友人から先程提供してもらったエピソードその1


 会社経営している友人から電話があって喋りながら、拙作「私の日常」のエピソードが底ついてきたと言ったら提供してくれたエピソード。


 ある日その社長は自社の休憩所の掃除をしていた。昼休み時間になってシャインがやってくる足音を聞いて社長何を思ったのか、休憩室の清掃ロッカーに隠れる。


 社長が清掃ロッカーに隠れてると知らない社員たちは休憩室で雑談。話が盛り上がって会社の愚痴に。

 社長ロッカーの中で愚痴を聞いて改善方法など考えたり、問題のある上司に事実確認しようとスケジュール組む。


 そんな中、社員の一人が愚痴が盛り上がったのか「俺だったら社長に直談判するぜ!」と言った瞬間「話は聞かせてもらった!」と言って社長ロッカーから登場。


 休憩室は阿鼻叫喚。社員は驚いて椅子や机を巻き込んで転倒。社長は「直談判聞こうじゃないか!」と笑顔で社員に詰め寄る。


 騒ぎを聞きつけた専務に社長は強制連行されていきました。


 後日、現場にいた社員たちは休憩室に入ると清掃ロッカーを開けて、社長が隠れていないか確認するようになったそうです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る