第三節 鋼の王、来たる

 幾らかの不都合があったが、状況は決して悪くはない。本音を言えば一緒に祭りを見て回ることがエレオノーラの目的だが、これはこれで及第点と言うものだろう。

 何事も、自分が思っている通りに上手くはいかないものだ。それはここ数ヶ月で嫌というほどよく判っている。

 と、そんなことを横に座っている王女が考えているとは露知らず、ヨハンは果たしてどうしたものかとエレオノーラの横に腰かけたままぼけっとしていた。

 何もしていないというのも非生産的なので仕事でも済ませてしまおうと思ったのだが、ここイシュトナルの最高権力者直々に仕事をするなと言われてはそれもできはしない。

「不満そうな顔だな、ヨハン殿? ひょっとして妾より仕事の方がよかったのか?」

「いえ、そんなことはありません」

 必要にかられてしているだけで、別に仕事がしたいわけではない。ヨハン以上の能率で、ヨハンのやりたいことを全て叶えてくれる者がいるのならば仕事など全て丸投げしてやりたいというのが本音だ。

 と言うよりも言ってしまえば、仕事と美人で巨乳の姫と天秤に掛けて仕事の方に傾く奴がいるとしたら、相当な変わり者だろうと、ヨハンは勝手に思っている。

「しかしだ、ヨハン殿。これはちょうどいい機会だろう。そなたと妾のことについて話しあわなければならない時期に来ているのではないか?」

「何のことです?」

 いきなりそんな、別れる寸前の男女のような言い方をされても身に覚えもない。

「惚けるでない。ここ数ヶ月のことだ。妾にろくに顔を見せずにあっちにふらふら、こっちにふらふらと」

「……お互いに忙しい身ですから」

 先程エレオノーラ自身が言った言葉をそのまま返すが、勿論それで追及が止むことはない。

「ハーフェンの豪商の娘と、そのお付きの侍女」

 すぐ傍で顔を覗き見られて、ヨハンは慌てて目線を逸らす。彼女が着ている薄手のドレスから覗く二の腕や鎖骨は勿体ないが、今はそれよりも逃げを優先した。

「何故目を逸らす? やましいことがあるわけではあるまい? それとも、妾に言えんようなことでもあると言うのか?」

「いえ、特には」

 この場合、クラウディアの父から娘の結婚相手として期待されているというのが伝えるべきかそうでないかはヨハンの判断の及ぶところではない。取り敢えず、本能的に黙っておくことが吉とした。

「それだけではないぞ、ヨハン殿。何より重要なことだが、ここのところ妾を避けていたであろう?」

 違う、と言いたいが残念ながら否定することはできない。

「避けていたは語弊があります」

「ふーん。語弊か。語弊、なぁ。妾の誘いを断り、話しかければそれを早々に打ち切り距離を取る。果たしてその真意はいったいどこにあったのだろうな?」

 観念して、ヨハンは大きく息を吐く。元より、こうして直接問われれば隠し通すこともできないことだ。

「周囲の影響を考えれば、俺と姫様が一緒にいることはあまり望ましくないと、そう判断したまでのことです」

 ヨハンの立場と言うのは決して誰からも認められているものではない。先日のシュンがそうであるように、ヨハンのことをエトランゼの裏切り者と評する者も少数ではあるが存在している。

 何よりもエレオノーラの傍にいる貴族達の大半は、急にエレオノーラの傍に現れて采配を振るうエトランゼにいい印象を抱いていない。

 現状のイシュトナルの運営には彼等の協力が必要不可欠であり、その不振を買わないためにはお互いに仕事外での接触はできるだけ控えるべきとの判断だった。

「それはやはり、妾の周囲にいる貴族達のことか?」

「だけではありませんが。成り上がり者である俺と姫様の距離が近ければ、余計な邪推をするものもいるでしょう」

「……ふむ」

 それを聞いて、エレオノーラは考え込む。

 経験不足が目立つ王女だが、決して頭が悪いわけではない。諭せば理解してもらえるであろうとヨハンは思っているのだが。

「気にしても仕方がないだろう、そんなことは」

「……そうでしょうか?」

 本当に、心の底から全く気にした風もなく、エレオノーラはそう言ってのけた。

 ヨハンを見上げる二つの瞳には一片の曇りもなく、自分の言葉が間違っているとは微塵も思っていない。

「妾はな、ヨハン殿。そなたを信じたのだ。そなたとならば共に歩めると判断して、ここイシュトナルを拓いた。何故か判るか?」

「……いえ」

 今のヨハンがイシュトナルでやっていることなど、微々たるものだ。実際、規模が大きくなるにつれてそれはヨハンの手を離れ始めている。

 エレオノーラの手が伸びて、ソファに上に投げ出されていたヨハンの手の甲に重なる。

「そなたは妾の言葉を聞いて、笑いもせず、それが無謀な願いだと判って上でこの手を取ってくれただろう? 嬉しかったのだ、それが何よりも。だから」

 エレオノーラの言葉は途中で止まる。

 彼女が何かを言おうとするその前に、何かが執務室の窓に激突したような音が響き、二人は反射的にソファから立ち上がった。

「なんだ、敵襲か!」

「いえ、どうやら」

 落ち着いて窓を見れば、箒に横座りした小さな影が一つ。部屋の窓に拳をぶつけたままジト目で中を睨みつけている。

「ま、魔導師殿……?」

「アデル、何かあったのか?」

 錠を開けてやると、アーデルハイトは外の風と共に部屋の中に入り込み、箒から優雅に着地する。

 それからヨハンをエレオノーラを交互に睨む。

「今、何をしていたの?」

「いや、別に」

 そう言って、エレオノーラに視線を向ける。

「う、うむ。ヨハン殿とちょっとした逢瀬を楽しんでいたのだ。それなりの仲の男女のやること、別に不思議はあるまい?」

「……それは問題ですね。一国の王女、そしてこのイシュトナルの総指揮を執る者がそんな軽々しい行動をしては、沽券に関わるのではないですか?」

「なにも疚しいことをしているわけではない。親しい友人と共に過ごし、絆を深めることに何の問題がある?」

「……む……」

 毅然としてそう返されて、言葉に詰まったのはアーデルハイトの方だった。彼女自身もよく理解しているが、別にヨハンが誰と会おうとそれを止める権利はない。

 これまた面倒なことになって来たと、ヨハンが仲裁を入れようとすると、思い出したようにアーデルハイトが勢いよくこちらを振り向く。

「そう、そんなことを言っている場合ではないわ。緊急事態よ」

 今の言い方だと言いあいに負けたから誤魔化しているようにも見えるが、恐らくその意図はないだろう。

「カナタが負けたの。多分、この前報告にあった賊で、そいつが――ベルセルラーデと名乗ったわ」

「ベルセルラーデ!?」

 大声を上げたのは、エレオノーラだった。

 当然、ヨハンもその名には聞き覚えがある。

「な、何かの間違いではないのか、魔導師殿!?」

「その魔導師殿って呼ばれ方は、ちょっとくすぐったいですね。……いいえ、確かにベルセルラーデ・ネフェルタリア・ソム・バルハレイアと名乗りました。勿論、その名を騙る不届き者の可能性もありますが」

「ほ、他には、他に何か特徴はないのか?」

「褐色肌に長身の男性で、やたら良く笑って声が大きくて……それから、人の話をとにかく聞きません」

「……ああ、何と言うことだ……」

 それを聞いて、エレオノーラは頭を抱えてソファに転がる。

「ベルセルラーデ……。バルハレイアの王族の名だな。何故そんな人物がここに?」

 アルゴータ渓谷を超えた南の地、バルハレイア。荒野と砂漠が広がる厳しい土地を治める王族の一人、それがベルセルラーデ。

 未だ父王から王権こそ引き継いでいないがその類稀なる能力、戦での活躍は誉れ高く、鋼の王との異名を持っている。

「さあ。でもその男とカナタが揉めたの」

「何をやってるんだあいつは……。で、カナタはどうなった?」

「捕まったというか、なんというか」

 答えにくそうにアーデルハイトは口籠る。

「……はぁ。まさか、なんで現れるのだ、ベルセルラーデ様は……」

「姫様は会ったことが?」

「うむ。ゲオルク兄様とは懇意でな、幼少の頃何度もこちらに遊びに来ている。そしてその度に妾にちょっかいを掛けてくるので苦手だったのだ。うるさいし、機嫌が悪いと八つ当たりをするし、無茶苦茶だし、声は大きいし、自分勝手だし」

「そうですか。では行きましょう」

「そなた! 妾の話を聞いていたか!? 今の妾の言葉でベルセルラーデ様と会いたがっていると誤解するほどに呆けていたか!」

「違います。カナタが捕まっている以上、行かないわけにはいきませんし、王族同士の方が話も通じやすいでしょう。……むしろここに来たのだから、姫様に会いに来たと考えるのは自然では?」

「いや、うん。それは……」

 何にせよ、もしそれが本当に王族であった場合、ヨハンが迂闊なことをしでかすよりはエレオノーラが話を付けた方が手っ取り早い場合もある。

「とにかく行きましょう。アーデルハイト、案内してくれ」

 そう言って、ヨハンは執務室を出ていく。

 項垂れながら唸るエレオノーラに、アーデルハイトは優しく肩を叩いた。

「……行きましょうか、妹姫様」

「……何故ヨハン殿はカナタのことになるとああも行動が早いのだ?」

「さあ。わたしはもう考えるのをやめました」

 何かを諦めたようなアーデルハイトのその一言に、エレオノーラも観念して部屋から出ていくのだった。


 ▽


 イシュトナルのメインストリートでもある中央通りは、当然祭りの催しも数多く開催される、最も人が集まるスポットとなっている。

 相当な混雑が予想される場所ではあったが、訪れたヨハンとエレオノーラ、それからアーデルハイトが見た人の数は想像を遥かに超えていた。

 人混みを無理矢理に掻き分けて進んでいくと、その奥にある中央広場にその原因が見えた。

 中央にステージが建てられた中央広場は散策や休憩、他にも討論会などのイベントに持ちいられることもあって、かなりの広さを誇る。

 その一際目立つステージの上、そこに立つ一人の男がいた。

「あ、ヨハンさん!」

 ステージに近付いていくと、ヨハンに気が付いたサアヤが声を上げる。

「何がどうなってる?」

「あの、酒場でちょっと揉め事があって、カナタちゃんが仲裁してくれようとしたんですけど……。あの人に負けちゃって、それで」

 視線を向ければ、木製のステージの、傘のような形になっている天井部分から腰の辺りを縛られたカナタが吊るされている。この位置から見ても外傷はなく、至って元気そうに何かを叫び立てていた。

「あ、あんた! 魔導師さんだろ? これいったいどう言うことだよ!? これからうちのステージが始まる予定だったのに!」

 横合いから中年の男がヨハンの肩を掴んでぐらぐらと揺らす。

「いや、これは事故のようなものだから」

「うちは今日の公演のために遥々やって来たんだから! まさかできませんでしてで済むと思って……」

 感情のままに叫ぶ男の間に入り込んだのは、エレオノーラだった。

「すまぬ。今は非常事態故に不便を掛ける」

「なんだあんたって……王女様!?」

 中年の男の叫びに周囲の注目が集まるが、エレオノーラは慣れているのか涼しい顔で対応していく。

「なんとか状況を解決できるように努力しよう。不便を掛けさせた分は何らかの補填も考えている。今は少し辛抱してくれ」

「い、いえ……それは、はい」

 王女に頭を下げられては男も引っ込むしかない。

「さあ、道を開けよ!」

 エレオノーラの号令で、一気に人垣が割れてステージへの道が出来上がる。

「なんだなんだ?」「王女様が出てきたぞ?」

「吊るされてるのってエトランゼの英雄だよな?」「じゃあこれって何かのイベントなのか?」

 周囲からそんな声が流れてくるなか、エレオノーラはヨハンとアーデルハイトを伴ってステージへと上がっていった。

「おお! 来たか、余の妹エレオノーラよ!」

 ステージ上で対峙して開口一番、ベルセルラーデはそう言い放つ。

「ベル兄様! 妾は別に貴方の妹ではありません!」

「フハハッ! 遠慮するでない! 余とそなたの兄であるゲオルクは義兄弟も同然の間柄。即ち、そなたも余の愛すべき妹であることに違いはあるまい。なに、細かいことは気にするな、余は全く気にならぬ」

「……そういう話をしているのでは……!」

 ぐぐっと握りこぶしを作ってから、エレオノーラは一度自分を落ち着かせるために力を抜く。

「それで、ベル兄様。いったい何の目的があってここにいらしたのですか? 知っての通り今日はこの地イシュトナルで初めての祭りが催される日、例え王族と言えど無用な混乱を招くようなことは……」

「そう! 祭りであるぞエレよ! 祭りとは其即ち王も民も共に心を躍らせ、同じ地に足を付けて楽しむもの。余もバルハレイアの王として、異国の祭り……それも来訪者達の文化が強く入り混じったイシュトナルを楽しみに来たということだ」

「では、先日賊討伐から帰還途中のイシュトナルの部隊を襲ったことについてはどういったおつもりですか!」

「ああ、あの件か。イシュトナルの兵の強さは精強であるとバルハレイアにも伝わっている。だとすればその力の片鱗を確かめたいと思うのは不思議であるまい? 余は王であり戦の際にそう振る舞うことは叶わぬが、戦士の教えを受けた武人の端くれである故にな」

 エレオノーラは自分の額に手を当てて俯く。

「……はぁ。駄目だこれは。昔からこうだ、ベル兄様は人の話を全く聞いていない。聞いていなと言うか」

「確固たる結論が自分の中にあるようですね。だから人の意見には耳も貸さないと」

「そう言うことだ」

 大きく溜息をつくエレオノーラ。

 しかしこのまま傍若無人な振る舞いを許しては置けないと、ベルセルラーデをきっと睨みつける。

「とにかく、ベル兄様。ここにはこの地の法があります、悪戯に民を騒がせるのはやめていただきたい。今日のところは不問にします故に、さっさとカナタを解放して」

「そうはいかぬぞ、エレよ! 確かに余は祭りを楽しみに来たとは言ったが、決してそれだけでこの地に来るほど暇ではない!」

 ベルセルラーデが持つ鋼の杖が伸びて、瞬く間にエレオノーラの身体に巻きつき、それを軽々と持ち上げる。

「ベル兄様、何を!?」

「姫様!」

 ヨハンが叫び、横に立つアーデルハイトが懐から取り出した小さな枝を投げつける。

 空中で発火してベルセルラーデに襲い掛かったそれは、ステージの外から飛び込んできた禿頭の女傑によって一瞬にして全て叩き落とされた。

「そういきり立つな、エレの僕よ。ここ場に供をしたということは、貴様こそがエレの腹心なのだろう?」

「……だったらなんだというのですか?」

「一つ余興を思いついてな。貴様にも是非に付き合ってほしいのだ」

「余興?」

「そう!」

 民衆の注目を集めるようにベルセルラーデは大声を出して、ステージから下を見下ろす。

 その先には何が起こるのかと楽しみに待ち構える、祭りを楽しんでいる人々の姿があった。

「聞けい! イシュトナルの民達よ! 貴様達の象徴たるエレと、ついでにエトランゼの英雄は余の、ベルセルラーデの手に落ちた! 余は戦いの勝者として、この者達の身柄を持ち帰るとしよう!」

 突然の宣言に騒めく人々だが、ベルセルラーデはそれを許さず更に声を張り上げる。

「そうなりたくなくば余に挑め! そして余を打ち倒しこの者達を見事に奪い返して見せよ! さすれば余は鋼の王の名において、勝者にこの娘達を譲り渡そうではないか!」

「つ、つまりどういうことだ?」

「勝てば王女様かカナタちゃんが貰えるってことじゃないの?」

「そんな馬鹿な話があるかよ」

「でもなんか面白そうだ!」

 そんなざわめきを聞いて、ベルセルラーデは満足そうに今一度、鋼の杖でステージを叩く。

「これは祭りに際しての余からの贈り物、催しである! 老いも若きも、男も女も、力ある者も知略を持ちいる者も、振るって参加するがよい!」

 間髪入れずステージ上に上がっていったのは、この事態に何事かと集まっていた要塞の兵士達だった。

 十人以上の数が、エレオノーラを取り戻さんと一気にベルセルラーデへと殺到していく。

 しかし、それはその目の前に立ちはだかる一人の女によって阻まれた。

「勿論、余とて一人ではないぞ。余に仕える最強の戦士が、まずは貴様達の相手となろう」

 女戦士、トゥラベカの身体捌きは凄まじい。

 一瞬にして前を歩く三人を素手で無力化すると、その武器を奪い去って残りの七人を打ち倒した。

「隙ありぃ!」

 トゥラベカの戦いの隙をついて、一人のエトランゼが空中を舞う。

 何らかのギフトを持ちいて彼女の頭上を遥かに飛び越えたその男は、腰に下げていた手斧を構えるとベルセルラーデに向けて放り投げる。

「ほう!」

 ベルセルラーデが鋼の杖でそれを指し示す。

 すると手斧の金属部分が溶解するように消えて、液体となってベルセルラーデの鋼の杖へと吸収されていった。

 丸腰となったそのエトランゼを鋼の杖で打ち据えて、ベルセルラーデは杖を振り回す。

「落ち着け民達よ。なにもこのような人の多い場所で荒事を行うこともあるまい。そうだな、あの小高き丘、あの辺りが戦いの舞台には相応しいだろう」

 そう言って鋼の杖を地面に叩きつけると、倒れた兵士達の鎧や剣が溶けだすように消えて、異なる形へと変化していく。

 出来上がったのは、金属でできた馬だった。ベルセルラーデは颯爽とそれに跨り、後ろの部分にエレオノーラを乗せ、カナタを小脇に抱える。

「ボクの扱い酷くない!?」

「フハハハッ! 仕方がなかろう、余の本命はエレであって、貴様は戦利品に過ぎぬのだから!」

 地面を蹴り、鋼の馬は高く跳躍する。

「ヨ、ヨハン殿!」「ヨハンさん、助けてよ!」

 エレオノーラとカナタは必死でヨハンの名前を呼ぶが、凄まじい速度で駆けるベルセルラーデの馬に追いつくことはできなかった。

 そのまま人混みを掻き分けて、ベルセルラーデは街外れの方へと消えていく。

 そしてそれを祭りの催しと勘違いした人々が、その後を追いかけて走っていった。

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