不安定と切片
口を塞げば充分かしらん
貴方が私を見るのには
眼を塞げば充分かしらん
彼方が私に気付くには
夢を閉じれば充分かしらん
其方が私に微笑むには
口を閉じれば充分かしらん
彼奴の言葉を止めるには
指から落ちた錆色の酸素
他人には気付かれぬように
有るべき場所に帰さねば
僕が望んでしまう前に
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます