点
私を世界の点にして
自分に流れる一切合切の
優劣を 悲哀を 世間の目を 苛立ちの声を
他人に受け止めてもらい
自分は諦めていく
地軸に掴まり振り回され
自分に留まる一切合切の
虚無を 不安を 寂しい目を 怒号の声を
他人に精査してもらい
自分は呑み込んでいく
車の目の前に倒れるなど
ぐちゃぐちゃな絵を描くなど
ただ、傷を増やす
私の総てを語るには足りない
君の容量も 私の嘘も
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます