第4話 円(まどか) 

久し振りに自宅の2LDKマンションに帰ってきたが其の足で大和国陸軍駐屯地に向かい

PXで銃器以外の軍装装備一式を2組と戦闘糧食30日分を購入した 予備役なので問題無く

処理を済ませ自宅近くの商店街で買い忘れた調理用品等を購入し100両ショップへ立ち寄る此処まで来たら商売に成りそうな物を選んでいく 先ずは鏡 シャンプー 色々悩んでいたら(薫様 お手持ちにかばんにお金を転送致しました ついでですから 全てお買いになったら如何ですか)

(ついでで1軒丸ごと買うかぁ?」

(ついでです)

諦めて店長と交渉する 店のシャッターを閉じて開店休業状態

店員は全て帰して商品を収納していくもうなれた店長に在庫表のコピーを貰い 序でに商店街で買った物も収納 2~3日は仕入れパニックだそうだ ご愁傷様

自宅へ向う前に食事だ 常連の定食屋で普段の倍食べた 人間はストレスで太るそうだ 分かる気がする

自宅でお茶を飲んでいると円さんが

(薫様 降臨の準備が整いました 此れより出現致しますがよろしいですか?)

(え!円さんに会えるの嬉しい お願いします)


(はい 少し眩しいですよ)

凄い光の中から 女性が現れた  金髪碧眼の巨乳美人 あまりの美しさに見詰てしまった 心眼発動

 

 名前 まどか


 年齢 不明  身長 170センチ 痩せ型


 性別 女性


 趣味 図書(館長)


 特技 委細不明


 性格 温厚 知りたがり


 家族構成 なし 眷属 従属 同僚 多し


 備考 元聖女 全魔法 召還 空間 その他


うあぁ 何か出た これが心眼かー 凄いなー

「初めて御目に罹ります 円です 此れからも末永く宜しくお願い致します」


「ま.まどかさん ここちらこそよろしくおねがいします」

やっと声が出た 生まれてから一番の美人を見た凄い凄すぎる

「薫様 褒め過ぎです 私でもてれますわー」


「あれ?こえにだしたかなぁ」


「それも有りますけど 十分顔に出てます」


「す すみませーん」


顔に出た?能面の小野田と言われ余り表情出すのが苦手特に笑顔が そんな事を思いながら 会話を続けたが...

「さあ 明日も早いし 今日はもう寝ようよ ベット使ってね俺は隣の部屋で寝るから」


「わ.分かりました薫様のベットお借りします」


多少不満が在るみたいだが 使ってくれる様だ 助かった初めて家族以外の女性がそれも絶世の美女が そんなもんわかるかーー

分かるカー この心の叫びがーー そんな中隣から


「大丈夫ですか」


「う.うん大丈夫 オヤスミナサイ」


「ハイ おやすみなぃ」

俺の動揺が伝わったのか ヤバイ!彼女は相棒 唯の相棒 言い聞かせるように頭の中で反芻する 反芻 反芻・・・・・・


知っている天井だ....体が動かない拘束されていると思ったら隣に円さんがいた 焦り動揺 焦り動揺 焦り動揺反芻している 冷や汗を流していると 円さんが目を覚ました


「薫様おはよう御座います」


キスが出来る距離に美女の笑顔 俺は気を失った 

訳ではなく呆然としていた

「な.な何で此処に居るの???」

「はい 薫様のお側に居たくてです」

居て当然のように笑顔で答えた 美人の笑顔は凶悪だ 破壊兵器だと思わずには居られない動揺を隠しながら台所に向かう事のした 

「薫様 取り敢えず顔をお洗いください」


振り返って頷こうとしたら メイド服を着た円が立っていた

一体何時着替えたのだろう 分からない??又動揺したこの際シャワーを浴びることにして 少し最近の行動を振り返ってみた

円と出会ってから 感情の起伏が激しい事 体が強化された事

円と出会...違う トキ様だ!トキ様と出会って 色々な経験をしたんだ 今度神殿でも行こう


「朝食の用意が出来ました お座り下さい」


ん~~馴れない 違和感バリバリ 2人で居ることその他一杯

其のうち馴れるだろう 其のうち・・・


さて出発の準備だ 俺は山岳装備だ 円を観るとやまと国の迷彩に同じく山岳装備だ 慌てて迷彩服に着替える 準備よし!

「薫様最後にお部屋自体を収納して下さい」

とんでもない事を言い出した 確かに説明されたけど 出来るのか?やってみる いとも簡単に出来た 凄いぞ神袋...!

「それから 武器を用意してください 滅却ファイルの中です」


ファイルの項目の滅却を開き武器を選ぶと物凄い種類と数量が

表示された 戦車 高射砲 装甲車等何でも有り状態 それも自分の認知できるものなら 何でも出てくるらしい

 多すぎてよく分からないので臨機応変で・・・

取り敢えず 使い慣れたマルチライフルと拳銃 弾薬を出してみた2人分此れで良い筈だ

さあ!山だ 決して補給隊として戦場に向かう事では無いハズだよね円様ぁ~!


「さあ!円さん行きましょう」


「はい!薫さんまずは黒いカード出して下さい次にゲートとお呼びください」


「ゲート」


薫が呼ぶと 壁にドアが現れた其れを開けると目の前が真白な空間が広がった 今回は円が山のイメージをしてくれた

其のドアを一瞬で潜ると 目の前に道祖神 山道の周りには草原が広がっている


「うあぁー!自然豊かな景色 澄んだ空気 何と言っても体が凄く軽い 体が何かを取り込む様に漲ってきた」


「薫様 其れはマナです 取り込んだマナが貴方の助けになります 此れから様々な進化が始まります 自然に受け入れる様にして下さい」

「分かった」


さあ山を登ろう 




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