当初ラプンツェルは、もっと大人しい子にする予定だったのですけど、個性を出すためにこのような形になりました。この子は書いてて楽しかったですよ( ´∀`)

そして、エミルにまさかの展開。
次の章はシンデレラの中で一番、辛い話になるかもしれません(。>д<)

食用カエル。シンデレラならその発想が出てもおかしくないですね。だけどキスで呪いが解けるのも定番です。

果たしてキスをしてくれるのか、それとも料理されてしまうのか？　エミルの運命や如何に？

荒野に捨てられたシンデレラやラプンツェルも大変ですけど、カエルにされてしまったエミルも辛いです。
最大の危機が訪れてしまいました。

ラプンツェルは書いていて、凄く生き生きした子だと自分でも思いました。シンデレラとも同い歳ですから、すぐに仲良くなれましたし(^^)/

だけどそこに水を差すように急展開。ここから話は大きく動きます。
ちなみに次の章でもラプンツェルは引き続き登場します。彼女にはまだまだ活躍してもらわないと。

カエルにキスをするというのは「カエルの王子」と言うお話ですね。もっともこの話、キスをするではなくカエルを壁に叩きつけたら王子の姿に戻ったなど様々なパターンがありますけど。
ラプンツェルの王子様は……ごめんなさい、王子様が二人も出てくるとキャラを動かし辛くなりそうだったので、見送らせていただきました。

ごめんねラプンツェル。でも君は恋するよりも友達とはしゃぎそうなタイプだから、良いよね？

ここでちょっと……いえ、かなりの試練を与えてみました。何が試練って、こんな展開を書かなければいけないと言うのが、自分にとっての凄い試練ですよ。
イケメン王子をカエルの姿にするのにはものすご―――く抵抗があって迷ったのですが、童話『カエルの王子』を描くにはどうしても必要で、泣く泣く( ；∀；)

不安いっぱいのまま、次回へ続くです。
もちろん次は『蛙の王子様』。これまでに無い試練が、エミルを襲います。

カエルの王子は自分もうろ覚えだったので、この辺を書くにあたって読み直しました。
たしかお姫様が自分を好いているカエルをぞんざいに扱っていたけど、魔法が解けて王子様の姿になった途端手の平を返して結婚したというお話でしたっけ。大分悪意のあるあらすじ紹介でした。

次からのカエルの王子編は『カエルの姿に変えられた王子様が登場する』以外は全部オリジナルエピソードとなっています。
今までにないピンチにシンデレラとエミルがどう向き合うのか、どうぞご覧ください。

オオカミを退けることが出来たエミルでも、魔法が相手では相性が悪かったですね。
本当に魔術師達を招集させてほしいです。報酬としてシンデレラを専属シェフにしても良いですから。カボチャの煮付けでも親子丼でも何でも作りますよ。

今までとは違う終わり方です。
順調に旅を続けてきたシンデレラとエミルですが、ここに来て大変なことになってしまいました。
二人は無事再会できるのか、そしてカエルの姿に変えられてしまったエミルは元に戻れるのか？乞うご期待！

カエル料理ですか。どうでしょう、何せシンデレラですからね。美味しい料理を作るためならカエルにされたエミルでも……ここから先はネタバレになるので伏せておきます(^O^)

今まで少々のトラブルはありながらも、一応上手く行っていた旅も、ここにきて暗雲が立ち込めます。

シンデレラは気づいてくれますかね。あの格好良かったエミルが、カエルになってしまったのですから。
人は見た目より中身と言いますけど、いくらなんでも限度がありますしねえ。

…ふと、源氏だったら愛する人がカエルの姿に変えられても気付くかもしれないなと思いました。
あの人の愛は凄いですからねえ。

お察しの通り次はカエルの王子です。
シンデレラの愛の力でエミルが元に戻れるよう祈っていてください。