思いの外
存在が認知されている。
認識出来たのはからかわれ始めてから。
影で笑う他人や、堂々と笑う他人。見て見ぬふりをする他人や。
苦痛で仕方ないのと、どうにもならない感覚。私自身もうっすらと笑う事しか出来なかった。
雨が降っている。
孤独が待っている。
地獄の中にいる。
私は1人でただの棒切れ。
唯一無二の何も無い他人。
昔は楽しかったと笑う他人の中で
己だけを愛していると指されながら。
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