前のエピソード――【GM用】シナリオ

PC：初心者～向け

GM：初心者～向け

使用ルールブック：R1、R2、(上級)

シナリオ難易度：★★☆☆☆

情報収集難易度：★★☆☆☆

戦闘難易度　　：★☆☆☆☆

GM難易度　　：★★★☆☆

シナリオ難易度は比較的低い。フェイクは多く仕込まれているが、基本は１本道のシナリオ構成であり、エンディングの分岐なども存在しない。

情報収集は難易度が中程度に設定されている。情報項目は必ずしも全て開ける必要はないため、数を多めに用意している。リアル推理を行うことでの解決を推奨してもよいだろう。

戦闘は３vs１になる。ボス自身は打たれ弱いため、長時間はかからないだろう。初心者GMは回避判定の処理が煩雑で処理できない場合があるだろう。その場合は固定値25として回避判定を行うことで対処してもよいだろう。

GMの難易度は戦闘以外では低い。シナリオ進行が一本道であるため、GMは描写をしっかりと行うだけでよい。真犯人以外のフェイクにプレイヤーが引っかかってくれれば儲けものと考えればよい。あとはプレイヤーが勝手に混乱してくれるだろう。

□シナリオに書いていない前提条件

PCはすべてUGNエージェント扱いである。UGNチルドレンも許可してよい。

Dロイスは取得自由であるが、２つ以上のDロイス取得は禁止するべきである。

衝動判定後に侵食率80～100を目標とするべきであろう。1回は戦闘中にリザレクトの機会があるのがよい。

□追加資料に関して

地図を用意すること。

カクヨムには画像をアップする機能はないため、筆者が使用した地図を公開できない。GM諸氏は３領域に別れた白地図を用意し、その領域の接点に印をつけ「レネゲイド事件多発域」と記すこと。また３領域にそれぞれA区(南北に長い領域を設定すること)、S区、K区と名付け各領域にUGN支部とUGN病院のマーカーを置くこと。その３領域全体を指して「政令指定都市T市」と名付けること。

手書きしてもよいが、筆者のように絵が苦手なGM諸氏はネット上の白地図をダウンロードし、ペイントソフトで記号を書き入れると便利である。県の地図や、実際の政令指定都市の地図を用いると楽である。

□PCの経験点

このシナリオは、経験点を使用していない初期作成PC３名が挑むことを想定して作られている(２倍振りなら安全に還ってこれるレベル)。

PCが４名の場合には霧谷が派遣したUGN日本支部のエージェントとして扱い、シナリオロイスにコードウェル博士を指定してハンドアウトを作成すること。ボスのHPを＋50すること。

PCが５名の場合には上記に加えて、さらに旧T市支部所属のイリーガルとしてPCを追加しシナリオロイスにロー・センウェを指定し彼に疑いを抱くことにしてハンドアウトを作成すること。ボスのHPを追加で＋30し、加速する刻Ⅱを取得すること。