わたしがまもるの②
ハイデの森にある湖。
昔は魔物のいない聖なる湖と言われていたんだって。
でも今は水の中にはたくさん魔物がいるみたい。
村の大人では倒せないから近づかないように! って言われている。
わたしも怖くて、ここに来たのははじめて。
水から魔物が飛び出して来ないかドキドキしながらやって来たけど、湖は静かできれいだった。
水がお日様の光でキラキラしているし、深いところまで透き通って見えるけれど魔物の姿なんて見えない。
周りの木々からハラハラと落ちてきた葉っぱが気持ちよさそうに浮かんでいる。
私も泳ぎたいなあ!
「ロイおにいちゃん! いいところだね!」
「ああ。そうだな……」
「ロイおにいちゃん?」
ロイおにいちゃんは笑顔で返事をくれたけど、どこか寂しそうに見えた。
湖に着くまでもそうだった。
元気がないなあ……風邪?
心配でロイおにいちゃんにかけより、下から顔を覗くと頭を撫でられた。
「なんでもない」と呟き、湖の周りを歩き始めたロイおにいちゃん。
その背中は、やっぱり元気がないように見えて……心配だなあ。
お日様の光を受けた湖は明るく、魔物がいるようなこわい場所には見えない。
湖の中を覗き込んでもやっぱり見えない。
魔物よりお魚がいそう!
「グレイスちゃん、危ないからお水の近くに行っちゃだめよ?」
湖に近寄り、水中を覗き込もうと思っているとレナさんに呼び止められてしまった。
レナさんは近づくのが怖いのか、後ろの離れた所から心配そうにこちらを見ていた。
「はーい」
叱られたような気がして少しムッとしてしまう。
大丈夫なのになあ、と思いながら返事をした。
「うん?」
大人しく言うことを聞いて水面から離れようとしたところで、水中に鮮やかな色を見つけた。
水の中にあってもはっきりと見える赤。
それは花だった。
確か……おにいちゃんが持っている植物図鑑に載っていた、赤い小さな花がたくさんついた水草――いや、水草じゃない。
「珍しいんだよ」っておにいちゃんが言っていた『泳ぐ花』だ。
花なのに生きているみたいにすいーっと泳いで、お水が綺麗で暖かいとところにお引っ越しすると聞いた。
名前は……忘れちゃったけど!
「グレイス? 何かあったのか?」
「うん! ほら、ロイおにいちゃん。あれ、『泳ぐ花』だよ!」
「花? 水中に? あ……動いてるな」
「動く? 泳ぐ花? もしかして……ナジェフルール!?」
レナさんが突然大きな声を出してかけよって来て、私とロイおにいちゃんはびっくりした。
そんなわたし達を見て、レナさんは恥ずかしそうにごほんと喉を鳴らすと説明を始めた。
「あの花、ナジェフルールは王都で話題だったの! 枯らさずに育てることが出来たら、妖精が遊びに来てくれるって!」
「ようせい? それって絵本に出てくる、あのようせい!?」
確かにおにいちゃんはナジェなんとかと言っていた気がするけど、そんな話は聞かなかった。
妖精なんて素敵!
目を輝かせてレナさんを見ると、レナさんも目をキラキラさせながら私を見た。
「そう! それで妖精に会えると、願いが叶うって言われているの! 中々手に入らないって聞いたけど……この目で見ることが出来るなんて嬉しいわ! 捕ってもいいかしら? あぁ、でも、水中には魔物がいるのよね、どうしよう」
興奮しながら話していたレナさんだったけれど、湖の中が危ないことを思い出してしゅんとした。
わたしも欲しいと思ったけれど、魔物がいるから諦めた方が良いよね。
わたしまでしゅんとしてしまった。
「……よし」
「ロイ?」
レナさんの声で自然と俯いていた顔を上げると、ロイおにいちゃんが服の袖を捲り上げながら湖に近づいていた。
え……まさか、お花を取る気!?
「ロイおにいちゃん!? あぶないよ!」
「大丈夫だって。今、花の近くには魔物はいないと思う。サッと取ってしまうから」
そう言っておにいちゃんが腕を水中に伸ばした瞬間――。
水底で何かがキラリと光った。
「あっ」
おにいちゃんがソレに気づき、小さく声を漏らした時には遅かった。
光ったのは大きな魚型の魔物だった。
魔物だと分かった瞬間には、口を開けた魔物はおにいちゃんの腕を飲み込もうとしていて……。
「……っ」
魔物の生えそろった鋭い牙が、おにいちゃんの腕を捕らえようとしているのが分かったのに……私は何も出来なかった。
おにいちゃんを守るって決めていたのに!
……だめ、後悔している暇はない。
間に合わないことが分かってしまって足が竦んだけど……とにかく動かないと!
無我夢中でおにいちゃんに抱きついた。
せめて水中に落ちてしまわないように……!
これから起きてしまうことが恐ろしくて――おにいちゃんの腕がどうなってしまうか、怖くて目を瞑った瞬間――。
「大丈夫?」
バシャーンという大きな水音と同時に、優しい声が聞こえた。
それは最近とてもよく聞くようになった大好きな声で……。
「あ!」
目を開けると、私と同じ金色の髪がキラキラ光っていた。
「おとうさん!!」
おとうさんはロイおにいちゃんの前に立ち、水中から飛び出してきた魔物を素手で掴んでいた。
口が大きなわたしと同じくらいの大きさの魚は、おとうさんに掴まれ、水中から出されていた。
バタバタと激しくからだをくねらせて動いているけれど、おとうさんは全く気にしていない。
「これは美味しくないから処分」
おとうさんがそう呟くと手にしていた魚の魔物はボッ! と燃えて、一瞬で炭になってしまった。
パンパンと手を叩いて汚れを落とすおとうさんを、ロイおにいちゃんは尻餅をついて見ていた。
あ、ロイおにいちゃんの腕が無事だ!
よかった……おとうさんが助けてくれた!
おとうさん凄い!!
かっこいいなあとおとうさんを見ていると、レナさんも目をキラキラさせながらおとうさんを見ていた。
ふふふ、私のおとうさんは凄いんだから!
「あーあ。湖の中、魔物が沸いちゃってるなあ。また駆除しなきゃ」
「やっぱり。この湖の魔物ってルークが倒してくれていたのか」
「うん?」
おとうさんを見上げながらおにいちゃんがぽつりと呟いた。
笑顔を見せているけど……なんだか悔しそう?
「ルークが旅立ってから魔物が出るようになったから。それまではルークが倒してくれていたのかなって……」
「うん。危ないからね」
「そっかあ。……やっぱりルークは凄いな」
「そんなことないよ。ロイには叱られてばかりだっただろう?」
「そりゃあ、姉ちゃんの言いなりになってたからさあ。……それは今でも変わらないみたいだけど」
「うん。一生そうだと思うよ」
ロイおにいちゃんはお父さんと笑いあっているけれど、やっぱりどこかさみしそう。
どうしたんだろう、おなか痛いのかなあ。
「ロイはどうして水の中に手を伸ばしていたんだ?」
「そのおはながほしかったの」
お父さんの質問に、お花を指差しながらわたしが答えた。
「花? なんだこれ。動いているな」
「泳ぐお花なんだって。おにいちゃんがおしえてくれた」
「へえ。流石エミール! これは水ごと取った方がいいかな…………よし。はい、どうぞ。ゆっくり持ってね」
「わあぁ! すごい! おとうさん、ありがとう!」
おとうさんが水中から手を上げると、お花はわたしの頭くらいの水の球に入っていた。
魔法で水ごと持ち運び出来るようにしてくれたらしい。
受け取ると思ったより重くてびっくりしたけど……不思議できれい!
「ごめんね、もう少し軽くしたかったんだけど魔法の微調整が苦手で。これ以上水を少なくすると花を傷つけちゃいそうだったから。あ、落としたら割れちゃうから気をつけて」
「うん! みてみて~!」
お花をロイおにいちゃんとレナさんに見せる。
レナさんは目をキラキラさせて、少し触らせて欲しいと手を伸ばしてきた。
爪に当たらないように気をつけながらツンツンと突いて、ぷよぷよ揺れるお水とお花に喜んでいる。
ロイおにいちゃんはそんな楽しそうなレナさんをみて笑っていたけど……。
「……そうだよな、花だけ取っても枯らしちゃうよな。飛び出てきた魔物にも何も出来なかったし……ははっ、やっぱりルークは凄いなあ。湖の魔物退治もおれには無理だった」
……うん、やっぱり今日のおにいちゃんは様子がおかしい。
こんなに俯いてしまうなんて……。
なんとかしたい。
ロイおにいちゃんにも楽しくなって欲しい。
そうだ。
楽しそうにしているレナさんを見ていると、ロイおにいちゃんは嬉しそうだった。
レナさんを喜ばせて、ロイおにいちゃんにも喜んで貰おう。
「レナさん、これどうぞ! あげます!」
「え?」
お花をレナさんに差し出した。
欲しかったみたいだから喜んでくれるはず!
……そう思ったのに。
レナさんはちらりとロイおにいちゃんを見ると、首を横に振った。
「ありがとう。でも、これはグレイスちゃんのものよ。……私は、今度見つけたときにロイに取って貰うわ」
そう言うと、ロイおにいちゃんに向けてにっこりと笑った。
「レ、レナ……」
「次に見つけたときはお願いね?」
「……ああ、もちろん!」
二人は照れくさそうに笑い合っている。
おとうさんまで二人を見てにこにこしている。
ロイおにいちゃんが笑顔になったのは嬉しいけれど……わたしはなんだかもやもやする!
「わたしもロイおにいちゃんにとってほしい!」
口を尖らせながら呟くと三人がわたしを見た。
「えっとー……グレイスにはお父さんがいっぱい取ってあげるよ?」
「やだっ。ロイおにいちゃんがいい」
頭をなでなでしてくるおとうさんの手から逃げてロイおにいちゃんの腕にしがみついた。
おとうさんがガーンって悲しそうな顔をしているけど、これはゆずれないの!
ロイおにいちゃんの腕をギュッと抱きしめながらおとうさんを見ると、おとうさんは困った顔をしていた。
ロイおにいちゃんやレナさんとも顔を見合わせていたが……。
おとうさんは何かいいことを思いついたようでパッと笑顔になった。
「グレイス、お父さんとどこかに遊びに行こう! 王都に行こうか? 色んなお店があるんだよ? ロイは彼女と二人で散歩してきたらどうだ?」
「「えっ」」
おとうさんがニコリと笑うと、ロイおにいちゃんとレナさんの顔が赤くなった。
王都の色んなお店は見てみたいけど……ロイおにいちゃんとレナさんが二人で散歩だなんておもしろくない。
「わたしもおさんぽいく!」
「じゃあ、グレイスはお父さんと行こう」
「やだ」
「や、やだ……!? いや、でもね、邪魔しちゃ悪いから……」
「…………え」
おとうさんの一言に私は固まった。
『邪魔』
その言葉が分かった瞬間、わたしの世界が止まり、何も聞こえなくなった。
寒い日にお水をかぶったしまったみたいにからだがびっくりして、ピリピリと痛んで、胸がズキンとして、頭が真っ白になって、目のあたりがジワジワして――。
「わたし、じゃまなの?」
「「「!!」」」
自然と零れたわたしの言葉に、今度は三人が固まった。
「え? あ! 違うよ、そういうことじゃなくてね!」
「じゃ、邪魔じゃないぞ、グレイス!」
「グレイスちゃん、一緒に行きましょうね!」
三人がオロオロしながらわたしに優しくしてくれる。
でもいい。
そんなのいらない。
だって……やっと分かった。
ロイおにいちゃんがずっと困った様に笑っていたのは、わたしが邪魔だったからだ。
「グレイス?」
俯くわたしの顔を覗き込んでくるおとうさんに、お花を乱暴に渡した。
「わっ! グレイス!?」
お花の球がおとうさんの手からすべり落ち、地面で割れた。
ばしゃっと水が跳ね、慌てる三人から目を反らすと走り出した。
「おとうさんのばかー!」
おとうさんが悪いんじゃないのは分かっている。
悪いのはわたし。
でも……おとうさんのせいにしないと我慢出来なかった。
おとうさんがわたしの名前を呼んでいるのが聞こえたけど、逃げるように思いっきり走った。
わたしは村の男の子達の誰よりも足が速い。
すぐに三人は見えなくなった。
勇者のおとうさんには勝てないかもしれないけど、おとうさんは追いかけてこないみたいで振り返っても姿はなかった。
しばらく歩いたけれど、やっぱり追いかけてくる気配はない。
おうちに帰ったのかなあ。
おとうさんにも、おとうさんに話を聞いたおかあさんにも会いたくなくて、村の外をまだうろうろしている。
魔物が出ない、出てもすぐ分かる木の少ない野原を進む。
「はあ……」
やっぱり、ロイおにいちゃんはレナさんが好きなのかなあ。
わたしの方がレナさんよりもロイおにいちゃんが大好きなのになあ。
足が段々重くなる。
頭も重くて下を向く。
とぼとぼと歩いていた足はとうとう止まってしまった。
動けなくなると、じわっとまた涙が出てきそうになった。
その時――強い風が吹いて、長い草が倒れるようにしなった。
わたしの髪もぐちゃぐちゃになって流れる。
「……レ……ス……グレイス!」
「うん?」
顔にかかる髪が邪魔で、手で避けながら声が聞こえた方――上を見た。
太陽の光で見えないけれど、それがなにかすぐに分かった。
おにいちゃんのお友達の火竜だ。
火竜はゆっくりと降りてきた。
大きなからだなのにふわっと着地すると、火竜の背中からおにいちゃんが顔を出した。
「こんなところでどうした? ロイにいは? ひとり?」
おにいちゃんはわたしが村の外にいるときは、いつもロイおにいちゃんと一緒だと知っている。
だから聞いたのだと思うけど……ロイおにいちゃんの名前を出されると、思わず下を向いてしまった。
そのまま黙っていると、おにいちゃんが火竜から降りて来てわたしの手を掴み、火竜の元へと戻った。
「火竜が空のさんぽに連れて行ってくれるって」
「え? おさんぽ?」
火竜の長い尻尾がわたしとおにいちゃんを上手に掴み、背中へと運んだ。
おにいちゃんに手を引かれ、逞しい背中の上に腰を下ろす。
まだわたしは「行く」とは言っていないんだけどなあ。
でも火竜の背中を撫でていると、おとうさんと三人で出かけたとこのことを思い出してわくわくしてきた。
そんなわたしを見て、おにいちゃんが笑った。
「行こうか」
おにいちゃんの言葉を合図に、火竜のからだがどんどん高くなっていく。
前に乗せて貰った時とは違っておとうさんがいないから、落ちないかなあとドキドキしたけど大丈夫だった。
火竜は空を泳ぐようにすいすいと進み始めたけれど、風は全く感じなくて危なくない。
それはそれでちょっと物足りない、なんて思っちゃうけれど。
下を見ると、歩いたことのある森の景色が広がっていた。
いつもは見上げている背の高い木々がこんなに小さく見えるなんて楽しい。
邪魔、なんて言われて悲しくなっていた気持ちも少し治まった
「……おにいちゃん」
横にいるおにいちゃんの顔を見ずに声をかけた。
「うん?」
「あのね……」
おにいちゃんに聞いて欲しかった。
わたしの悲しかったことを。
わたしはいつもおにいちゃんに話をする。
だからいつものように、さっきあったことを全部話した。
「……そりゃあ、邪魔なんじゃない?」
わたしが話し終わると、おにいちゃんは呟いた。
まるでそれが「当たり前」みたいな、そんな顔をしている。
「どうして!?」
その表情にムカムカして、思わず服を引っ張った。
なんでよー!
「ロイにいとレナさんは、おれ達のお父さんとお母さんみたいに好き同士なんだ。そこに他のやつが入っていったら邪魔だろう。そういう嫌なやつのことは『ちちおんな』って言うんだって。お母さんが言ってた。絶対に倒さなきゃいけないって」
「たおす!?」
たおすって……まるで魔物や悪いやつみたいに……!?
「グレイスは『ちちおんな』なんだよ」
おにいちゃんがニヤリと笑った。
「ちがうもん!」
「ちがわないね!」
「わたし、ちちおんなじゃないもん! おにいちゃんのばかー!」
わたし、魔物じゃないもん!
悪いやつじゃないもん!
おにいちゃんの背中をぽかぽか叩いたけれど、「ちょっと強いけど気持ちいいなあ」なんてのんきに呟いている。
おにいちゃんのばかー!
「はあ……あっ」
溜息をつきながら俯くと、さっきいた湖が真下に見えた。
上から見ても湖はキラキラ光って綺麗だった。
「うん?」
湖の近くで、森や湖にはない色のものが動いていた。
それは人で……ロイおにいちゃんとレナさんだった。
「……」
二人は手繋いで歩いていた。
遠くて顔はよく見えないけれど、それでも分かる。
二人はとっても仲良しで……わたしと一緒にいてくれるロイおにいちゃんとは違って見えた。
今の二人は、おとうさんとおかあさんに似ている。
――わたし、ちちおんなだった?
「ん? 火竜? ……え、だってさ。えぇ?」
おにいちゃんが何かブツブツ呟いている。
多分、ガルルと唸っている火竜とお話をしているんだと思う。
……いいなあ、楽しそうで。
わたしは……とっても悲しくて胸が痛い。
俯くと滴がほっぺに流れて、ぽたぽたと火竜の背中に落ちた。
「なんで? おれが悪いの? …………え? グレイス!?」
おにいちゃんがこっち見て驚いたようで、大きな声をだした。
わたしはそれを無視して、火竜の背中をぎゅっと掴んだ。
うぅ、涙が止まらないよ。
「な、泣くなよ」
おにいちゃんがよしよしと頭を撫でてくれる。
嬉しいけど、余計に止まらなくなっちゃう。
「……ごめん。おれがわるかったよ。もう言わないから」
泣きたくなったのは自分がちちおんなだって分かったからで、おにいちゃんが言ってきたからじゃない。
だから、おにいちゃんはあやまらなくてもいい。
分かっているけど、それが言葉にならない。
塞ぎ込んでしまう。
一人で寒いところにいるみたいに、どんどん気持ちが冷たくなる。
ロイおにいちゃんを守るんだって思っていたけれど、そんなのロイおにいちゃんには必要ないんだ。
わたしがいなくていいんだもん。
……もう強くなりたいなんて思わない。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます