても」

「ガモガスが、君に絡んだと聞いた。あれの手綱を握るべきだったのは、この僕だ」


 予想はしていたが、すでに大多数に知れ渡っているらしい。一度惚けるか迷ったが、未だ頭を下げ続ける大隊長をみて、サクスも言葉を返す。


「やめてください。あんたが、頭を下げちゃどうしようもないでしょう。別にいいんですよ。こっちは所詮、流れ者なンで」

「しかし、すでに2年だ」

「……そうでしたっけね。忘れましたよ。なんにせよ、いい加減にしてくれませんかね」

「承知した」


 下げたときと同じくらいアッサリと、ユーライジは頭を上げた。その呆気なさにかえってサクスが言葉を失う。


「さて、ガモガスとの戦いで、君は能力を使ったのか」


 優男は表情を変えず、淡々とサクスに尋ねた。サクスは、唐突な質問の意図がつかめずどうにも答えられない。


「ああ、奴から君が能力者なのだと聞いたのだ。だが、流石の奴も自分の敗北の詳細を語る気は無いようでね。教えていただけるとありがたい」


 あくまでも、個人的な興味だよ。とユーライジは付け足した。だが、なんと答えたものか。幽刻の暗がりに立つ優男は、いや、なんと言うべきなのか、決して雑談気分で質問を投げかけているわけでは無いだろう。

 何と無くサクスはそう感じた。


「……能力の名は、『鎌鼬かまいたち』と言います。しかし、此奴こいつは先の戦いには使っちゃぁ無いです。そんな便利なものでは無いンですよ」

「ふむ。つまり、素の格闘能力のみでガモガスを圧倒したわけか。驚愕だな。だが、差し支えがなければ、能力の仔細について」

「教えられません」


サラリと尋ねた言葉は、思いの外強い拒絶とともに打ち切られた。


「成る程。ならば仕方があるまい。いや、な。これまでにも何人か能力者と知り合う機会はあったのだ。しかし皆、執拗に己の権能についてはひた隠す。私は常々、能力に対する興味があるのだが、どうにも巡り合わせが良くない」

「断られ続けておいて、尋ねたンですか」

「嗚呼。これまでの連中は皆、相手側であったからな。敵対する相手に手の内を開かせるわけもあるまい。ならば、と思ったのだ」


 優男は堂々と、己の特殊なへきについて語った。それを聞いたところで、答えたくなるような気持ちは湧かなかったが、ただ並々ならぬ思いの丈を知ることにはなった。ユーライジは言うべきことは述べたと、笑うのみである。大きく溜息をついて、サクスは呟いた。


「能力ってのは……。結局のところ、魔法です。魔術じゃあなくて、魔法。……魔術との違いは、手前で選ぶことが出来ないってことです。気が付いたら使えるようになってやがる。だけど、魔法である以上、自らの魂を持って発現する。つまり、能力を教えるってのは」

「得心した。つまり、それは己の内を、曝け出す行為に等しいということであるわけだ。自らの心を、危うく示す様な者がいるはずがない」


 サクスの言葉を引き継いで、ユーライジはひとしきり頷いた。満面の笑みで独り言ちるその様は、少し不気味だ。


「だが、君は己の内を暴かれんとする危険を犯しても、なおこの団に属している」


 そして切り出した言葉は、少々剣呑の色合いを含んでいる。


「随分と気に入ってもらえたと、驕ってもいいのだろうか。君はいつまで団にいてくれるつもりだ? あるいは、中隊長の席に興味はあるか?」


 今度こそ、サクスは押し黙ってしまった。


はな、サクス。このまま傭兵団で終わるつもりは無い。は次に行くぞ」


 サクスは、遂にこの男の不穏さの正体の尾っぽを捉えたような感覚を味わった。美しく整っていた笑顔は、今ではギラギラと獰猛なものに変わっていた。どの様に応えたものだろうか。その野望の中に、俺は含まれているのだろうか。サクスはユーライジの瞳を覗き込む。

 次の瞬間、ユーライジはサクスの直ぐ目の前に居た。瞳と瞳の距離は、それこそ頭一つ分も無い。ユーライジの細腕には、鋭く尖ったレイピアが握られ、その切っ先がまるで蛇の様にサクスへ伸びる。


「なっ」

「剣技、『じゃ』」


 紛れもない殺気が、剣の一撃にのって放たれる。退がれば死ぬ。咄嗟の判断で、サクスは前へ出た。それは、奇しくもガモガスとの決闘と同じ体勢であった。サクスの動きを確認し、剣撃の向きが修正される。狙いは首元だ。だが、触れるか触れないか判断がつかない。身体を倒す様に捻りながら、腰元の鎌を振りかぶる。

 レイピアが、サクスの首の表皮を、ズルリと捲る。鈍い痛みを感じながら、鎌による斬撃を空中に放った。手元が狂ったのか。斬撃はユーライジと無関係のところで、動きを終える。二人は交差する様な体勢から、同時に離れ振り返りざまに互いの首筋へとあてがった。


 ぷっとサクスの首元から弱々しく血が流れる。先ほど削られた表皮からの血である。互いの目がそれぞれを見やり、動きは膠着する。と、思われたが不意に風が吹いた。突風である。その風は、ユーライジのレイピアをサクスの首元より弾いた。


 その隙を、当然逃すサクスではない。

 再度、身体を捻りながらユーライジに近づいたサクスは、もう一本の鎌を取り出した。背後に回り、だが、ユーライジは動かない。


 そのまま、ユーライジを引き裂けば勝利する。

 サクスの動きを止めたのは、他でもないユーライジのものであった。


「相打ち、だな」

「あんたの負けだと思いますがね」


 ガモガスの件を謝罪しておきながら、自らも試す様に斬りかかる。若干の悪意を込めて、サクスは呟いた。


 するとユーライジは、イタズラが成功した子供の様に無垢な笑顔で、自らの首元を指差し、それからサクスを指差す。

 その指示通り、自らの首元を見たサクスは、そこにまとわりつく一匹の蛇を見つけた。銀色の、キラキラと輝く蛇である。よく見ると、それは細かい刃が連なって造られた剣の鞭である様だった。ユーライジのレイピアは、仕込み武器であったのだ。最初の接触時、分離した刃がサクスの首に残り、いつでも斬り裂ける状態にしたのであろう。


 確かに、これでは相打ちだ。


「この辺りで終わりにしよう。これは言わば、ただの……そう児戯の様なものだ」


 ユーライジは一方的に言葉を投げかけ、サクスの首から蛇を外す。蛇はレイピアの形となり、彼の腰元に収まった。


「童の遊びで首がとばされちゃあ、たまったものじゃないんですけどね。……間違いなく、殺されてたのはこっちなンで」

「ふっ、謙遜するんだな」


 サクスもまた、鎌を仕舞う。そうして、先ほどの質問に拒否で返した。


「……もう暫く、厄介になりますよ。大隊長さえ許してくれるなら」


 この夜、初めてサクスはユーライジを真正面から捉えた。それはこの夜だけでなく、今までの面談全てを通しても初めての出来事であった。これまでの面識では、この男の、なんと言うか筆舌しがたい気配が苦手だったのだ。それは、今しがた捉えたばかりの、尾の、その先にいる獣の気配ある。

 そうして、改めてみたユーライジは、まさしく覇道を歩むものにふさわしい何かが満ちている。


 サクスは、獰猛な一匹の魔獣を幻視した。

 鋭く尖った牙を持ち、眼は獲物に飢え充血している。張り裂けんばかりの筋肉を、魔力を、その小さなヒトの身体の中に隠し持っている。


 その妄想は、寸刻もたたず煙のように消え失せてしまった。だが、サクスは目の前の男が不意に恐ろしく感じられた。何に恐怖したのか、自分でもわからない。だがこの男は、己の欲するものを手に入れんとするためには、ありとあらゆる犠牲を支払うであろうと、直感的に理解した。

 その支払われる犠牲に、自分も数えられようとしている。


「明日の戦は荒れそうだ」


 暫く2人は無言でいたが、遂にユーライジが言葉を発した。そして、その一言だけを残して立ち去ってしまった。現れた時と同じ様に、暗がりの中へ優男は姿を消してしまった。サクスはユーライジの背の残影を、暗がりの中に探していたが、やがて空を見上げた。


 明日の戦は荒れる。

 サクスもまた、そう感じた。それは、夜空の暗がりの中に立ち込める、黒より黒い暗雲を見つけたからだけではあるまい。



-4-


 翌日は、大雨が降った。

 トロスから旧フブルの地域は、ロットの月(*旧暦の6月)ごろに雨季が訪れる。絶え間無くふる雨は、霧となり滝となり、視界を大きく遮ってしまう。地面は足にまとわりつく泥となり、雷雲がもたらす光と音が、さらなる困難を生み出す。

 すでに時期としては雨季に入っていたはずなのだが、今日まで運良く雨が降らなかった。これまでが幸運だっただけなのだ。傭兵たちは、そう言い聞かせながら行軍するが、やはりその歩みは遅い。


「確かに荒れたな」

「小隊長! なにか、おっしゃいましたか?!」


 豪雨の中、サクスが呟いた一言を隣の傭兵が拾った。手言葉で何事もないことを伝えると、改めて空を仰いだ。鈍い灰色の鈍重な雲が、どこまでも連なっている。朝早くに動き出したものの、すでに時刻は夜に差しかかろうとしていた。

 だが、間も無く攻撃地点へとたどり着く。もう暫くの辛抱だと、サクスが小隊に声をかけようとしたとき、進行方向に仄かな灯りが見えてきた。


「し、小隊長っ!!」


 若い傭兵が危険を知らせようとするが、それを遮ってサクスは微笑んだ。


「大丈夫だ。あれは友軍だ」


 合流を果たしたのは、ガモガスが引き連れる中隊であった。だが、その数は随分と減っている。皆一様に疲弊しており、事前の戦闘の凄まじさを物語っていた。彼らは、打ち捨てられた村落を徴収したらしい。埃のたまった石造りの民家の中で、それぞれ傭兵たちが寛いでいる。森の入り口に建てられた家々からは、生活の跡はすでに消え失せていた。

 いくつかの建物の中で、最も立派な家の中にガモガスはいた。数人の懐刀を引き連れて、どこか怯えた表情をしている。サクスが挨拶のため民家に入ると、明らかに警戒の色を濃くして、その顔をのぞかせた。


「ガモガス中隊長殿! 第四小隊、無事到着いたしました」

「う、うむ」


 どことなく気まずそうに、ガモガスは頷く。サクスの内に、思わず悪戯心が芽生えかけたが、なんとか押さえ込んだ。ガモガスは、手を振って退出を求めた。サクスは一礼をして部屋を出ていく。一波乱起きるやもしれぬと警戒していたが、特に何事もなくサクスの小隊は迎え入れられた。次の戦闘まで暫くの猶予が与えられると言う。


 皆思い思いに、焚き火にあたりながら休息を取っている。己の武具の手入れをするもの。あるいは、持ち込んだ食糧を炙り食すもの。遠くからその光景をのぞいていたサクスは、改めてタスカス傭兵団の異常さを思い知った。当時の傭兵団において、ここまで統率が取れ、一個の組織として機能するものは非常に珍しかったのである。

 しかし、いつまでも自分がここにいると彼らも心から休めまい。サクスはそう考え、濡れた衣服を乾かすと、間も無く森の端の林の奥に移動した。森の木々が雨よけとなり、さほど濡れないことがわかったのである。


 民家の裏手は、古い森のようであった。

 ヒトが入り込んだ形跡はなく、獣とも精霊ともつかない足跡がそこらに残されている。サクスはふと、故郷の森を思い出した。

 孤児院で育った彼は、近くの森に入って1人過ごす時間が好きだった。雨が降れば大樹の影に隠れ過ごした日々を、遠い所に残してきた。


 果たして、あの森は今もなお残っているのだろうか。彼の意識は疲れと相まって、少しだけ肉体から遠ざかる。そのとき、神聖なる森の中で、不躾なヒトの駆ける音が聞こえてきた。ハッと目を覚ましたサクスは、腰元の鎌を確認する。そして、すぐさま姿を隠し、その正体を探ろうとする。


 すると、木々の間から、巨大な筋肉の塊が姿を現した。ガモガスである。彼は、折角連れてきた懐刀も連れず、怯えた様子できょろきょろと辺りを見回し、そして、森の奥に分け入っていく。


 追うか。

 瞬間的に判断したサクスは、気配を薄くしてガモガスの後を追う。


 ガモガスは、時折追われていることを分かっているかのように振り返る。その度にサクスは、彼もまた優秀な戦士の1人であったことを思い出す。それほど近くには寄れない。付かず離れず、暫くその後を追い続けると、遂にガモガスは立ち止まった。そして、懐から見覚えのない奇妙な物体を取り出した。

 それはサクスの位置からは、茶色い塊にしか見えなかった。もし、あと数歩近くに寄ることができていたならば、それが魔道具の一種であることまでわかっただろう。


 ガモガスが魔道具を振りかざすと、間も無く全身黒い衣装で顔から何まで覆う様に身にまとった男が1人、現れた。実際は、男とも女ともつかないが、体格から判断したのである。そうして、ガモガスの耳元に顔を寄せたかと思うと、その袖元から病的なまでに白い腕を伸ばし、何らかの魔術を唱えた。


 途端に二人の音が、全くの無音になったからである。ガモガスはこちら側に背を向けており、黒い男は口元が布で覆われていて読唇することが出来ない。その様にして、2人は長い間ぼそぼそと何かを話していたが、不意に男が立ち消えた。


 するとガモガスも、来た道を振り返り、歩き出す。行きしの怯えきっていた様な色は失せ、憑き物が落ちた様に晴れやかに大手を振って歩いてくる。咄嗟にサクスは寄りかかっていた木の上に登った。軽々とした彼ならではの隠れ方と言えるだろう。サクスの足元を、ガモガスは気がつかず通り過ぎる。不用心な男と罵るべきか、優秀なガモガスをも騙すサクスを褒めるべきか。


 サクスは、黒服の男の正体を調べてみたい気がしたが、それはあまりにもリスクが高い行為に思えた。時間をおいて傭兵団の元に戻る。部下に尋ねたところ、ガモガスはもう就寝してしまったのだという。


 釈然としないものを抱えながら、サクスもしばしの眠りにつくことにした。この謎は、翌日にすぐ解けることとなる。

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