第2話 正体

今なんて言いました?舐めれば治る...?昔の人かなにかですか?





...何だろ怖い


紗奈「水森さんごめん、私先帰るね」


信乃「うん......でも帰れるのかな」


は?


帰れるでしょ


と、ドアの方に行こうとしたら部員たちがドアの前に立った


紗奈「あの、帰りたいんですけど...」


部員1「帰ってもいいけど...血を舐めさせてくれるならね」


この人たち頭おかしいのかな...血舐めさせろって言われていいですよなんて言う人いないでしょ


部員2「あーいい匂い」


部員3「甘いいい香り...」


血が甘い?いい香り?


この人たちまるで......







紗奈「ヴァンパイア.........」


いや、まさか...


部員4「今頃気付いたの?」


紗奈「この学園の人たち全員...ですか?」


部員5「そうだよ、だってここミチルア学園はヴァンパイアのための学校だもん」


え...そんなことパンフレットに書かれてなかった...


部員6「で、毎年1人だけ人間を入れるの今年は貴女なんだね」


私だけが人間......そんなことありえない...


部員7「いやー今年の餌は上質な餌ですな」


私、餌?


紗奈「水森さん...冗談だよね?この学園全員ヴァンパイアじゃないよね...?」


信乃「......そうだよ」


紗奈「え...」


信乃「今頃気づくとか...」


紗奈「そんな...」


フラッ


やばい目眩が...


でも...このままじゃ......何されるか分かんない...







































































誰か...助けて

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