閉じる
表示設定
目次
竹囃子
風鳴る林
風成る林
竹たち一斉に背比べ
ざわざわ ざわわ
胸をくすぐる葉っぱたちのうた
見上げればどこまでも高い
この奥は一体どうなっているんだろう
その先に見える景色は得体の知れない闇
ぐんぐん伸びよ 竹たちよ
この空の天辺まで手を伸ばせ
風に遊ばれ 風に遊べ
竹の中は空っぽで
まるで僕の中身みたい
しなやかで柔軟性があるのは
そんな中身が空っぽのお陰
精霊たちが揺らしているね
この音を聞いていると安心する
何故だろう 心の奥まで染み込んで
退屈さは闇の中に沈んでく
不思議な幻が僕の心を誘う
ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）
応援したユーザーはいません
応援する
アカウントをお持ちの方はログイン
カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。
新規ユーザー登録（無料）
カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック！
カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう！
応援すると応援コメントも書けます