第6話  住 居

行き成り住む事に成ったけど 場所は何故か円が知っているので向かう事にした

彼女と別れ際和菓子を贈る 決して餌付けでは無い(強)...多分


山の中腹辺りを目指して下山する 登るより下るほうが楽だが 又登ること考えて難所に腐食に強いケブラーロープを設置しながら 降って行く山頂はお気に入りの

場所になったから 念入り仕上げる円が呆れていたが 美人はどんな顔をしても様になる 美しい 途中で可也の数の獣を仕留めたけど 円に至っては薙刀を振り回して血塗れに成って行く美しいとおも...ん~?

途中何度か休憩をして 其の度に円に付いた汚れ?を拭いてあげる

何故か嬉しそうだ 簡単な昼食を済まして 足早に進むと 結構広そうな 草原に出た足長の草の間から 一軒の小屋が見えた小屋を見ると結構綺麗に見えた

 結界というのが罹っていたそうだ 中に入ると広さが30畳位 脇に暖炉もある外には 井戸 竃 便所もあり

2人で生活するには 申し分ない生活用品を取り出し お茶にする部屋の雰囲気も良いし円と差し向かいで飲むのも格別だ 問題が有った ベットが一つしかないソファーでも寝れるけど それでも拘束(汗)...

もう良いベットに2人で寝ることにした 早めにベット作るぞ 生きているうちに...

 オヤスミナサイ!


翌朝 恒例と成りつつある 拘束を解いて朝食の準備をする BLTサンドにコーヒー

「「いただきまーす」」


声を揃った 俺はこの時間が好きだ 笑顔を見ながら今日の予定を話し合う 円は周囲の草を刈るそうだ 俺は山で木を刈る 山林に入って木を選ぶ やたら切れない 他の木々の成長を妨げない 俗に言う間引きになる 木を切り 枝を払い 木の根を掘り起こし

掘り返した穴に払った枝葉を埋めていく収納するこの繰り返し 1日刈って50本位

凄い早さだと自分でも思う 帰りの途中で果樹林を見つけて 採取した林檎 蜜柑 葡萄等々 この山には四季が無いのだろう 不思議な気分で小屋に戻ったらビックリした

草原だった所が一面の芝生の様に成っていた 小屋の側には花壇らしき物があり話に

よると薬草や花を育てるらしい 夕食の準備をする今日は円が作ってくれる 

其の間に足りないものを考える 一番足りない物それは 風呂だ円はどうやって 綺麗にしていたのかなぁ

 小屋の先に湯脈があるそうだ 明日行ってみよう 夕食後円が生い立ちを

話し始めた 円は東平原国で生まれ 孤児院で育ったそうだ 親兄弟はいない 5歳の時神殿で洗礼を受けスキルや加護を受けたそうだ 得意な魔法は 治癒 回復等でその他全般的に出来るそうだ 俺の持つ資格で 準医師免許が有るのだが近いのか? 15歳の年この山に神山というらしいが そこで修行(荒行)をしたそうだ 鍛錬を積んで身を高めたら神格に進化した 神界に上がり そこで時の賢者トキ様の眷属に成ったそうだ 凄い人生ですよね 生きたまま神界に上がったので 土地神(現地神)として降臨出来るそうだ 俺の相棒なんかやってる場合ではないと思うトキ様の指示が可哀想


「円さん凄いじゃないですか 自分の理想を追い求め進化して行く 普通に出来る事

じゃ無い 尊敬します 応援しますよ」


多分俺は満面の笑顔で言ったと思う 円は嬉しそうだ顔赤らめ 固まっているからね

本当に嬉しそうだ



今日は湯脈の探査をしよう 2人で山を登り始めると円は嬉しそうだ 相変わらず薙刀を振るっているが戦闘狂と思っては行けない気がした

 俺は素材になりそうな岩石を収集しながら進む 円が立ち止まった


「薫様 この辺りに手を地に付けて 診てください」


俺は地に手を付け瞑想する この下に何かある 何かは分からないけど 掘ってみたい」


「それでは 私が土魔法で掘って見ます 横で見てて下さい 」


円の側に寄り 心眼を発動する 

土魔法 ボーリング しか分からない 魔力の流れを診るのが関の山 暫らくすると

熱湯が吹き出てきた 退避して周りに貯め池を作ってもらう溢れでた時の事も考えて

近くにある川に続く浅い堀を作る 表面を強化魔法で強化し 溜池から小屋に向かう

地下に強化土管をつなげて貰う 展望の良い場所に風呂を作る もって帰ってきた

岩石を平たくカットしてもらい 俺はセメントを捏ねて石を並べていく 風呂桶の

完成まで半日 セメントは急激に冷やすと割れるので 暫らく放置する 午後は丸太

の製材 円が大活躍だ 残った資材で風呂場の前と小屋の隣に小屋の土台を作る

明日から小屋作りをやろう



5日後小屋が完成した 風呂場の前の小屋は脱衣場 洗い場 内風呂

小屋の隣は作業場と倉庫俺の部屋を作ろうとしたら却下された

これで当分は 安定した生活が出来るだろう 久しぶりに豪華な食事を作ろうと

小屋に向かったら 花壇の近くに畑があった 円が合間に畑を作ってた キャベツ

人参等何時でも収穫できそうです 成長魔法というそうですが 元々がマナの劉脈

の上なので 可也影響したみたいで大量の野菜を 収穫した 大国1年分の野菜が収穫できるだろう 気分を変えて 料理を作り始めた 今日の素材は全てヤマトで揃えた コーンスープ 野菜の盛り合わせサラダ ハシュポテト付き 牛肉100%のハンバーグ から揚げにポテト付き 作業小屋に調理器具を出して大量に作る 神袋に入れれば 好きな時に食べれる 難点は鍋釜が少ないので保管が出来ない 金属素材も

持ってきてるから 鍋を作ろうと考えていたら 来客だ1人しかいない 彼女が来た

料理を作りながら話をすると この神山連邦に鉱山があるという 元々が物作り大好き人間 触手が動く無いけどね

ディナータイムです 初めはサラダから各種ドレッシングも用意 温野菜も氷で〆た

コーンスープとハンバーグは最高のコンビだと思う 円と彼女は3人前食べた 何で

2人は俺が作る料理になると異常に食べるのか不思議だ 本日の締めはミックスジュ

ースにプリン さあどうぞ 俺の得意なのは料理だけど お菓子作りも極めている

母と妹の笑顔を見たい為 本気で修行したバイトをしてた パティシエに弟子に成る

ように進められた コンテストで新人賞も取った 話を戻す 2人がわき目も振らず

ひたすら食べている 10個も食べたら飽きるでしょうよ 仕方ないのでアイスレモンティ甘さ控えめをだす ハンバーグ3人前 白米2皿 ぷりん15個 ミックスジュ

ース3杯 レモンティ2杯 一体此れだけの量何処に入るのだろう

「薫殿 素晴らしい 見事じゃ 堪能したのじゃ」

でたー じゃじゃ娘でも 笑顔が嬉しい 又作ろうと思う

「神獣様 呼びづらいので 呼び名で呼んでも良いですか?」

「名かぁ 真名はあるが 名はないのじゃ どんな名じゃ」

「しんちゃんではどうでしょう 神獣のしんと愛称のちゃんです」

「良い名じゃ 其れに決めたのじゃ」


シンちゃんの体が光りだす

「神格が上がったのじゃー!」

光が収まるとそこには 15歳位の美少女が立ってい神々しい円に雰囲気が似ている

考えてみれば2人共 神様ジャン!!

 

「薫殿 わしもここに住むのじゃー!」


流石にビツクリしたけど 餌付けしてしまったから 仕方が無い


「円さん良いですか?」

「全然かまいません むしろ嬉しいです」

「分かった ではしんちゃんは俺たちの家族だ 改めてよろしく」

「よろしく なのじゃ」

「では早速 2人共風呂に入ってください」

「「はーい!」」


ふぅー疲れた 流石に緊張したし此れから先敬って行くのも大変だから 決めた!!

2人は家族だから 自然にしていれば良いだけだ しぜn...できるのかなぁ???


俺は急いで残っている木材を使ってベットを作るwサイズなら並べて3人なら余裕が

あると思う 決して変な考えはしない 殺されそう 腹上し...ゴホン!

粗方の片付けが終わった頃に2人が戻ってきた しんちゃんが吠えていた 温泉の効能 ボディ石鹸 シャンプー リンス この国には無いらしい 飛び回って喜んでいた はいと言って2人にフルーツ牛乳を手渡した

円は慣れていたが しんちゃんが驚いてる 何度見ても2人の笑顔は最高だ

俺は風呂に入りながら 過去を振り返る 円と出会って 驚愕の連続 環境の変化

しんちゃんとの出会い 全て楽しい トキ様有難う御座います


寝るときにひと騒動あったが 俺が真ん中で寝る事が決まった 寝れるのかオレ

寝れるわけが無い 良い匂いの絶世の美女が2人も居るのですぞ どっちを向いても

ふっ美しい......




  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る