君のもとへ
夕暮れ間近
君を想って空を見上げたら
涙がにじむような気がした
泣いてはいないのさ
ほんの少しセンチメンタルなだけなんです
こうしちゃいられない
今すぐ君を迎えにいくよ
唐突だとか
約束だとか
今日はおかまいなしさ
いつになく強引な僕なんです
息を弾ませて
君の手を引いて
降ってくる星を ふたりで拾うんです
ありったけの星を ふたりで集めるんです
満天の星に照らされて
満開の笑顔に満たされて
満点の一日を終えて
君の隣で眠るんです
それだけで僕は満足なんです
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