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好きな色を選ぶといい

美しくも穢れた世界にあふれた色を


決められないのなら

眼をつむり 指させばいい

悲しくも優しい世界にあふれた色を


その色に飽きたなら

またこの場所に立てばいい


その色を気に入ったのなら

大切に抱えていればいい


染まるまで ずっと ずっと 


色を失うような

事態に見舞われたとしても


また選んで ただ染まるだけ 


透明ではいられないのだから

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