8 不幸せな幸せ

 ダリアツォ・ゲルム元魔法兵団長には、ひとりの娘がいた。

 それが、サーシェ・ゲルムである。

 アラクサラのおかげで、この国にまだ魔法という力が延命していた頃、彼女もまた十代前半という若さで、父親と同じ魔法兵団に属し、その才能は神童とも魔女とも称えられたという。

 魔法兵団解体後、彼女は自分の力でリタルダント・テレスの組織を這い上がり、これまた異例の若さで国家の祭事など、行事ごとを全て取り仕切る造営委員にまで成り上がった。その後、ある男性と結婚、死別という出来事を経験する中、ひとりの男児を授かる。

 男女平等に開かれているとはいえ、男社会としての様相が色濃く残るこの国の中枢では、その特筆すべき容姿と愛想の良さ、新婚直後に夫が病死という幸薄さも相俟って、一種のアイドル的な存在ではあったのだが――

 無論、シャロウも知らない仲ではない。新参者なのに、とても良くしてもらった方だと思う。ガイダットに連行された数日前には尋問もされた。

「サーシェさん、なんで……」

 問い掛けには無反応で、彼女は繰り返しアカシック・クロニクルについて喚き散らすだけだ。清楚な淑女。絶世の美女。彼女を言い表す言葉は数あれど、どれにも程遠い。膝の下の彼女が暴れるたび、ガツガツとローブの中に身に着けている金属質の何かと、床がぶつかる音が気になる。

「どこ、どこなのよ……アカシック・クロニクルは!」

 確かに動きは素人そのものだったが、力が物凄い。次第に抑えきれなくなったシャロウが弾き飛ばされ、サーシェがのそりと立ち上がってくる。弾き飛ばされた際にシャロウはベッドの角で後頭部を強打し、悶絶した。

「いてて……人間の力じゃ、ねぇだろ。これ……」

 ましてや、相手は女性だ。

 初動が遅れ、サーシェの突進をかわし切れない。体勢が逆転し、サーシェがシャロウに馬乗りとなって、怪腕が首を締め付けてくる。こんな馬鹿力でリピカが絞められたとしたら、即座に首の骨でも折られてしまうんじゃないか。途端に心配になってくる。

「アカシック・クロニクル……私が……受け継ぐわよ」

「はは……リピカ様なら、あっさり引き渡しそうだな……」

 こんな真似しなくとも。

「私が、私が……アラクサラになるの……!」

 僅かにその力が緩んだ隙を狙って、喉元からその手を引き剥がす。間髪入れずに胴を蹴り上げて浮かせながら、彼女の身体を半回転、頭の上に落とした。また金属音。サーシェの激しい呻き声。シャロウが起き上がると同時に彼女も起き上がってくるが、改めて見て、赤く充血した常軌逸する目に怖気を覚えた。

「アラクサラに、魔女に、ならなければ……」

「――魔女になれば、エリクスを救えるとでも?」

 思わず、振り返る。

 同時にシャロウの浅い痛苦が薄れて、最後には消え去る。リピカが目覚めたようだった。

「リピカ様!」

「ごめん、シャロウ。思い切り不意を突かれて、どうしようもなかった」

 すたすたとシャロウの脇をすり抜け、荒い吐息を吐き散らすサーシェの前に立つリピカ。

「エリクス、だけじゃない……あの人、クレイだって、戻ってくる」

 疑問符を浮かべたリピカが振り返ってきた。シャロウは声には出さず、旦那と告げる。ああ、なるほどと彼女は理解した。クレイとは、死別したサーシェの旦那のことだ。

「エリクスを救える、とは?」

「デプス・レイヤーで言ったでしょ。自宅を訪ねたときに倒れてたって。あの子ね、もう長くないのよ」

「なっ……」

「いいえ、そうじゃない……そうじゃないわね。本当ならもうとっくに亡くなってるのよ。それをこの母親がアラクサラの力で無理矢理に時を止め、延命させていた」

 淡々と語るリピカの背中。故に表情は伺えない。彼女がどんな顔をしているのか、シャロウの位置から見ることは出来ない。リピカの言葉に力があったとは思えないが、サーシェは幾分落ち着いた様子を見せている。その表情は相変わらずで、今にも飛び掛ってきそうではあったが。

「違和感があったのよ。最初にエリクスを見た時。魔力の残り香のようなものを感じたの。幸い、彼があたしを気に入ってくれたみたいで、しょっちゅう顔を見せに来てくれていたから監視しやすかったけれど、本当に微弱で、確信は持てなかった」

「……だから、あの少年には愛想が良かったんですか?」

 さぁ、どうだろ。と、はぐらかし、リピカは話を続ける。

「一方で、宮殿の方からも似たような気配を感じてはいた。海の底でアラクサラを見た時にね、ここでもおかしいとは思ったの。彼女が死してもその力は流出を続けているのに、何故この街では魔法が滅んでいるのかって」

 太ももに巻き付けている例の小刀を取り出し、くるくると手の中で一回転。サーシェに近付いたリピカは彼女の肩を押さえ、シャロウが声を上げる間もなく、アサイミーを一気に振り下ろす。

 びりびりと、ローブの上半身部分だけが裂かれ、彼女の肩をはじめとして、病的にまで白い柔肌が露わになった。シャロウが慌てて視線を逸らそうとしたが、その前に似つかわしくないものを見てしまって、それが彼の視線を釘付けにする。

「なん、ですか。それ……」

 ぐぉん、ぐぉんと響き渡る重低音。

 それが先程、彼女と揉み合った際に気になった金属音の正体でもあった。

 人の身体に対してという意味でも、この牧歌的な世界に対してという意味でも、その機械とも呼べる金属の塊はあまりにも異質で。

「レセプター……魔力の収束機とでも言えばいいのかしら。デプス・レイヤーに充満したアラクサラの力を掻き集めて、他に流れないように細工するための機械ね」

 サーシェの首と、左右の乳房の三点を結ぶ中心辺り。

 握り拳程度の鈍色のドーム型が取り付けられて、そこからよく分からないチューブが飛び出しては、彼女の背中にまで回ってぐるぐると巻き付けられていた。ドーム型の端子に至っては、いくつもの金属片が飛び出し、彼女の胸に食い込んでいる。痛々しいの一言だが、あれで固定されているようだ。

「つまるところ、彼女も焦ったのでしょ。あたしがアラクサラの活動を止めちゃったから……集束させる力もなくなり、エリクスを延命させることも出来なくなる」

「アラ、ク……サラ……わた、し、が……」

 そして、何故かサーシェはぜんまいが切れた人形のように動きを止めて、その言葉の呂律も回らなくなっていた。

「あたしを襲った力が最後だったみたい。魔女の力をひとりの人間が全て受け入れるなんてどだい無理なこと。最初にアラクサラの力を吸収した時、どれほどの負荷が彼女を襲ったのか、想像も付かない。おそらく身体の機能はほとんど停止したはずよ。その後はエリクスを延命しつつ、自らもアラクサラの力によって生かされていた……馬鹿な、人よ」

「俺が見た墓荒らしは、サーシェさん、だったのか……」

「おそらくは、ね」

 どさりと。

 床に崩れ落ちて、その後、ぴくりとも動かなくなるサーシェ。

「サーシェさん!」

「ごめん……ごめん、ね……エリクス。おかあ、さん、の、力が……足りない、ばかりに。クレイ……わた、し、は……」

 何故、私ばかり――

 最後に、恨めしそうにそう呟いて、サーシェは完全に事切れた。

「くそ……」

 何に対して、この怒りをぶつければいいのか。

 少なくともシャロウはその答えを持たず、ベッドのシーツを引き剥がして、とりあえず横たわる彼女に被せてやる。

 アレンほど彼女を気に入っていたわけではないが、それでも顔を合わせれば、優しく声を掛けてもらった印象しかない。そうやって誰彼構わず平等に接してきた彼女だ。

 こんな無残な最期だけはないと思うのに。

「魔女の力ってさ。人を幸せにするためにあるものだって。あたし、思い直したのに……こんなことって」

「でも、アラクサラの力を封印しなければ、リタルダント・テレスが滅んでいた……」

 リピカがアラクサラを殺さなければ、サーシェも仮初めとはいえ、死なずに済んだわけだが、それだと今度はリタルダント・テレス全てが危険に晒されていた。意図していなかったとはいえ、結果的に多くを守るため、個を犠牲にした。あの瞬間、彼女はとても重い選択をしていたことになる。

 結局のところ、これが、リピカがあれほど嫌がった改変が呼び込む別の悲劇の姿なのだ。

「分かってる。分かってるわよ。でも、でもね……どれだけ救えるか分からないけれど。もう一度、イチからやり直そうって、キミとならやり直せるはずだって、思ったのにッ!」

「リピカ様……」

「黙ってたけれど……アカシック・クロニクルの改変、始まっていないの。それって、滅亡のシナリオが回避されてないってことじゃない。何かあるのよ、この国には。まだッ!」

「リピカ様」

「なに」

 滅亡が回避されていない。

 取り乱したリピカの言葉も気になったが、それよりもシャロウは別のことに意識を捉われた。

「このレセプターとやら、いつ止まるんですか」

「え……?」

 耳障りな重低音はサーシェが息絶えてなお、部屋中に響き渡っていた。シーツを少しだけ跳ね除け、遺体の傍に跪いた彼女はさっと忌まわしき異物を一瞥する。

「これ……レセプター、じゃない……?」

「どういうことですか?」

「分からない。あたし、こんなの専門じゃないし……でも、これは」

 立ち上がった彼女はぶつぶつと、例の考えごとの癖を見せ始めた。また訳も話さず、クビを突き付けられさえしなければいいと思いつつ、シャロウはリピカが剥がしたシーツを元通りにして、頭を垂れる。

「……レメゲトン。いるんでしょ」

 やがて、リピカが静かに呟くと、横たわるサーシェから剥がれ落ちるように黒い靄が滲み始めた。無音なのだが、脳内では、がさがさという音が保管されて、レメゲトンが現出する。

「よく、気ガついたナ……」

「レメゲトン、貴様……ッ!」

 飛び掛ろうとしたシャロウだったが、寸前でリピカに静止された。何十年、何百年と争い続ける怨敵を目の前に、もはや語る言葉もないと考えるシャロウだったが、主人には何か考えがあるのだろうか。

「最初に確認するわ。これは、アンタの仕業?」

 これの指すところがどこなのか、レメゲトンは逡巡したようだ。少しの沈黙を経て、語り始める。

「お前ガれせぷたーと呼んだ装置のコトであれバ、それは、文明の発達しタ他世界から我が持チ込んダものダ……」

「そうよね。つい最近まで魔法が存在したこの世界に、ここまで機械文明が発達しているとは考えられなかったし。きっとアンタの入れ知恵だろうと思っていた」

「ただシ――」

 ここに来て、シャロウも一種の違和感を抱き始める。

 レメゲトンとは、アカシック・クロニクルを狙う魔女の敵の総称であり、様々な負の感情を寄せ集めた集合体のことだ。小さな悔恨から生まれ、忘却を恐れるがあまり、アカシック・クロニクルに組み込まれることこそを至上の喜びとする。その為には奴も手段を選ばず、必死の抵抗を続けるも取り込まれた魔女も少なくはない。

 そんな敵であるにも関わらず、このレメゲトンは今、こちらとの対話に応じている。こいつは、このレメゲトンは、何者なのだ。

「ただシ、それハ、当人ガ強く望んダこと。我は、それヲ叶えたマデ」

「それはいいわ。死別した夫と死の淵に立たされた息子を救いたかったんでしょう。さっき、あたしを強襲したのは――」

「この女ノ意志でアル。我ハ関せズ……」

「もうひとつ。彼女が死んでも、この機械は動き続けるものなの?」

 ――と。

 それまで平静を保っていたレメゲトンが流動的になり始めた。まるで怒りを体現するかのように蠢き始める。

「我ガ持ち込んダ技術を流用しタ者がいル……許せナイ……許セナい……!」

「どういうこと?」

「魔女の力ヲただの人間ガ取り込ムなど無事デハ済まヌ。そノりすくヲ理解してコノ女ハ魔女ノ力を求めタ。だガ、そうではナイ、安穏ト、安全ニ、力だけヲ享受した者がイル!」

 それは、にわかには信じ難い背徳行為。

 話が進むにつれ、シャロウの中にどす黒い気持ちが蔓延していく。

 憤怒に満ち満ちたレメゲトンの言葉を最後まで聞くことなく、リピカの静止を振り切ってシャロウは部屋を飛び出した。



 シャロウが飛び出していって、部屋にはリピカとレメゲトンだけになる。

 これまで幾度も争い続けてきた悪霊が相手だというのに、不思議と今は心穏やかだった。

 レメゲトン。

 忘却を恐れ、アカシック・クロニクルに組み込まれることを至上の喜びとする邪念の集合体。だが――そういえば、この可能性に気付けなかったことに関しては、自分が抜けていると指摘されても仕方がない。

「結局さ、アンタは何がしたかったの」

 レメゲトンは質問の意図を図りかねたか、無言のままでいる。

「ねぇ、アラクサラ?」

 そして、

「――いつから、気付いていたかしら」

 あの無機質な声がなりを潜め、ずっと昔、聞き覚えのある懐かしい親友の声がした。それが、目の前の黒い靄から発せられている。そんなミスマッチが少しおかしくもあった。

「ついさっきよ。でも、数々の魔女が敗れて、取り込まれていったことを思えば、アンタがそこにいてもおかしくないのよね。不思議。そんな可能性なんて、これっぽっちも考えなかった」

「二十年前、私が生にしがみ付いたばかりに、この世界にレメゲトン現出という失態を犯してしまった。せめて、悪さをしないように、抑え付けておくぐらいのことはしておかないと。後から来ると分かっていた貴女に申し訳なかったし」

「……その割には、結構危ない場面もあったんだけど」

 例えば、自分をかばってくれたエリクスが本当に殺されそうになったことだ。リピカが半眼で嫌味ったらしく言うと、確かに完全制御とはいかなかったわね。と、アラクサラはあっさり認めた。全てが彼女の制御下にあるものではないようだ。

「で、最初の質問に答えてもらってないけれど?」

「そうね。私がこの世界に降りたのは、気まぐれよ」

「おい」

 忘れていたが、稀代の魔女アラクサラは仕事が優秀だった割に、突然突拍子もないことを始めるような奴だった。それに振り回されて精神をすり減らす者も少なくはなかった。リピカもそのうちのひとりだ。

「地表の多くが海で覆われた海洋世界――その上で、桟橋を組み上げて形成される美しい街並み。もうちょっと地方へ行けば、フロートっていう船を寄せ集めて、その中で生活するような村とか、一日の時間によって色を変える七色の海とか、珊瑚礁が波を掻き消すために驚くほど静かな静寂の島とかあるらしいのよ。素敵じゃない?」

「アンタねぇ……そんな気紛れで、どれだけあたしが……」

 苦労したと思っているんだと言いかけて、飲み下した。主に苦労したのは、シャロウの方だったかもしれないとも思ったが、そうではない。

 自ら茶化してはいるが、リピカとは別のリタルダント・テレス滅亡の記述でも見かけてしまったのだろう。

 もし、仮にそうだとすれば、リピカが見つけて改変した今回のリタルダント・テレス滅亡の記述は、アラクサラが未来を改変したために呼び込んだ新たな滅びということになる。じわりと、嫌な汗が纏わり付いたが、もう決めたのだ。シャロウも助けてくれると言った。

 もう、そこには拘らない。やれるだけのことはやる。

 全て救ってみせる――

「と、それが理由の半分」

「……もう半分は?」

「あら……もう既に言ったと思うのだけれど」

「何を」

「お前は、その世界で、永遠に等しイ命を削ってマデ、少年ノ愛を手に入れよウとするのダ。滑稽ダ。実に滑稽だヨ、魔女」

 突然、あの無機質な声がこの場に蘇り、

「――ってね」

 そして、またアラクサラの声。

「は? それって戯言じゃないの?」

「戯言じゃないわよ。もう何百年か後、別の世界のお話。あの病弱な少年が生まれ変わってくるの。不思議ね、リピカがその男の子のことを好きになるんだもの」

 見てみたかったなぁ、と優しく嘆息して、アラクサラは言葉を続ける。

「滑稽かもしれないけれど。私の親友がいずれ好きになる男の子を守ってあげたかっただけよ。魔女としての死期が迫っていた私には、それぐらいしか出来なかったから」

「今のあの子にとって全く関係ない来世のこと。アンタが関わる理由なんてどこにもないじゃない」

「あら、心外ね。エリクスという一個体の魂はあらゆる世界を循環するわ。そこに現世も来世もない。悪いことがあれば、魂だって疲弊し、清廉ではいられなくなる。何百年、何千年と生きる同じ魔女なら理解してもらえると思ったのだけれど」

「だとしても、何の相談もなしに……」

「言えば反対したでしょ」

「当然だよ! ったく。底抜けの馬鹿ね……シャロウといい勝負じゃない」

「そう? 光栄だわ」

「褒めてない! 結果的に、リタルダント・テレスが危険に晒されてる事実を忘れてんじゃないでしょうねッ!」

 リピカが叫ぶと、少しの間、アラクサラは沈黙した。が、すぐに同じような抑揚で言葉が続けられる。

「……そうね。でも、リピカとシャロウが必ず食い止めてくれると信じているわよ」

「何を勝手なことを……」

「さて。私はもう逝くわ……迷惑を掛けたお詫びでは足りないかもしれないけれど、このレメゲトンは私がここから撤退させる。またいつか、必ず何処かの世界で遭遇し、敵対することになるだろうけれど、そのときはよろしくね」

「はいはい、分かったよ」

「あ、そうだ」

「……なによ」

「ヒルベルト・ハインラインに伝言を。私は最後まで幸せでした。ありがとう――と」

「自分で伝えなさいよ」

「嫌よ。逝きたくなくなるでしょ」

 本当に勝手な女だ。リピカは心の底からそう思った。

 ただ、そんなもの、今に始まったわけではなかったが。だからこそ、最後のアラクサラは神妙だった。いや、神妙過ぎた。

「じゃあ、アカシック・クロニクルをお願いね。さようなら、リピカ」

「……さようなら、アラクサラ」

 ちょうど出現した時の光景が巻き戻るように、ざわざわとレメゲトンの黒い靄が拡散していく――

 涙は不思議と出なかった。

 悲しくなかったわけではないが、悲しい気持ちにさせてくれなかったアラクサラは馬鹿だと思うし、さすがだなとも思うリピカだった。

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